メッツ進撃作戦 ３０

ドイツ軍はマップ北端より第106装甲旅団（1-8）の増援を受ける。

第2ターンドイツ軍移動フェイズ前の状態。

ドイツ軍プレイヤーはユニットの再配置を行った。中央部を1126連隊とウンターフューラーでかため、メッツ守備隊は前進、メッツには106装甲旅団が入る。さらにヘクス0611の第26装甲擲弾兵連隊はモーゼル川にそって4km北上、アメリカ軍の進路をはばむ。

第2ターンドイツ軍戦闘フェイズ。ドイツ軍プレイヤーは攻撃を選択しなかった。

メッツ進撃作戦 ２９

ヘクス0507への攻撃。ダイスロールは6。攻撃に参加したアメリカ軍の2ユニットはそれぞれ1ヘクス後退した。

　

ヘクス0609への攻撃。ダイスロールは3。ドイツ軍ユニットは撤退し、アメリカ軍CCR機甲連隊はモーゼル川を渡った。

　

第2ターンアメリカ軍戦闘フェイズ終了時。

戦線中央で撃退されたものの、北側と南側で前進。チオンヴィル、メッツは目と鼻の先だ。

メッツ進撃作戦 ２８

さて、アメリカ軍プレイヤーはどちらのユニットで追撃をするべきか。

ここは当然第358歩兵連隊を進めるべきである。

357連隊を進めた場合、それが358連隊の進路をじゃまして、次のターンではヘクス0502に攻撃できなくなってしまうからだ。

（こうなる）

メッツ進撃作戦 ２７

第2ターンアメリカ軍移動フェイズ。

アメリカ軍プレイヤーはこのようにユニットを前進させ、３か所で攻勢を行うこととした。

チオンヴィル前面における攻勢は戦力差+7、

地形により2列左へシフト。ダイスロールは2。防御側後退。

ドイツ軍プレイヤーは第1126連隊をヘクス0502へ下がらせた。

メッツ進撃作戦 ２６

さらにドイツ軍プレイヤーはヘクス0808の第38SS装甲擲弾兵連隊をマップ南端から離脱させた。

これでドイツ軍プレイヤーは7VPを得る。このルールは「どこか外の地域の需要に応じ、地図上の部隊をどれだけ増援として送り出せるか」ということであり、ゲームの主要な勝利条件のひとつとなっている。

第1ターンドイツ軍戦闘フェイズ。メッツ前面でアメリカ軍第11歩兵連隊が突出しているが、賢明なドイツ軍プレイヤーはこれに対する攻撃を行わなかった。

確率としては1/6でアメリカ軍ユニットを除去できるが、3/6でメッツ前面の防衛ラインが崩壊してしまうからである。