なんとなくビルボードのアルバムチャートの眺めていたらなんとライオネルリッチーが1位だったのでびくりして試聴した後即購入したのがこのアルバム。
最初に抱いた感想は
「・・・ズルイ」
「やったモン勝ち」
「フォロワー出るだろうな」
などなど。
70~80年代の自信のヒット曲をカントリーアレンジでセルフカバー、各曲にケニー・ロジャース、ウィリー・ネルソン、シャニア・トゥエインなどのカントリー界のスーパースター達をフィーチャー、ウォールマートあたりでなんか洋楽でも聴きたいと思ってフラフラしているアメリカのオジサンオバサン狙い撃ちである。
なんたってカントリーのスーパースターが参加しているから彼等に対して「これは普段苦手なソウルじゃなくていつも買っているカントリーなんだ」というなんとも見事な大義名分を与えている。
この企画を考えついた人がグラミーを受賞してもいいぐらいだ。
そして、そんなマーケティング的な戦略を抜きにしてもこのアルバムはよくできている。
実を言うとこれが僕の初ライオネル・リッチーである。
彼の全盛期には1枚もアルバムを買わなかった。
好きな曲も何曲かあったのだけれどなんというかソウル特有の湿ったコテコテ感がどうも苦手だったのだ。このアルバムはおそらく意識してそういう感覚を払拭するように作られている。
お気楽なフィドルはふんだんに入っているし全体的に軽めでアップテンポだ。
コテコテの代表格みたいな[Hello]すらカントリー・ロカバラみたいになっていてしつこくない。
そう、とても聴きやすいのだ。
熱心なファンにとっては複雑だろうが、いままで彼を敬遠していた人にはうってつけのアルバムであり、それが大ヒットしている原因だろう。
この企画、ライオネル・リッチー自身にも第2弾はありそうだし、ダイアナ・ロスあたりで後追い企画が出そうな気もする。
スティービー・ワンダーがやったら悲しいけど、プリンスがやったら間違いなく冗談なのできっと楽しめるだろう。
というかぜひやって。
"Kiss"のカントリーバージョンとか聴いてみたいです(笑)。
Tuskegee 価格:¥ 1,350(税込) 発売日:2012-03-26 |
最初に抱いた感想は
「・・・ズルイ」
「やったモン勝ち」
「フォロワー出るだろうな」
などなど。
70~80年代の自信のヒット曲をカントリーアレンジでセルフカバー、各曲にケニー・ロジャース、ウィリー・ネルソン、シャニア・トゥエインなどのカントリー界のスーパースター達をフィーチャー、ウォールマートあたりでなんか洋楽でも聴きたいと思ってフラフラしているアメリカのオジサンオバサン狙い撃ちである。
なんたってカントリーのスーパースターが参加しているから彼等に対して「これは普段苦手なソウルじゃなくていつも買っているカントリーなんだ」というなんとも見事な大義名分を与えている。
この企画を考えついた人がグラミーを受賞してもいいぐらいだ。
そして、そんなマーケティング的な戦略を抜きにしてもこのアルバムはよくできている。
実を言うとこれが僕の初ライオネル・リッチーである。
彼の全盛期には1枚もアルバムを買わなかった。
好きな曲も何曲かあったのだけれどなんというかソウル特有の湿ったコテコテ感がどうも苦手だったのだ。このアルバムはおそらく意識してそういう感覚を払拭するように作られている。
お気楽なフィドルはふんだんに入っているし全体的に軽めでアップテンポだ。
コテコテの代表格みたいな[Hello]すらカントリー・ロカバラみたいになっていてしつこくない。
そう、とても聴きやすいのだ。
熱心なファンにとっては複雑だろうが、いままで彼を敬遠していた人にはうってつけのアルバムであり、それが大ヒットしている原因だろう。
この企画、ライオネル・リッチー自身にも第2弾はありそうだし、ダイアナ・ロスあたりで後追い企画が出そうな気もする。
スティービー・ワンダーがやったら悲しいけど、プリンスがやったら間違いなく冗談なのできっと楽しめるだろう。
というかぜひやって。
"Kiss"のカントリーバージョンとか聴いてみたいです(笑)。
聴きやすくてスタバでかかっててもおかしくない感じでいいですね。
ホイットニー・ヒューストンもこんな感じのを出してたら、気に入ってたかもしれないなー。