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軽音楽談話室(廃屋)

「琥珀色に魅入られてしまった人生・・」

浚渫(Salvage) / Panta

2009-12-18 02:00:00 | 音楽
PANTA : Vocal
中谷宏道 : Bass, Cho
鈴木匠 : Guitar
中山努 : Keyboards
西山嘉治 : Drums, Cho

1.429 Street
2.孑子(Bofura)
3.欲望(Desire)
4.素直な気持ちでいられたら ~入り江にてAM4:00~
5.夜霧に消えた青春(Saturday Night Clash)
6.マガジン・アウト(Magazine Out)
7.記憶蒸発(Amnesia)
8.浚渫(Salvage)
9.Good Morning Blues
1983

痛快無比な「429 Street」を聴きたくてアマゾンを覗いたらなんと逆輸入で500円、速購入ボタンを押しました。
自分の今の心情にピッタリかと思いきや、意外と前向きな歌詞内容なので(もっと自暴自棄に暴れまくる曲かと思っていましたが・・・・)少し肩すかし。傷心した心をぶっ飛ばしてもらいたかったのに・・・
「頭脳警察」を知っている人は同世代でも中々いませんでした。ましてやこのブログを覗いてくださる奇特な方には・・・・意外と知っている人が多かったりして。私自身は聴いた事はありますが、特に思い出はありません。パンタについても唯一この作品だけがとても印象に残っています。
当ブログでは大変珍しい「邦楽」それも完全な歌物を味わう事にいたしましょう。

1曲目 ドラムが聞き手を煽る様に跳ね回る痛快なリズム、ギターもリズムを後押しする様な軽快なカッティング、キーボードは厚みのある音色で。ボーカルは「HeyぶっとばそうかBaby」「HeyずっこけようかBaby」「Hey突っ込んでくぜBaby」「HeyけっとばそうかBaby」「Heyぶっ壊そうかBaby」と次々と過激に攻撃的、「どうせなるようになるさ」とは悟りは開けませんが、少しだけ勇気づけられました。何回聞いてもスカッとする名曲。タイトルの由来は聞くも恐ろしい・・・「天皇誕生日にひっかけただけ。遊びだよ。」とは相も変わらずのプロテスト・ソング。
2曲目 この作品サブタイトルがタイトルよりもダイレクトに伝わります。で、この曲は「ボウフラ」、歌詞が素晴らしい
「あれいま 流行なのね いまイチ よくわからなけど そうみたい んでもって そのつまり ニブイのわたしは人1倍 バカみたい」
と女の子口調で世の中を罵倒する曲。演奏はタイトで軽快ですがベースラインがとても個性的。ウネウネと地を這う様な雰囲気が素晴らしい。変拍子ではないのですが、リズムのポイントをずらした効果が表れているかと。
3曲目 「ディザイヤー」響き渡るギターのカッティング、タイトなリズムに軽快なピアノ。韻を踏んだ様な歌詞が特徴かな。歌詞の内容は今一普通。コード中心で弾きまくるピアノが心地良い。ピアノとギターの絡み合いも聞き所。
4曲目 大きな振幅のリズム、ドラムは木製の打楽器を叩いている様な雰囲気。ゆったりとしたスローナンバーを切々と歌うボーカルも魅力的。歌詞の内容は良くある「恋路の果ての傷心」と言った感じ。「Ah 素直な気持ちでいられたら」・・・・そんな事は分かっているけれど、そうは問屋が卸さないのが人間という弱い生き物のサガ。
5曲目 カラフルで煌びやかなイントロからタイトなリズム、完全な歌謡ナンバーです。アイドル歌手(たのきんトリオ・・・古いなぁ・・・その時代しか)が如何にも歌いそうな軽薄(失礼・・)な雰囲気です。何となくパンタとは結びつかないかと思いますが、まあいいか。歌詞がありましたので勝手に張ります。シングルカットされたのかな。
6曲目 レゲエ風でもないし、ゆったりとしたスカスカビート、ボーカルは漂う様な雰囲気で。ムードのある意味深な歌詞かな。気怠い演奏が中々ステキな曲ですね。
7曲目 この曲も好物の一つ。乗りの良いリズムに軽快な歌詞、「おれはだれだ おれはだれなんだ・・・・・」のパターンを変化させて突き進む様が心地良い。「過未無体現世時通」「かみむたいげんせじつう」と族用語の様に歌う意味は何??
8曲目 タイトルナンバーですが、意外と印象に残っていなかったりして・・・・ゆったりとしたリズムに淡々と歌われる歌詞は恋の歌と思いきや、パンタの回りにいる不遇な人達をすくい上げてやりたいと言う気持ちが込められているそうです。海底の泥の中で蠢いている私の心もすくい上げてもらいたいものです・・・・
9曲目 イントロのベースシンセの雰囲気は「物体X」のイントロか何処かのプログレ物・・・本体は全く雰囲気が違います。ピアノの短音が「ピン」と響き渡りギターもシャランと響き渡る。ボーカルは清々しい雰囲気で、確かに朝の雰囲気を醸し出す曲。前向きでポジティブな曲かと思いきや・・・彼女が出て行ったその思い出を懐かしみ少し涙する曲じゃないの。

歌詞をじっくりと噛みしめながら味わう曲は基本的に無理でしたが、「変な歌詞」の曲と軽快なナンバーは大変気に入っています。何だかんだと言っても・・・砕け散った心でも何となく書き上げられる物なんですね。少しだけパンタという接着剤が心の断片を癒着させたのかも知れません。

大体の歌詞がここにありますので興味のある人は是非配信を購入願います。(と宣伝しておけば無断貼り付けも許されるかな・・・)


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