グルメストアフクシマのブログ

男鹿にある大正七年創業の
お肉とお惣菜のお店グルメストアフクシマ
(有)福島肉店スタッフのブログです。

大船渡へ炊き出し フロム男鹿 と東日本大震災で考える事。

2011-04-01 02:30:58 | 2011年震災の記録等
こんにちは、コロッケ・ハンバーグのグルメストアフクシマです。

省吾さんはじめ男鹿の経営者の組織、男鹿青年経営者協議会は
5日火曜日の早朝に岩手県大船渡市の避難所に炊き出しに行きます。
私どもは現地に赴くわけではありませんがお肉に思いをのせ
リーダーに託します。
「お肉」を食べていないとの事でたくさん召しあがって頂こう!と
一人あたり100g計算で600人分の準備を進めてまいりました。
秋田から きりたんぽ鍋 少しでも元気になって笑顔がうまれる事を願っております。
 
物資支援に関してですが
行政や大きな団体のものは現在制限やストップがかかっております。
この背景には仕分けに頑張っている多くの方、ボランティアの方の労力がお察しできます。せっかくの食糧が悪くなり無駄にはしたくない、といった思いでなかなかスムーズには運べていない状況とストップのかかる調整、これらも理解した上で考えねばならないですね、とNHKのアナウンサー、そう思いますがムズムズします。
しかし、今回のような直接支援できる団体やこまわりのきく方の支援が毎日様々なところで行われている事は大きく、温かさを感じます。私のまわりでも県内各地から行って来られた方の報告等も毎日のように見聞きします。
そのような方が全国各地でいるのにもなお届かないところや、非常に厳しい避難生活の状況の報道を見ていると
なんとかしたい!という思いがわきあがる、これはおそらく多くの人がかかえているもどかしさなのだと思いますが「冷静に考え継続的支援をするための自分の足場を固める事も必要だ」という長期復興支援に携わった医師の言葉に同意します。
被災地以外でも、業種によっては間接的被害、風評被害、自粛ムードによる様々なキャンセル等で廃業に追いやられているケースが全国各地であるのも事実です。この自粛ムードとどう向き合うか、私に置き換えた時結局は身近なお客様とどのように向き合うかということでもある商売上のベクトルを明確化したい思いでおりますが、もう少し時間がかかりそうです。
根本的に崩してはならない自然と産業のラインを考えていた人にとっては非常に残念で悔しく悲しい結果です、アシタカヒコがいう「共に生きよう」を深く考え行動することは監督がナウシカの時からもう約30年前からうったえていたことなのに!とジブリ映画が好きな人は思うのではないでしょうか。レイチェルカーソンの沈黙の春も原発には関係なくとも根本的な考え方は基準にするべきではないかと個人的には考えます。皆教科書で学ぶのにそういう世界に入るとそういう考えになってそういうことになってしまうんか、悲しいな、
なんて嘆いてばかりはいられません。もうおわり。
とにかく前向きに!
少しでも早い復興を願い少しでも元気に、少しでも笑顔になって頂けるように、「希望」を与えられるように、というスタンスで微力ながら動いてまいります!