俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句031・交信01・川崎展宏
○『「大和」よりヨモツヒラサカスミレサク」』(→川崎展宏03)
○季語(蝶・春)
【鑑賞】:「交信」という俳句の方法です。本来は繋がることができないものと繋がることです。沈没した戦艦大和から「スミレサク」という打電を聴いた作者は、「繋がらなければならない」という歴史的宿命を自覚しているかのようです。