cottonの山日記

「孤高の人」を読んだのがきっかけでH15年から山にはまっています。

谷川岳主脈縦走

2012-09-16 | 登山





山友お~ちゃんさんの報告を見て俄然行きたくなり,9/15(土曜),
谷川岳主脈を縦走してきました。
実にファンタスティックなコースで大満足でした。そして,久しぶりに
達成感を得ました。お陰様で本日の私の体はボロボロです(^^;)

2:30 水戸スタート
4:45 平標山登山口駐車場着
5:00 平標山登山口駐車場スタート
6:13 松手山(1613.6m)
7:20 平標山(1983.7m)
7:55 仙ノ倉山(2026.2m)
8:35 エビスの大黒ノ頭(1888m)
10:20 万太郎山(1954.1m)
11:05 大障子ノ頭
11:35 小障子ノ頭
12:10 オジカ沢ノ頭
13:10 肩の小屋
15:30 ロープウェー駐車場着
17:52 土合駅発
18:45 越後湯沢駅発
19:25 平標山登山口駐車場着
22:00 水戸着

距離:約21キロ
累積標高上り:2207m
累積標高下り:2506m
標準CT  :13時間50分
今回のCT :10時間30分 (お~ちゃんさんに30分負けてしもうた〈笑〉)




今回のコース。



平標山登山口駐車場をヘッデン点けて5時にスタート。日の出も大分遅くなりました。



7時20分「平標山」に到着。天気予報は,水上「快晴」&湯沢「快晴」
だったので,今日は完璧だぁ~と確信してたのに「スーパーガスガス」。
またまた,やられました。



これは,3/4のBC時の標識。この時はいい天気だったなぁ。



スーパーガスガスで何も見えません。



ここから10キロあるのか。



7時55分「仙ノ倉山」に到着。相変わらず何も見えません。



これは3/29のBC時のもの。この日も良い天気でした。



3/29のBCの時に仙ノ倉山から谷川岳~オジカ沢ノ頭方面を撮影したもの。





エビス大黒避難小屋。と,その中の様子。



8時35分「エビス大黒ノ頭」に到着。



ガスガス継続中。今日は一日中だめだと諦めました。



ここから8キロ。東芝ランプからマツダランプに変わってます。



晴れてれば絶景なんだろうに。



強い風にガスが飛ばされて,やっと景色が見られるように。



尖りは上越のマッターホルンこと「大源太山」です。



トリカブトはあちこちに咲いていましたヨ。





避難小屋。と,その中。谷川岳主脈は幕営禁止となっており,宿泊はこの
避難小屋を利用します。決して立派ではありませんが雪にも負けない頑丈
なつくりです。厳冬期には助かるだろうなぁ。ちなみに,今回のコースは,
通常「1泊2日」で計画するので,稜線上では逆コースの5~6人の方と
すれ違いました。



おっとハクサンイチゲが残っていたか。



葉っぱも少し色づき始めたようです。



10時20分「万太郎山」に到着。



「本日の私」。風が強く,半袖+長袖+レインウエアを着ています。



あと4.5キロ。



おぉ~,大分見えるようになってきたぞぉ。



真ん中の稜線は谷川岳から一ノ倉岳,茂倉岳を経由して土樽駅へ続く稜線です。



11時5分「大障子ノ頭」に到着。



ガスよもっと空高く飛んでしまえ。



延々と続く笹の道。



草紅葉。



大障子ノ頭から小障子ノ頭あたりは標高が低く,一番ガスがありませんでした。



避難小屋はいっぱいあります。奥の雲に隠れているでっかい山は
「オジカ沢ノ頭」です。この登りはなかなか辛かった。



笹が本当に綺麗。



まだまだ遠い「オジカ沢ノ頭」。



雲がじゃまだなぁ。



雪が積もればどこでもひゃっほ~できそう。



素敵な稜線でしょう。



11時35分「小障子ノ頭」に到着。



「オジカ沢ノ頭」までもう少し。ガンバ!!!



ちょっと花休憩。



振り返れば「万太郎山」があんなに遠くに。



12時10分「オジカ沢ノ頭」に到着。



紅葉みっけ。



あと1キロ。





真ん中に肩の小屋を発見。もう少しだぁ,頑張れ。



中央が一ノ倉岳。左が茂倉岳。その中間から反対側に日本とは思えない
ロケーションの芝倉沢があり,私は過去2回滑りました。ちなみに,
1回目,左膝靱帯損傷で全治1ヶ月。



西黒尾根を下ります。



中央左は朝日岳。右は白毛門。



マチガ沢と奥は東尾根。東尾根の奥には,かの有名なロッククライミング
のメッカ「一ノ倉沢」があります。



15時25分,無事西黒尾根登山口に下山。



土合駅。ここで電車を2時間近く待ちました。



長岡行き17時52分に乗ります。



下りホームへは有名な486段の階段を下りて行きます。



階段はこんな感じ。



電車到着。越後湯沢駅まで行き,そこからバスに乗り換えて,車を停めた
「平標山登山口駐車場」に着いたのは19時25分。下山してから約4時間経過。


【総括】
今回一番良かったのは,土合駅ホームへのアプローチが「下り」だったこと(^^;)
このコース,今度は残雪期にまた歩いてみたいと思います(^_^)v


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妙高山

2012-09-11 | 登山


89歳で他界した義父の49日が9/8(土)に無事終わったので(特に活動を自粛していた訳ではないのですが・・・,近くの低山は暑いし・・・),9/9(日)56歳の誕生日に新潟の「妙高山」を日帰りで登ってきました。

2:30水戸スタート
5:30赤倉観光ホテル近くの駐車場着
6:00登山開始
9:20妙高山(2454m)山頂到着
10:20下山開始
12:40駐車場着
14:00温泉で汗を流しスタート
17:00自宅着

登り → 昭文社の地図標準CT 6:00のところ3:20
下り → 昭文社の地図標準CT 4:00のところ2:20

約2ヶ月ぶりの登山なのに,自分で言うのもなんなんですが,こんなに速くていいの? 昭文社の標準CTは間違っていないの?? と思い調べたら,昭文社の標準CTは次の3条件で設定されていることを初めて知りました。
 ①40~50歳代の登山経験者 が
 ②2~5人のパーティ で
 ③山小屋利用のザックを背負って 

②③の条件をマイナスしても,登り55%,下り58%という結果。56歳になったGGはまだまだ元気そうです(^_^)v




計画では燕温泉から登ろうと思ったのですが,近くまで行ったら,「この先,落石により通行止め」の標識。またしても事前チェックが甘かった!!! 言い訳 → 登る山を決めたのは,起きて天気予報をチェックした当日の2時だったので・・・ブツブツ。てな訳で,急遽,登山口を赤倉観光ホテルに変更。ちなみに標準CTは1時間20分のプラス。


最初はススキいっぱいの赤倉観光スキー場のゲレンデ内を登ります。日本で一番古いスキー場みたいですね。


一部はゲレンデ内の舗装道路も歩きました。


赤倉登山道をしばし登ると,妙高山の山頂(中央左)が小さく見えてきました。


スタートして1時間35分後「大谷ヒュッテ」に到着。木造の古い避難小屋ですが,部屋の中は改修されていて,とても綺麗でした。


大谷ヒュッテから少し登ったところからの景色。左は外輪山の赤倉山の一部で,真ん中の崩壊しているところから噴煙がモクモク上がってました。


燕温泉からのコースと「天狗堂」にて合流。


昼間の花火(^_^)v


「ここは光善寺池」の上は妙高山のゆるキャラでしょうか?


南東を見下ろすと「野尻湖」が見えました。




鎖場は鎖無しでも登れる程度です。でも,秋の紅葉時期はここで大渋滞なんでしょうね。


頂上付近は岩岩。雲が多くなってきたぞ。


南方面には200名山の黒姫山2053mが見えます。右には高妻山・乙妻山が見えるはずなんですが雲の奧(涙)。




トリカブトの群落。


西方面。この方角には火打山や北アルプスが見えるはずなんですが雲の中(涙)。


「妙高大神」に到着。ここは妙高山最高地点と書いてあります。


○高山大神。上が折れてて残念。


妙高大神付近の様子です。北側は雲で良く見えません。


山頂にて「本日の私」


登りの途中は展望スッキリだったのですが,徐々に雲が上がってきて,唯一見えるのは「野尻湖」だけになってしまいました。残念。


頂上で1時間まったりして下山開始。途中で紅葉したナナカマドを見かけました。秋はもうすぐそこまで。

ここでとっても重要なお知らせがあります。事前チェックが甘かったのは道路だけじゃなく,なんとなんとなんと,私は最高地点(南峰2454m)を山頂と思い込み,本当の山頂(北峰2445.9m)は登らないでしまったのです。これが本当の「シマッタ(涙)」。

【お花】






























【総括】
・最高地点からの展望が得られなかったのはとっても寂しい。
・事前チェックが甘くて頂上まで行かなかったのはもっと寂しい。普通,最高地点が山頂でしょう。百名山47座目は認めてもらえないかな?
・やっぱり事前チェックは大切。反省。

【おまけ】
・9/12(水)夕方,水戸市内の某ホテルにて80歳でエベレストの「三浦雄一郎」講演会があるので,女房と一緒に聴きに行く予定です。

ポチしてくれると嬉しいな^^
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