ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

嬉しかったけど、ちょっとビックリ!

2020-02-05 11:29:56 | エッセー

 今朝もとても良いお天気で暖かい。今日10時に退院する夫を病院へ迎えに行く

ため9時前に家を出た。15日は「混声合唱団もぐら」は、東京オペラシティ

の「シニアコーラスTOKYOフェステバル」に友好出演する。

 「魔女の唄」は一度歌っているので大丈夫だが、シューベルトの「鱒」は歌詞が

難しくてなかなか覚えられない。病院へ向かうバスの中、バスを降りてから約10分

歩くので、何とか覚えようと歌詞を持って歩いた。学生時代は暗記力だけはバツグン

で、いつも「一夜漬け」で、まあまあの成績を取っていたのに・・・

 そんな時私は、「ヤッパリ高齢者なので覚えられないのだ」と痛感する。

病室へ行ったら夫は元気で待っていた。すべての手続きを終わったが、2日間の入院

なのに、準備して行った金額より、想定外に高くびっくりした。

我が家はタクシ-で帰ると15分の近さだ、すぐに娘や息子、また心配してくれた友人にも

連絡した。87歳の夫がまた元気で帰ってきてくれたので、ヤッパリ有難く感謝できたし

これなら男性の平均寿命より、10歳以上長生きさせることもきっと可能だと嬉しくなった。

 今夜は「混声合唱団もぐら」のレッスン日、夫を置いて、安心して出かけられる、歌うのは

最高に楽しいし、私はとても幸せだと思っている。「今の気持ちは今日の空と同じで~す!

※見納めにもう一度病院の個室からの景色

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