28年後越しで読むことが出来るようになった本です。
片岡廣子 新編≪燈火節≫ 月曜社
エッセーなるものに初めて触れたのは、熊井明子さん…この夢もようのタピストリーはファッション雑誌 ノンノに'77年9/20号~'79年5/20号までの連載ものです。タピストリー、ラベンダー、ポプリ、美味しい紅茶、赤毛のアンのことなど… ノンノは妹が買っていたので、wanikoも見ていて。。。
1冊の本になったのは1979年10月、wanikoがこの本を買ったのは1980年の冬のこと、、妊娠中で読書が楽しみだった頃。
本屋さんで≪虹を織る日々≫を1981年の夏に購入…この頃はKYONちゃんの育児に必死、友人少ない頃で。。まとまった時間が取れないのでエッセーや短編集を読んでいたのです。
この虹を織る日々と言う題名の由来が熊井明子さんが敬愛する片岡廣子さんの随筆集「燈火節」暮しの手帖社と… ずっ~と古本屋さんなど探していたのですが、見つからず・・・ネット検索してもやはり絶版と・・・で~忘れていたのですが
ブログの読書好きな方を訪問したところ 熊井さんのエッセーを紹介していて、、さらに片岡さんの本が出版社が変わって出版されてる情報が♪ もちろん即注文♪
或る國のこよみ
はじめに生まれたのは歓びの靈である、この新しい年をよろこべ!
1月 靈はまだ目がさめぬ
2月 虹を織る
3月 雨の中を微笑する
4月 白と綠の衣を着る
5月 世界の靑春
6月 壮嚴(さうごん)
7月 二つの世界にゐる
8月 色彩
9月 美を夢みる
10月 溜息する
11月 おとろへる
12月 眠る
ケルトの古い言い伝えかもしれない、とあります。
何故この本が、早読みできないか… それは「旧字かな」なのです。ゆっくり文章の前後を確認にながら、想像力を高めて読まないと漢字が読めません。
1度地下鉄の中で挑戦したのですが、靈と言うこの字が読めない(T_T)通常は霊ですからね…家に戻ってもう一度ページに目をやると なんだ~^^;なんて、、、
≪ケルトの白馬≫を読んでいたので、ケルトの暦かも… 納得 だから手にしたのが今で良かったと思います。
たまに、ゆっくりと行間を読みながら そして、電子辞書と漢語林置いて~字を確かめながら読んでます。