
2年間山から遠ざかっていましたが,体調が快復しつつあり,遠征リハという位置づけで山形県の月山に登りそして滑って来ました。果たして,吉田神社88段階段トレ(毎日40往復)の成果は・・・・?
2:30水戸自宅発
5:50月山姥沢駐車場
8:00リフト始発
8:20リフト上駅から山スキー登山開始
10:50月山頂上(登り2時間30分)
11:30月山東斜面にドロップイン
12:30登り返して月山頂上に到着
13:00下山開始
14:40駐車場着(下り1時間40分)
15:30駐車場発
19:40水戸自宅着(往復723km)
2年振りの登山になぜ月山を選んだかというと,①過去2回山スキーで登っていること,②夏道で登りが約2時間と手軽なこと,③どうしても山スキーがしたかったこと,が理由でした。
水戸の自宅を2時30分にスタート。常磐道~磐越道~東北道~山形道とひた走り,ガソリンが少なくなってきたので寒河江パーキングに寄ったら,なんと朝早すぎてまだ始業前。5時50分に月山スキー場の姥沢駐車場に到着。既に数十台の車が駐まってました。リフトは8時からなので約2時間の余裕あり(^^;)
○駐車場から撮影した月山スキー場のモーグルバーン

○久しぶりに見たブナの新緑

8時のリフト始発に乗車し,約10分でリフト上駅へ。スキー板にシールを貼り付けいざ登山開始。ほとんどの人はゲレンデスキーで,月山に向かったのは私がトップ。2年間のブランクがあるので,シールで登ろうとしても,なんか逆滑りそうで不安がいっぱい。でも,5分位登ったら,登りの感覚が戻ってきました。
天気予報は晴れなのに,月山は黒い雲の中で方向が確認できず。過去2回の記憶で,牛首方面を目指します。でも,ブランクが原因で不安いっぱい。
牛首にはトップで到着。しかし,ここで問題発生。月山頂上付近には既に雪はなく,夏道付近に稜線へ続く雪斜面が2つ登場。GPSで確認したものの,雪が稜線近くまで残っている右斜面を選択し(登山者のトレース有り)登り詰めると,なんとそこには夏道が無く藪斜面の連続。ここで改めてGPSを確認したら,完全に間違っていたことを確認。なんてこった。これもブランクが原因か。東斜面は後から登ってきた人達がぞくぞくと登り,既に稜線に到着している方も発見。精神的には大きなダメージだが,諦めて,ここで小休止を決定。原則通り,間違ったら戻るに基づき,シールをはがして少しだけ滑降。そしてまたシールを装着し,雪に隠れた夏道を登る。
この日は,天気良し,5月も中旬,ということで,夏ズボン,半袖Tシャツ,薄いフリースにレインウエアーの格好。ところが,天気は良いものの,西からの冷たい強風が体感温度を下げ,とても寒いこと寒いこと。雪が無くなった夏道では,ザックに括り付けたスキー板に強風が吹き付け,煽られてよろめくこと数十回。登山靴とは違い,スキーブーツはとても歩きにくい。何回も休みながらやっとのことで頂上に到着。夏道約2時間のコースだが,2時間30分かかってしまった(コースミスの30分を考慮すれば予定どおりの2時間)。階段トレで脚力は鍛えたものの,2年振りの登山は,いやはや疲れた疲れた。登山ってこんなに疲れるものだったかと過去の記憶と比較するが,やはりブランクが大きいようだ。
○頂上へ続く夏道で撮った朝日連峰方面

○同じく牛首と姥ケ岳方面

○頂上にある月山神社

○頂上から見た西方面の山々

○頂上で40分休憩し,シールをはがして,広大に拡がる月山東斜面にドロップイン。これまた2年間のブランクで,スキー滑降に不安がいっぱい。でも2~3回ターンしたら感覚が戻り,なんとか転倒せずに滑ることが出来ました。よしよし。
写真は滑降終了地点で東斜面を撮ったもの。私以外,滑っていた人はなんと2人だけでした。ここにはリフトは無いので,滑った分だけ登り返すことになります。これが辛い。

○帰ってきたウルトラマン。東斜面は風が無く,暑いくらいでした。滑降は約5分程度ですが,登り返しは約50分。これまた辛かった。

またまた頂上で30分休憩し(過去2回目の時は東斜面を3回滑降し登り返したのだが,今回はその元気は全く無し。),13時に下山開始。強風の夏道で転倒して怪我しないよう,それだけ注意して,ゆっくりゆっくり下山。そして登ってきた西斜面にドロップイン。東斜面で勘を取り戻したので,眺望を堪能しながら,今度は「ひゃっほ~」の連続(^_^)v
14時40分に無事駐車場に到着。疲れた疲れた。
感想 → やっぱり山はイイネ!! ただ,これだけ。
成果 → たかだか2時間の登りが,こんなに辛かったかと思うと,ぎりぎり60点で合格(^^;)
○動画編です。最後に月山の写真を入れたかったなぁ。編集は50点(^^;)
2015 0517月山

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