定期演奏会も近づき仕上げの全体練習の時期となり、気合が入ります。
藤井冴先生に「魔笛終幕僧侶の合唱」「レクイエム№8~終曲№12」をご指導いただきました。
魔笛終幕/僧侶の合唱
Andanteで始まる「汝ら清められた者たち(タミーノ&パミーナ)幸せあれ」
- マエストロから指示のあった音符の長さを守ること、特に音を切る時に注意を。「Dank!!」など。
- 244ページ879小節のアルト、休符を守りで遅れず、次の「Weisheit」子音大事にしゃべる。
- 全パート894小節「Stärke」出遅れない。
- 896小節の八分休符でバテて休まないこと。
- 900小節終わりの小節線では出来るだけ続けて歌って!ノンブレスに。
- 最後の言葉「Kron'」は楽譜を見ず、顔上げて歌えるようにする。
レクイエム
№7.Lacrimosa 涙とともに
- 47ページ25小節アルト、半音階の音に注意。
- 全パート、最後の音が下がらないように!
№8.Domine Jesu 主イエス
- 7小節練習番号Kからの言葉「de」と「poenis」を分けて歌わない事。
- 51ページ30小節バス「in obscurum」はPで歌うが明るく歌い、イ母音 ウ母音の響きを無くさない。
- 52ページ練習番号Oからは言葉の始まり子音はっきり聞こえるようにすることでパートで繋ぐことができる。「Quam」「promisisti」など。
- 59ページソプラノ、練習番号S始まり部分「et semini」は柔らかい音で前に道筋が見えるように歌う。
№9.Hostias 賛美の生贄
- 音の流れの中でしゃべる感じで。
- 57ページ24小節P記号のある所、音色に注意、もっと向こう側に飛んでゆくような感じをもって!
- 練習番号X31小節の「laudis」は「L」をもっとはっきり言う。
- 58ページに入ったところP印あるが、音色が寂しくならない、明るく。
- 練習番号Zは遅く暗くならないように!特にソプラノ49小節「morte」の長い音符が沈まないように。
- 59ページ56小節バス「promisisti」の「mi」は短い音符だが弾んで歌わない!
- 同じく57小節テノール「Abrahae」の「hae」は長さ守って!! 次の言葉「promisisti」を早く言いすぎない。そして58小節「quam olim Abrahae」弾まない!!
- 「quam」ははっきり聞こえてほしい。
№10.Sanctus 聖なるかな
- 最初の言葉「Sanctus」の長い音符は風通しの良い感じに前向きに演奏。「ctus」は着地するのではなく前に行く余力を残す。
№11.Benedictus 祝福されたもの P71からの合唱部分
- 最初に歌い始めるテノール「inexcelsis」の「ex」で音を上げる前に頭の後ろの空間を忘れないように。
- 71ページ2段目のバス「Hosanna」は「やって来ました~」という感じを出す。そっと出ない。
- ソプラノ三段目「Hosanna」の「ミ音」はもっと前向きに!
№12.Agnus Dei 神の子羊
- 75ページ練習番号Nのアルト二段目「sempiternum」の半音階の響き上に!
- 77ページ、弾んで歌わない。1段目、「qui」「num」しっかり発音。
- 65小節「es」四分音符は長めに。
- 69小節目アルト、「dona,dona」響き潜らない、明るい響きで歌って!
- 79ページ80小節「petua」と「luceat」の間にブレスの指示マエストロからありました。
- 81小節アルト「eis」の半音階落とさず、イ母音は口を縦に!
- 82小節Allegroからのバス「cum sanctis」ではのびのび歌い出す。
- 81ページ練習番号Tのバス「æterna」の伸ばす音の「ド音」で頑張りすぎない。
- 練習番号Vでばててくるので、そうならないように。
- 82ページ115小節ソプラノ「cum」は「U」母音を口縦に。
- 84ページ最終音「es」の「E」母音は口を縦に。暗い響きにならないように。
練習時の録音です、参考になさってください👇
https://s.mypocket.ntt.com/FqHJrT
次回 3月14日(日)はマエストロ指導 の全体練習です。
前半A班、後半B班に分かれての練習を行います、体調に注意され、マスク着用でのご来場お願い致します。
「魔笛」「レクイエム」両方の楽譜の準備宜しくお願い致します。