Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

熱情組曲

2005年04月19日 | Mandolin Life
レヴール・マンドリン・アンサンブル第4回定期演奏会当日まであと10日となりました。 
譜面は貼ったし、弦は換えたし、衣装のスーツはクリーニング済み、準備万端です。 もう本番まで何もやることはありません・・・ってそんなわけありませんから!! 練習しろ>自分

よく他のサイトで見かけるような「演奏会の見所・聴き所」みたいなのをやってみようかと思い立ったり・・・
とりあえず、1曲ずつ「cockatoo私なりに」紹介してみようかなと。

演奏会のオープニングを飾るのは 「熱情組曲」(K.ヴェルキ)です。

「Suite Appassionata」というのをどう訳そうか、メンバー一同喧々諤々揉めに揉めたのですが(ウソです)、「熱情」組曲にしました。 他で演奏されるときもこういう風に日本語表記されることが多いみたいですし。 それをなぜ悩んだかというと、「中野譜庫」からダウンロードした譜面に、正誤表というか、印刷が切れてしまっている部分についての注釈のようなものが付いているのですが、それに ”情熱”って書いてあるんですね。 中野二郎氏の筆跡なのかどうか私には判断付きませんが。

実はこの曲、私が高校生(大学生かな?)の頃、某O妻女子中高マンドリンクラブさまの演奏会で聴きまして、「いつか演奏してみたい」と温めていた曲なのでした。 もう時効ということでお許しいただきたいのですが、MDなんてなかった当時、客席にテレコ(って皆さまわかりますよね?)を持ち込んでマイクを繋いで隠し撮り(隠れませんから・・・笑)してきた録音がいまだに我が家にあります。 何度も聴き直しては「いいなぁ~これ」って思い続けながらも(実際今聴いても素晴らしい演奏です)、学生の頃にはついにその機会がなく、卒業後に参加した社会人団体でもなかなかその機会に恵まれず、ようやく20年近く越しで念願が叶ったのです。 

いわゆる「ツプ・オーケストラ」の形式の曲なんでしょうけど、他の「ツプ」の曲とはちょっとなんだか違う匂いがするような気がします。 あくまでも私の個人的な印象ですけど、ヴェルキさんてあんまり「ツプ」の形式に納得していなかったんじゃないかな?って気がします。 「ツプ」じゃない曲もたくさん書いてますしね。 

本来チェロのない、マンドリン1,2、マンドラ、ギター、コントラバスの編成で演奏される曲で、スコアにもその5パートしかありませんが、今回はチェロパートを加えて演奏します。 上記「中野譜庫」からダウンロードしたファイルにチェロのパート譜が入っていましたので、それを使わせていただきます。

曲中の聴き所はいろいろありますね~ あんまり書くといろんな人にプレッシャーをかけちゃうので書きませんが(笑)
激しかったり、苦しかったり、楽しかったり、荒々しかったり・・・ いろいろな「熱い想い」をお楽しみいただけたらと思います。




先日除草剤をまいたウチの前の「公道(?)」ですが、こんな感じに



なっています。 左が4月6日の状態。 右が今日の様子。 あんまり効かないかな?と思った頼りなさげな除草剤でしたが、ちゃんと順調に枯れています。 一部除草剤がかからなかった部分なのでしょう。 青々としているところがありますが・・・ ホントはここらで火つけちゃえば簡単なんですけどね~ そうもいきませんから。 このまま放っておきます(笑)