≪カレンダー≫ ひこ 田中 著
内容紹介
わたしのいなかったむかしがあって、わたしたちのいるいまがあって、たぶん、わたしのいるこれからがある。
私、時国翼は13歳の女の子。両親は私がまだ赤ちゃんだった時に二人とも事故で死んでしまった。
だから、二人のことはなーんも覚えてない。今、私はばあと一緒に暮らしてる。
じいはというと、ばあと離婚して家を出て行って、老人ホームで暮らしながら大学の工学部で教えてます。
中1の夏休み、ばあが一人旅に出かけて留守の間に、私は行き倒れのカップルを拾った。
気がついたら、みんな名字の違う奇妙な家族ができあがってた。
前作『お引越し』の主人公レンコと同じく、優れた観察者である翼の目を通して、
京都を舞台に、現在、過去、未来、老若男女、生者も死者も入り交じり、家族について、そして、ひととひととのつながりの面白さ、
不思議さについてみずみずしい筆致で描かれた傑作が、『お引越し』に続き、奈良美智の装画を得て甦ります。
≪四十九日のレシピ≫ 伊吹 有喜 著
内容(「BOOK」データベースより)
妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。
そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。
乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。
最初に読んだのは、プー横丁から届いた≪カレンダー≫ 良かったんですよぉ~このお話しが(^^)/
一般的にいうと乳児の時に孤児となった、現在13歳の翼。この本を読むと13歳だった自分がパァ~と浮かんでくる。
2度読みしちゃいました。また挿絵が大スキな奈良美智さん(*^。^*) また、時間をおいて読み返したい1冊となりました。
続いては、ずっと読みたかった≪四十九日のレシピ≫。コロッケサンドからソースが包んだハンカチから染み出ていたから怒鳴った良平さん。
その日、突然妻乙美さんは亡くなってしまった。生きる気力も失せた良平さんの元にやってきたのはイモトという摩訶不思議な女の子。
こちらも2度読み。。。2度目は最後の方で大泣きしてしまいました。
出てくる、料理のレシピも美味しそう~~~そして、自分の死後のこともちょっぴり考えてしまいました。
月10冊読むことを目標にしているwaniko~1週間に大体3冊読んでいるので目標は達成!
しかし…報告が間に合わない(-_-;)
そして、図書館の本の場合返却してしまうと…いつ読んだのか、内容も定かではなくなる
そういったことがないように!と始めたブログの読書報告なんですが。。。
難しい
しっかり時間を作って、本の整理しなくてはいけないと反省したwanikoなのでした
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