
Masayoshi Takanaka: guitars
Jaquin Livano: guitars
Narada Michel walden: drums
TM Stevens: bass
Sheila Escavado: percussion
Frank Martin: keyboards
1. FAIR WIND,A
2. SAUDADE
3. EONA
4. BREAKIN' LOASE
5. RIDE'EM HIGH
6. CHILL ME OUT
7. NEW YORK STRUT
8. FOREST OF MY HEART,THE
9. MANIFESTATION
1982
「サダージ」と言っていましたが、「サウダージ」ですね。元々はベーシスト(カルメンマキ&OZでも何か弾いていたような・・・)、サディスティック・ミカ・バンドのギターリストとして有名でした。看板のSGをひっさげソロ・デビュー、一世を風靡しましたね。その高中の最高傑作「サダージ」です。
このアルバムはなんと言ってもナラダ・マイケル・ウォルデンのプロデュースとドラム+無名時代のシーラEのパーカッション、そしてそしてT.Mスティーブンスのベース。久しぶりに聞き直して懐かしさ以上に作品の出来を再認識、やっぱり素晴らしいアルバムです。
1曲目 頭のベースの唸り・・・懐かしい。高中独特のギターが明るく伸びやかに(そう伸びるのですね、この人のフレーズは)。とくに上手いギターリストではないのに引き込まれるのは、リフの素晴らしさにあるのでしょうか。この時代の典型的な明るい曲といった感じ。名曲です。
2曲目 タイトル曲はカリビアン(楽器だけか)な名曲。ちょっとマイナーながらこれまたテーマのフレーズが伸びやかに響き渡る。何となく久しぶりに聞くと癒されますね。ギターの掛け合いも個性がはっきりしていて聞きやすい。(最近の馬鹿テクギターは掛け合っても聞き分けることができない・・・いい時代でしたね)
3曲目 ブルージーでスローなため息のような曲。テーマを奏でるギターの音色は切なく甘い。ストリング・キーボードとおきまりのようなシンセとローズの音色、大したこと弾いてないのに何でこんなに引き込まれるのでしょうか。最少のフレーズで泣かせてくれます。
4曲目 この曲は少し歌謡曲っぽい、テーマのフレーズが少し芋っぽいし、チョッパーベースがダサイ。全体に演奏もモッタリとしています。
5曲目 明るくファンキーな曲、脳天気とも言える。街角のお祭り風景。
6曲目 ソウルフル、少しファンキーで黒い音です。女性ボーカルと小粋なリズム、切れ込んでくる高中のギターが素晴らしい。フレーズも素敵ですが、なんと言っても音色。ギターの音色が主張しまくっています。高中節全開・・・単調で少ない音数ですが。
7曲目 この曲はあまり印象に残っていませんでした。他の曲に似た感じだからでしょうか、悪くはないですよ。でも少し単調かな・・・長く感じるし。
8曲目 またまた甘く切ない「癒し」の曲。同じ単調でもこれは心に染みいってきます。若干ギターの音色が変わり泣きモードの素敵な演奏に、素晴らしい。
9曲目 前の曲のエンディングで「タカナカ・・・」とお姉ちゃんのため息が聞こえ、「おっアルバムが終わったか」と言った雰囲気が漂いますが、最後にとっておきの曲が入っています。疾走感あふれるリズム隊とパーカッションの上を高中のギターが駆けめぐる。曲としては実は単調な繰り返し、ベースなどは同じフレーズのリフレイン。ドラムとパーカッションがポイントかな、魅力的なテーマと決めのフレーズ、名曲名演です。実はこの曲が聴きたくてLPを引っぱり出してきたのですが、満足満足!!
ジャパニーズ・フュージョンの中でも高中と増尾は他のフュージョンバンドとは何となく違った印象がありました。当然「ギターリストのソロアルバム」と言う括りですので違って当たり前ですが、音楽的な個性(日本人的というか何となくあか抜けない・・・とくに高中はルックスが・・・)と言うか、人間性が音楽にダイレクトに表れていたように感じます。なんてね・・・
Jaquin Livano: guitars
Narada Michel walden: drums
TM Stevens: bass
Sheila Escavado: percussion
Frank Martin: keyboards
1. FAIR WIND,A
2. SAUDADE
3. EONA
4. BREAKIN' LOASE
5. RIDE'EM HIGH
6. CHILL ME OUT
7. NEW YORK STRUT
8. FOREST OF MY HEART,THE
9. MANIFESTATION
1982
「サダージ」と言っていましたが、「サウダージ」ですね。元々はベーシスト(カルメンマキ&OZでも何か弾いていたような・・・)、サディスティック・ミカ・バンドのギターリストとして有名でした。看板のSGをひっさげソロ・デビュー、一世を風靡しましたね。その高中の最高傑作「サダージ」です。
このアルバムはなんと言ってもナラダ・マイケル・ウォルデンのプロデュースとドラム+無名時代のシーラEのパーカッション、そしてそしてT.Mスティーブンスのベース。久しぶりに聞き直して懐かしさ以上に作品の出来を再認識、やっぱり素晴らしいアルバムです。
1曲目 頭のベースの唸り・・・懐かしい。高中独特のギターが明るく伸びやかに(そう伸びるのですね、この人のフレーズは)。とくに上手いギターリストではないのに引き込まれるのは、リフの素晴らしさにあるのでしょうか。この時代の典型的な明るい曲といった感じ。名曲です。
2曲目 タイトル曲はカリビアン(楽器だけか)な名曲。ちょっとマイナーながらこれまたテーマのフレーズが伸びやかに響き渡る。何となく久しぶりに聞くと癒されますね。ギターの掛け合いも個性がはっきりしていて聞きやすい。(最近の馬鹿テクギターは掛け合っても聞き分けることができない・・・いい時代でしたね)
3曲目 ブルージーでスローなため息のような曲。テーマを奏でるギターの音色は切なく甘い。ストリング・キーボードとおきまりのようなシンセとローズの音色、大したこと弾いてないのに何でこんなに引き込まれるのでしょうか。最少のフレーズで泣かせてくれます。
4曲目 この曲は少し歌謡曲っぽい、テーマのフレーズが少し芋っぽいし、チョッパーベースがダサイ。全体に演奏もモッタリとしています。
5曲目 明るくファンキーな曲、脳天気とも言える。街角のお祭り風景。
6曲目 ソウルフル、少しファンキーで黒い音です。女性ボーカルと小粋なリズム、切れ込んでくる高中のギターが素晴らしい。フレーズも素敵ですが、なんと言っても音色。ギターの音色が主張しまくっています。高中節全開・・・単調で少ない音数ですが。
7曲目 この曲はあまり印象に残っていませんでした。他の曲に似た感じだからでしょうか、悪くはないですよ。でも少し単調かな・・・長く感じるし。
8曲目 またまた甘く切ない「癒し」の曲。同じ単調でもこれは心に染みいってきます。若干ギターの音色が変わり泣きモードの素敵な演奏に、素晴らしい。
9曲目 前の曲のエンディングで「タカナカ・・・」とお姉ちゃんのため息が聞こえ、「おっアルバムが終わったか」と言った雰囲気が漂いますが、最後にとっておきの曲が入っています。疾走感あふれるリズム隊とパーカッションの上を高中のギターが駆けめぐる。曲としては実は単調な繰り返し、ベースなどは同じフレーズのリフレイン。ドラムとパーカッションがポイントかな、魅力的なテーマと決めのフレーズ、名曲名演です。実はこの曲が聴きたくてLPを引っぱり出してきたのですが、満足満足!!
ジャパニーズ・フュージョンの中でも高中と増尾は他のフュージョンバンドとは何となく違った印象がありました。当然「ギターリストのソロアルバム」と言う括りですので違って当たり前ですが、音楽的な個性(日本人的というか何となくあか抜けない・・・とくに高中はルックスが・・・)と言うか、人間性が音楽にダイレクトに表れていたように感じます。なんてね・・・
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