4か月後には本番を迎える第29回定期演奏会
「シューベルト作曲ミサ曲第6番」
本日は久々に四声揃っての全体練習を行いました。
ベートーヴェンを尊敬していたシューベルトは
ウイーン少年合唱団に所属していたというお話もして下さったマエストロ。
本日も丁寧に指導して下さいましたのでご報告いたします。
お休みされた方はブログを参考に自習されることをお勧めします。
CREDO「信仰宣言」
●修正箇所➡P.61の練習番号M296小節「baptisma」は四分音符で「bap」をしゃべり次の付点二分音符で「tis」をしゃべるように言葉を書き換えて下さい。
●この曲ではブレスの位置が重要です。強弱記号を確実にするため、決めた箇所でブレスをしてください。
- p42~72までの長い「Credo」、p48~50「et in carnatis」はミサ曲の中では最重要、練習番号Gからはキリストが十字架に架けられたことを描き、p52「pass et sepultus」ではキリストが息を引き取る所を描いているので、そのように感じて歌う。そしてp57でキリストの復活を描いている。
- ピアニシモからフォルテッシシモまで振幅の大きい強弱記号で演奏指示が書かれている。強弱記号を一人一人が確実に演奏できるよう楽譜に書き込み、復習お願いします。
- 出だし、ウイーン少年合唱団の少年たちのように清らかな心で演奏始めて下さい。明るく清らかな声で!最初のクレッシェンド&デクレッシェンドは大げさにお願いします。必ず子音『CRE』は前に出すことを忘れないで!
- 強弱記号Pでの歌唱は前に向かって「Pですよ~」と歌う、後ろ向きにならない事が重要。
- 言葉をはっきり聞かせる所を確認➡例えば46ページ91小節バス、「per quem ominia facta 」ははっきり聞かせたい箇所なので、その前の二分音符「sunt」の後でしっかりブレスをしてからこの言葉を言ってほしいのです。
- 「天より下り」と歌うp.47「de scendit coelis」は下降系の音楽で、自然と徐々に音量を下げる。
- 168小節、「Sub pontio」がわかるようにSop&Altは、その前でブレス。長いクレッシェンドで170小節にはfffまで音量を上げる。
- 171小節でキリストが息を引き取る場面がユニゾンになっていて、ppで演奏するが正しい音程で演奏することで、迫力と圧力を感じる演奏となる。
- 184小節も同じく「Sub pontio」がわかるように184小節で必ずブレスをし、長いクレッシェンド。185小節でクレッシェンドのまま歌い切る!そして引き続き長いクレッシェンド。
- 190小節も同じく「Sub pontio」がわかるようにブレス、そして引き続き長いクレッシェンド。
- 192小節カンマでも全パート、ブレスしfffに向かう。
- p57の入りは「Et」「resurexit」を分ける
- そして237小節の「mortuos」ははっきり歌ってください、生と死を歌っているので。
- 452小節の歌い終わりは2拍の中で「is」を言う。
- 練習番号L、「Credo in」で伸びすぎない「Spiritum」はリズム通りに。
- 59ページ終わりの「vivificantem」ははっきり言う
- 273小節からの言葉が多い所、早くしゃべれるように。
- フーガ練習番号Nの前はオケritとなる、練習番号Nからテンポアップ
- 65ページ、378小節全員ブレスをする。
- 69ページ中頃、アルト&テノールの動きが同じでハモッテいるのです。
- 71ページ練習番号Uの前でクレッシェンド。
- 538小節で全員ブレスをして!
- 72ページ、538小節で全パートブレスをし、ラスト2小節を8拍伸ばす。
Sanctus (聖なるかな)
- 8小節目「Sabaoth」のリズム、八分音符「ba」のタイミング合わせて。小節線の中で「th」を言い終える。
- 10小節目終わりで必ず全パートブレスをし、次の音量fffを出せるように。ディミニエンドし小節線の頭まで歌う。
- 8分音符の羅列は軽やかにレッジェーロで。
- この曲のラストはゆっくりしません。
Benedictus(誉むべきかな)
- [全体を聞くと「excelsis」の「sis」が気になります。「スィス」と言えるように意識を。
- ソロが終わり練習番号Aからの合唱出だし、明るい声で歌う。
- 34小節からのデクレッシェンドを忘れないで。
- ソロが終わり練習番号Cからの合唱、Pで歌い始める。
- 50小節のクレッシェンド・デクレッシェンド意識する。ソプラノ52小節はゆっくりな動きで。
- 91小節のデクレッシェンド意識する。ソロ終わり合唱もPで演奏始まる。
- ラスト「osanna」少しゆっくりします。
Agnus Dei (神の子羊)
- 16小節、48小節終わり、いきなりffで演奏。
- 32小節「bis」四分音符は音符の中で「s」短く切る。
- 練習番号Fからソロとの掛け合い、合唱はfで始めPでソロに繋ぎ、ソロがPで始めfで合唱に繋ぐ音楽、邪魔をしない事。
- 100ページに入ったらテンポアップとなる。
- 211、248小節終わりで全パートブレス、244小節からのクレッシェンド意識する。
- 249小節でrit.4つ振りになるので指揮を必ず見て、「cem」の前で全パートブレス。
👇https://s.mypocket.ntt.com/FHWMFT 録音音源です、参考に!!
第29回定期演奏会「シューベルトミサ曲第6番」の
団員募集(舞台経験者)は終了いたしました。
いつもブログをお読み頂きありがとうございます!!
来年こそ良い年になりますように
2022年1月9日から練習が始まります。
1月9日(日)1時半~サンアゼリア企画展示室
4パート揃ってのマエストロ稽古です。
シューベルトの楽譜全てお持ちください。
感染防止にくれぐれも留意し、集合ください。