『狐笛のかなた』 上橋 菜穂子著 新潮社 精霊の守人ですっかりファンになったwanikoです♪♪
久しぶりの読書のお話です。1月に購入していたのに読んだのは、なんと3月1日の行きのシャトルバスと飛行機の中で…KYONちゃんの出産&パート&除雪の日々&引越しのお手伝いと1月から、バタバタ・ドタドタと日々過ごすwaniko。
とっても、幻想的なお話に心癒されました。ファンタジーですが、大人も十分楽しめますよ(^O^)/内容は、
小夜は12歳。人の心が聞える≪聞き耳≫の力を亡き母から受け継いだ。
ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐は≪あわい≫に棲む霊狐・野火だった。
隣り合う国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年をめぐり、小夜と野火の、孤独でかなげな愛が燃え上がる…
ひたすらに、真っすぐに、呪いの行方へと駆けていく、二つの魂の物語。
孤独に負けないように育てられた小夜。小夜を育てたばあちゃんの
~取りあげ女は、自ら穢れのなかに手をつけて、赤子をとりあげる。貴いけれど、おそろしい仕事だよ。望まれぬ子を、その世にそっと≪お返し≫することもある…産も死も、あの世に近い。
KYONちゃんのお産に立合ってしまったばかりのwanikoにズンッと響きました。