ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

我ながらスゴイと感心したこと

2022-11-20 09:07:47 | エッセー

 引き出しの中から、何とも見苦しい私のドアップの写真が出てきた。

それは53歳の写真だが、東京新聞に掲載された写真で、そのカメラマンは何故か

色々な角度から撮った私の顔写真を何枚もくれた。その取材記事はその頃都内で

活躍していた一般女性10人が選ばれ紹介された記事だった。

 ドアップ写真の私の顔には明らかに目じりや、目の下にシワがあったが、その

写真と現在の自分をじっくり比べて見て、実は大変驚いたのは物凄く昔なのに、今の

方が目じりにシワが少ないし、顔の形も多少変化していた。

 

 これは紛れもない事実だが、自分の年齢をたたき台に「どうしたら見た目を若くできるか」

を長年考え、工夫して実践した結果で、無論整形手術など全くしていない。

 40歳代の前半に自分の老化を感じ、いろいろアンテナを張って学習してそれらを

実践していた。でも、60歳を過ぎる頃から、とても皮膚の表面の「表情筋」だけでは

衰えを防ぐのは不可能だと感じた。いろいろな本を読んだり、講習を受けたり、また

それらを参考にして、工夫し、感覚器を加えた口腔、骨格、頭、首、腕などの刺激

などを毎日実行した結果が現在の私だ。

 顔だけいくらシワがなくても、首、目、口元、姿勢、歩き方、声などすべてが老化する。

私は心身両面の指導者だから、そのための知識、経験も多くトータルで効率良く実行できる。

 最近では高齢の男性も、見た目の若さと美しさを追求するようだが、私は大変良い傾向

だと思う。「キレイに齢を取る」などと軽く言うが、それは実は至難の業だ、でもいろいろ

考え実行すると、それらは顕著に感じられるから、大変遣り甲斐がある。

 年齢なりに疲れやすくはなったが、60歳代より現在の方がずっと体調が良く、どこも痛く

ないし治療も受けていない。ルーツはダンス教師だったので、姿勢や歩き方はきれいでいたい。

 老いに抵抗することなく、それらを共存しつつエキサイティングな毎日、私は享受して

いるのとても嬉しいと改めて感じた。

コメント
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