老化と真摯に向き合う充実感（７）

　☆リンパの流れを刺激する

　前回ご紹介したのは表情筋、顔のつぼ、顔の骨格のイラストだが、これら

を参考にして、ご自分が気になる部分からケアをしては如何だろうか？

表情筋のトレーニングだけで若さを保てるのは限界がある、それを自分で実

しかしそれはある程度の年齢までで、もっと深部からの刺激が必要だと

感じ模索していて、そのとき参考にしたのがこれらのイラストだったが

今回はリンパの刺激についてご紹介するつもりだ。

　体には3つの循環液があるが、それは血液、リンパ液、脳脊髄液だが

顔の老化に関わりがあると感じて、リンパを刺激しその流れをよくする

のが効き目があると知った。でも、その知識が全然ないため、リンパ

専門の機関で勉強しその知識を得て、それを実行したら、思いがけず

自分の「座骨神経痛」のための、右太ももの違和感を解消するのに

役立ち、体は全部繋がっているのだと、妙に感心したことも忘れない。

血液の循環のためには心臓というポンプがあるが、リンパにはそれを

循環させる装置がないので、リンパの流れを良くするのは、運動、深呼吸

をするのも効果的だ。また無論直接刺激するのも良いが、リンパの多く

は皮膚の浅いところにあるので、軽く撫でる程度にすることが大切だ。

　首のたるみが気になる人は、首筋から鎖骨に向かってなでおろすよう

にするのも役立つと思う。私は毎日朝晩の手入れには、必ずリンパの流

れに沿って、軽くマッサージをしているが、同時に静脈マッサージも

行っている。また、入浴時に手足の末端から体の中心に向かって、両手

でやさしくこすり上げるような気持ちで、毎日行うのも習慣だ。

　温度は38・９度で約10分間は行うが、体が温まっているので、リンパ

の流れだけでだけではなく、血液の循環もよくなり、さらにリラックス

効果もあるはず。入浴時は絶好の美容タイムなので、私は長年そう

しているためか、今でも全身がすべすべだ。シャワーでは清涼感は得ら

れるが、癒し効果はゆっくり入浴する方が、絶対に効き目があると思う

ので、「美容、リラックスタイム」のために、ぜひお勧めしたい。