cottonの山日記

「孤高の人」を読んだのがきっかけでH15年から山にはまっています。

2016_0827 人間ドック対策「奥久慈アルプス縦走」

2016-08-28 | 登山
9/1は人間ドック。
体調悪く山登っていなかったH26の腹囲は89.5cm。去年は6月から8月までに10日間登山(新穂高~双六小屋,燕岳,権化岳,岩手山,乗鞍岳,穂高~槍,井戸沢,中ノ沢)してたので,腹囲はドックの看護師さんもビックリの77.5cm。マイナス12cmです。ところが今年は井戸沢と白毛門沢の2つだけなので,現在,私の腹囲はポンポコリン(^^;) ちなみに中性脂肪はH26→108,H27→57でした。

そこで,こりゃ~何とかしなくちゃいかんなと思い,少しでもお腹の脂肪を燃焼させて腹囲を85cm未満にもっていかねばと,少し手遅れかもしれないが人間ドック緊急対策として奥久慈アルプスを縦走してきました。


◆車で水郡線の西金駅まで行き,5時40分にスタート。5:40


◆今回のコースは,西金駅~奥久慈男体山~縦走~袋田の滝~袋田駅~電車で西金駅に戻るというもので,距離は16km,標準CTは7時間。5:41


◆車道を約1時間歩いて,奥久慈男体山の登山口に到着。男体山の頂上はガスの中。天気は曇り時々小雨。今回は目的が脂肪燃焼なので景色は悪くても問題無しと割り切ってます。6:44


◆最初は鬱蒼とした森の中を登っていきます。6:55


◆駅から歩いてきて約2時間。最初の休憩です。実は私はスモーカーで,ザックの手前にある白く写っているものはタッパーに入った煙草。折れないし,沢登りでも濡れません。私にとっては,なかなかの優れものです。7:37


◆休憩ポイントで撮影。ウエストバックでお腹は絞られていますが,外すとポンポコリンなのです。7:40


◆2時間30分で奥久慈男体山に到着。頂上からはガスで何も見えません。8:10


◆この日は気温が低く,頂上にあった寒暖計は19℃を示していました。8:11


◆山頂にて。8:14


◆後は,袋田の滝まで長時間の縦走です。尾根ばかりでなく,中腹のアップダウンが多く,なかなか歩き応えがあります。8:35


◆この前の台風の影響でしょうか,樹木が根こそぎというか土ごと剥がされていました。8:59


◆途中から見た袋田温泉方面の景色。10:16


◆月居城跡。11:02


◆袋田の滝の上部。袋田の滝は4段の滝として有名ですが,この辺は1段目あたりかな。11:34


◆袋田の滝を下から。雨が続いたので水量は多いです。沢登りでも,さすがにこの滝は直登出来ませんね。11:40


◆袋田の駅に到着。距離16km,標準CT7時間のところ,休憩込みで6時間18分。まあまあでしょうか。12:22


◆水郡線は単線。この電車で2区間乗ります。ちなみに「Suica」は使えません。12:41


◆振り出しの西金駅に到着。12:52



◎距離16km,歩行時間6時間18分。果たして効果は如何に。結果は,9/1の人間ドックの結果を待って発表します。ちなみに,この日は車で水戸に戻り,スーパー銭湯のサウナで3回汗かいて,帰宅後,美味しくビールを3本飲んでしまいました。これがいけないのは分かっちゃいるけど,美味いんだよなぁ(^_^)v


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危機一髪

2016-08-10 | 登山
◆平成28年8月9日(火),沢登り10年やっているすがやんガイド(左)&Nobさん(右)と3人で谷川岳の北に位置する白樺沢を登る予定で,白毛門登山口駐車場に5時30分に集合。天気予報は曇りのち晴れだが,谷川岳方面はなんかおかしい。黒っぽい雲がかかり,今にも雨が降り出しそう。Nobさんがスマホで雨雲情報を見てみると,なんと谷川岳上空だけに雨雲が乗っかっているじゃないか。なんてこった。どうすると3者協議した結果,沢は無理だとしても,とりあえず入渓地点の武能沢あたりまで行ってみようということになり,イマイチ気合いが入らない山行がスタートしたのでありました。6:00


◆平坦な道を歩く私(左)とすがやん。この道は今こそ登山者しか歩きませんが,昔は群馬から新潟に抜ける重要な街道だったのです。6:28


◆谷川岳と湯桧曽川周辺の地図。目的の白樺沢は湯桧曽川沿いに北上し,赤倉沢の先に位置します。6:30


◆道はマチガ沢,一ノ倉沢,幽ノ沢,芝倉沢を徒渉しながら進みます。○○沢を渡る私とすがやん。もうこの頃は,小雨が本降りとなり体はびしょびしょ。6:49


◆雨の中,約3キロ歩いてきました。これじゃシャワークライミングじゃなくシャワーハイキングだね(^^;)6:55


◆谷川岳方面はガスガスです。一ノ倉岳と烏帽子岩でしょうか?7:29


◆水量の少ない芝倉沢をなんなく徒渉。7:29


◆このちょっと先まで歩いていたら,すがやんが「この天気じゃ入渓地点まで行ってもしょうがないから戻りましょう」と提案。そして,今,徒渉してきた芝倉沢をすがやんとNobさんが渡ろうとした瞬間,最後尾にいた私は「あ,危ない。戻れ,鉄砲水だ!!」と必死に叫びました。約50cm程度の高さの津波がもの凄いスピードで押し寄せてきたのです。ほんと危機一髪でした。もし沢の中にいたら,間違いなく流されていたことでしょう。7:35


◆激流と化した芝倉沢。もの凄い勢いです。7:50


◆徒渉地点から下流を見たところ。これじゃ渡れないな。何かいい方法ある?とすがやんに訊いたら,30mロープは持参しているので,まずスリングを木か岩に巻き付け,そこにロープの端をカラビナ等で結びつけ,一方の端を渡る人のハーネスに結び激流沢を渡り,もし途中で流されたらロープを引っ張り何とかするというものでした。しかし,この作戦は実行せず,しばらく待って水量が減るのを待とうということになりました。7:50


◆すがやんが持っていたツェルトを張り,簡易テントのできあがり。体が濡れているので,体温低下を防ぐためにレインウエアーを着るようすがやんの指示。それでもすがやんは寒くて,何か着る物持ってない?と訊いたら,なんとNobさんが薄手のダウンジャケットを持っていたのです。夏でもダウンを持ち歩くNobさん,流石です。テントの中ですが,今日はNobシェフの料理はありません。10:26


◆お世話になったツェルト。結局3時間待ちました。10:29


◆大分水量は少なくなってきたものの,最初に徒渉した時と比較するとまだまだ多いです。10:30


◆すがやんから,さあ渡っちゃいましょうと指示があり,水量が少なそうな地点を選択。3人横になりスクラム組んで体を上流に向け,カニの横ばいのように少しずつ進みました。スクラム組めば,ひとり転びそうになってもなんとかヘルプできるのです。この辺は,さすがこの道10年のガイドすがやん先生。10:47


◆駐車場に向かう途中,ある看板を発見。「この先,鉄砲水多発河川!! 黒い雲が出てきたら河川から離れましょう。」と・・・。行くときは注意散漫で見なかった。反省。11:21



◎11:48駐車場着。いやはや貴重な経験をしました。経験だからいいものの,流されていたらどうなったことか。雨の日は沢がある道も入ってはいけません。白樺沢は快晴の時にリベンジしましょう!!


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