「優勝争いの圏内にとどまることができたので、いよいよ、プレーオフ進出に必要な選手を買い集める段階だ。バーゲンセールへ出かけるにあたって、肝に銘じている簡単な原則が五つある。
1.たとえ現状でうまく行っていても、改善はつねにプラスになる。現状維持などしょせ ん不可能。懐がさびしいからには長期的改善は無理なので、短期的改善をめざすしかない。てこ入れし続ける必要がある。てこ入れを怠ると、痛い目に遭う。
2.はっきりと必要に迫られてしまったら、すでに手遅れ。条件が悪くても、呑まざるをえなくなる。余裕を持って見送るぶんには、またあとで取り返しがつくが、あせって高い買い物をすると、取り返しがつかない場合がある。(以下略)」
(マイケル・ルイス著『マネー・ボール』第9章「トレードのからくり」より抜粋)
102試合を消化。首位近鉄に4.5ゲーム差を開けられてしまった。
ここから3位西武との3連戦だ。西武の予想先発投手は渡辺久、工藤、石井の順。ロッテは小川、前田、園川。
ロッテの野手陣は深刻な打撃不振にあえいでいる。つぎの試合では初芝(打撃指数230)、ディアズ(打撃指数244)、愛甲(打撃指数231)を休ませてなんとか乗り切りたいところだ。
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