Some People never Know

音楽とかマンガとか好きなことをつれづれと書いてます

フジロック'22_DAY2(0730)

2022-08-08 22:25:26 | 音楽
今回はツアーセンターで用意された民宿への宿泊、会場からシャトルバスで越後湯沢駅に着いた後、宿までの送迎マイクロバスがあるのは実にありがたい。
そして朝は宿から苗場に直行マイクロバスがあるという素晴らしさ。
来年もぜひこのパターンで行きたい。

でもちょっと欠点もある。
宿から出発する時間が9時半だということだ。
10時からピラミッド・ガーデンでテディ・ライリーを見る予定だったのだが、苗場まで40分かかるので絶対開始に間に合わない。
飛ばしちゃおうかとも思ったが今年は「日和らない、逆張りしない」方針で行こうと誓っているので頑張って観に行くことにした。

10時20分頃現地に到着。
うん、じっくり聴くと気持ちよさそうだけどちょっと聴くには退屈な感じ。
次は11時半からヘブンで石橋英子、ここから入場ゲートまで15分なのでヘブンまでは間違いなく30分以上かかる。
宿で朝食は出ないので腹も減っているということでテディ氏には申し訳ないが、早々に見切りをつけて移動開始。



開始時間ギリギリに会場に到着し、本日のお目当ての一組である石橋英子を見る。
暑い、とにかく暑い。
「土砂降りだと思ってセットリスト組んだらまったく天気と合ってない。」と英子さんが自虐ネタに走っちゃうぐらい暑い。

でもライブは相変わらず素晴らしい。
ジムさんは相変わらずキュートだし、山本さんのドラムも相変わらず気持ちよいビート。
そしてなにより曲がよい。
1時間たっぷり堪能いたしました。



そしてこのあとは19時のフォールズまで特に予定を入れていない。
彼等の新譜の国内盤特典が「オンラインイベント参加の抽選エントリー権」だったのでせっかくだからということで申し込んでみたら見事当選。
開催日は後日連絡ということで楽しみにしていたらまさかのフジロック当日だったというわけだ。

これが唯一の来日公演なんだからフジロック会場から参加することになる当選者が少なからずいるであろうことは十分予測できるのになぜこの日程なのか。
まあ、本人達が出ない前日とか翌日にやられるよりはいいんだけど。

現地から参加するにあたり、大事なのはどこから参加するかである。
当然ながらフェスの会場内で静かな場所なんてほとんどない。
さらに雨が降ってきたらイベントどころじゃない。

これを回避する唯一の手段は

・ゴンドラに乗って山頂に行く。

これしかない。

ということで早めに山頂に行ってまったりDJプレイでも聴きながらイベント開始が近くなったら屋根付きレストランに行ってテーブルから参加するというけっこう完璧なプランを立てていた。

受付開始の14時までに山頂に行っておこうと思いちょっと早いかと思ったが13時にゴンドラ乗り場に行ったら想定外の長蛇の列。
おいおい、いつもこんなに混んでたことないじゃんと思ったが、よくよく考えるといままでゴンドラに乗ったのはすべて午前中で、午後に乗るのは今回が初めて。
全然列が進まないので乗るのやめようかとも思ったが1600円もするチケットを買ってしまったので貧乏くさいが並び続けることにする。

1時間経ち14時になってもゴンドラには乗れず、イベントの受付は待機列に並びながら参加する羽目になったのでした。

結局ゴンドラに乗れたのは14時半近くで、山頂に着いたのは15時少し前だった。
レストランで席を確保しようと思ったがゴンドラが長蛇の列だったぐらいだから当然こちらも長蛇の列。
しかたがないので建物の外に出て壁際に座ってイベント参加することにした。
電波状況が良くて静かなのでやはり山頂に来たこと自体は正解だった。

オンラインイベント自体はなかなか楽しかった。
なんたって今日がライブなんだからそりゃ楽しいよ。
予想通り現地からの参加者もいて、電波状態が悪くて途中で落ちたりしているのを見て自分の選択の正しさにちょっとほくそ笑んだりもした。



ただ、帰りのゴンドラも30分以上待ったのでちょっと見たいと思ってたGRAPEVINEはまったく見られませんでした。

グリーンステージではスカパラがスゴい盛り上がりでした。

そしてとうとうフォールズ。
昨日のヴァンパイア・ウィークエンドはまったり寝そべって見たけど今日はアリーナ前方に陣取って観戦。
2020年はチケット買ってたけど中止になっちゃたので期待はかなり高くなっていたが、それを軽々と超えていく凄いライブでした。



ダンサブルなロックの到達点って感じですね。
知ってる曲も知らない曲も同じように響いてくるのはリズム隊がしっかりしていて曲が良いというシンプルだけどとても難しいハードルを確実にクリアしているということなのでしょうね。



ボーカル&ギターのヤニスが観客席に降りてきたときは最高に盛り上がったんですが、柵を跳び越えてツーショットをとっている海外のファンには驚きました。
こういうのは普段からやりなれてないとなかなかできません。




フォールズを最後まで見たのでアーロ・パークスは途中からとなってしまいましたが、その歌声とキュートなダンスに魅了されました。
ずっと見ていたかったのですが、ジャック・ホワイトを最初から見たかったので泣く泣く途中退場しました。
ぜひ単独来日して欲しいですね。



そしてジャック・ホワイト。
ラカンターズで見たときとは全く違って動く動く。こんなにアグレッシブにギター弾きまくる人だったのか。
ステージ前方はマスク着用アルコール禁止なのに全く守らずタバコまで吸うヤツがいたので少々気分は害しましたが、
そんなことはすっ飛ばしてくれる爽快なライブでした。
前方で見ると厄介さんに遭遇する率はどうしても高くなりますが、それを差し引いて余りあるインプレッションを得られるので難しい選択ではありますね。



ラカンターズの"Steady as She goes"もやってくれたし、もちろんラストは"Seven Nation Army"で締めくくる最高のライブでした。

ただ、"Seven Nation Army"のギターの音がレコードと違うのはちょっと残念でした。
まあ全く同じじゃ面白くないってのもあるんでしょうけど。

そしてこのライブはセトリをその場で決めていると知りさらに驚いた次第です。

2日目はここで終了。
フルで見たのは3組だけでしたが、どれも素晴らしかったので後悔はありません。
まあアーロ・パークスをフルで見たかったのとスネイル・メイルを見逃したのはちょっと残念ですが。

フジロック'22_DAY1(0729)

2022-08-06 19:36:47 | 音楽
今年もフジロックに行ってきました。
去年は日本人オンリーでしたが今回はついに洋楽勢復活ということで期待も大きいところ。

本当はちんたらツイッターに書いていきたかったんだけどまだまだコロナも落ち着かないので昨年同様ひっそりとブログにまとめ書きします。
でも書き方はツィッター風にダラダラ行こうかと思います。

朝5時台の小田急線に乗ったはいいが寝入ってしまい、新宿駅でどなたかに起こされる。
こんな時節にありがたいことだ。

越後湯沢に着いたのは8時過ぎ、苗場へ向かうシャトルバスはQR決済は長蛇の列だが現金払いはガラガラだったので待たずに乗れた。
会場に着いてまずはグッズ購入、欲しかったジャックホワイトとフォールズのTシャツを買い、それだけにしておけばいいのにデザインがよかったヴァンパイアウィークエンドのTシャツとトートバッグも買ってしまい早速散財。まあ年1度だから許してくれ。



オアシスエリアで定番の鮎の塩焼きを食す。
これを食べるとフジロックに来た気がするね。
お目当てのステージまで少し時間が合ったので前から食べてみたかったハイジカレーにもトライ。
うん、具も多くて旨いね。人気があるのもよくわかる。



本日最初に見るステージはフィールド・オブ・ヘブンの「踊ってばかりの国」。
バンド名ぐらいしか知らなかったのでダンスバンドだと思ってたけどサイケっぽいロックバンドでした。
オープニングアクトのせいなのかけっこう混んでました。



とにかく暑いので毎年いただくマンゴーかき氷で涼をとる。


同じステージで続けて[KIKAGAKU MOYO]を見る。
海外でも人気があるらしいが、たしかにインストルメンタルロックなら世界強共通だもんな。
それにしても本当に現代のバンドなのか?
まるで1970年代のロックバンドが降臨したかのようなビジュアルとサウンドでした。
年内で活動休止とのことでちょっと残念。


そしてグリーンステージに移動してオリジナル・ラブ。
田島氏はこの暑さの中、白のスーツで実に気合いが入っている。
基本的には24日に中野サンプラザで見たライブの短縮版といった感じだが、フジロック3割増しの法則に習って演者も聴衆もテンション高くて良いライブでした。



ちょっとだけ雨が降ったけどすぐ止んだ。

隣のレッドマーキーに移動して昭和歌謡が大好きな韓国人DJ[Night Tempo]を途中から見る。
はじめて見るけどけっこう楽しい。
曲を再生したらあとはフラフラ踊ってるだけどなんか楽しい。
3人出たゲストボーカルの最後が野宮真貴だったのは得した気分。
「苗場は夕方5時ぐらいかな?じゃあ東京は?」のMCで始まる「東京は夜の7時」は盛り上がりましたね。




裏でやっているSkyeはちょっと興味があるがこれからじゃ開始時間に間に合わないので隣のグリーンステージでクラムボンを見ることにする。

2019年の大豪雨のホワイト・ステージを見て以来だ。あのときは前が見えなくて心折れそうになるほどの雨だったが今回は晴れててよかったなあ。
コロナで不参加となったYOASOBIの代役で5日前に呼ばれたという。
呼ぶ方もそれに応える方も大したものだ。
ミトさんのベースを叩き壊さんばかりのパフォーマンスがグッドでした。
ここでホントに楽器壊しちゃう人って日本にはあんまりいまいよね。
物が壊れるのを見るのは好きじゃないんでそれでいいんですが。




そしてヘブンへ移動してDAWSを見る。
ある意味今日一番楽しみにしていたバンドかもしれない。
なんたって2019年末のU2以来ほぼ3年ぶりの海外ミュージシャンだ。

そのサウンドは土臭くてヘブンのステージに実によく合う。
ヘッドライナー並みの90分のライブを十分に堪能しました。



DAWSを最後まで見てから移動したのでヴァンパイアウィークエンドは既に始まっていたが、なんか音がバチバチしてるなあと思っていたら
機材トラブルらしくライブは中断。
15分ほどして再開したが、やっぱりこのバンドは気持ちいい。
いい風が吹いていて最高でした。
ポップで軽くてぜんぜん大物感はないけどグリーンステージのトリになぜかピッタリはまってしまう唯一無二の不思議なバンドでした。



そんなこんなで気分良く一日目は終了いたしました。




フジロック8/22

2021-09-11 20:40:55 | 音楽
とうとう最終日、今日も天気はまずまずでこんなに雨が少ないフジロックは初めてだなあとこのときは思っていました。

まずはレッドマーキーで君島大空を観る。

誰が君島大空かわからないがたぶんボーカルの人なんだろう。
わりとキライじゃないタイプのビートが効いていてどミディアムテンポのポップソング、こういう不安定なリズムも嫌いじゃない
ボーカルは美しい高音。
ラストの曲はちょっとファルセットが気持ち悪いところがありました。

となりのグリーンステージに移動してAwsome City Clubを途中から観る。



男女ボーカルの爽やかオシャレ系ソウルフルなポップで午前中の晴れた屋外で聴くには最適のバンド、なぜメインステージのオープニングなのかがよくわかる。
本当にフェア向きのグループだな。
けっこう楽しいので名残惜しいがGLIM SPANKYを見るためそろそろヘヴンに移動。

今日はロックインジャパン系のバンドがいないので空いているな。後から知ったことだがこの日が一番来場者が少なかったらしい。

GLIM SPANKYってなんかイメージ敵にLOVE PSYCHEDELICOと被るのは僕だけでしょうか。
イメージは被るが音はこっちのほうがだいぶ泥くさい。
ラストの「大人になったら」は相変わらずよかった。

そして3日目にしてようやく定番のラムチョップをいただく、ちょっと奮発してスペシャルランチにしてみました。
そしてせっかくなので一昨年から気になっていたマンゴーかき氷もいただきました。




腹ごしらえをしてフィールド・オブ・ヘヴンに戻り青葉市子を観る。

ちょっと雨が降ってきた。
開演時間を過ぎたがリハが押している。

弦楽器をバックに歌うのか。
フジロックならではの人選でなんか浮き世離れした人でした。



そしてグリーンステージで秦基博を観る。

この人の曲を最初に聴いたのは「坂道のアポロン」のエンディングだったのでアニメソングメインの人かと思っていただが大分印象が違って随分とメジャー感がある。
バラード以外の曲をはじめて聴いたが比較的ゆっくりめで聴きやすい。
映画ドラえもんの歌がヒットしたらしいけどこれがそうかな?
途中から物凄い雨が降ってきました。やっぱりフジロックはこうなるよね。
 

となりのレッドマーキーで羊文学を観る。
レッドマーキーで椅子の使用を注意されて抵抗しているヤツがいる。もともと禁止なんだから素直に聞けよ。

このバンドいいな。
タテノリのキツいビートじゃないし楽しそうでいい。
女子二人いてギターとベース、男性がドラムの3ピースというのも珍しい


そしてMISIAはやっぱりスゴい。

君が代はよりエモーショナルな歌唱でした。
ここで君が代とはなかなか洒落が効いてるなぐらいにしか思わなかったんですがかなり話題になったらしいですね。
この歌は上手い人が歌わないと悲惨なことになるのですが、さすがの歌唱でした。
フジロックにあってるかどうか関係なくこんな歌が聴けるならそりゃあ呼ばれるよな。


際奥ステージのジプシーアヴァロンにウクレレのデュオを見に行こうと思ったが嵐のようにスゴい雨なので屋根付き休憩所でオニオンスープを飲みながら音だけ聴く。
本当に凄い雨でトイレ区域が封鎖になってしまいました。

ウクレレでボンジョヴィのリヴィン・オン・ア・プレイヤーが演奏されている。

そしてフィールド・オブ・ヘヴンで本日のお目当ての上原ひろみを観る。

滅多に見られないものを見ました。
フジロックならでは、ヘヴンならではのキャスティングでしたね。 
ジャズ慣れしてないので僕も含め拍手のタイミングがなかなか掴めませんでした。
最後の挨拶までまったくMCなし、ピアノと弦楽器だけの圧巻のステージングでした。



そして本日ラストのOAU
みんな電気グルーヴを観に行ったのかガラガラで快適

カントリーロック調で外国の人が英語で歌ってる。アメリカでも人気でそう。
日本人ボーカルのTOSHI-LOWが「やっぱりフジロックで英語の歌聴きたいでしょ」ということで1曲目はアメリカ人ボーカルのマーティンの曲にしたとのことで実に嬉しい気配り。
カントリーテイスト、ダンサブルな曲、スローバラード等バラエティに富んでいて飽きることなく楽しめましたが、やはりマーティンの歌うカントリーナンバーがどれもよい曲で好みでした。

TOSHI-LOW氏の日本語MCはかなり真面目な内容でした。
身近な人との関わりを大切にしなさいというメッセージは心に響きました。
正直言えば音楽だけ聴いていたかったというのはありますが、このバンドの音楽はこのメッセージあってのものでしょうから真摯に受け止めつつ楽しむことにしました。

同時間の電気グルーブをパスしてこちらを選んだことに後悔がないかと言われるとけっこうありますが、普段聴かない音楽を楽しめたのでこれはこれでよかったと思います。



これで今年のフジロックの全プログラム終了、演者が日本人だけでどうなるかと思いましたが、自分でそういうチョイスをした面もありますがちゃんとフジロックらしく楽しめたと思います。でも来年はやっぱり去年流れたテームインパラやストロークスやジャクソンブラウンが観たいなあ。

早くも来年が楽しみですね。



フジロック8/21

2021-08-31 22:44:20 | 音楽
昨日というか宿に着いたのが今日の2時半、すぐに寝ようとしたんだが歩きすぎで足腰がジンジンしていたせいかなかなか寝付けず、仕方がないので風呂に入って缶ビール1本飲んで床に就いたのはもう4時近く。朝食は7時半なので7時前には起きていたから3時間ぐらいしか寝なかったか。

そんなわけなので今日はまったり過ごそうと思う。

現地到着、今日は雨が降るらしいが幸いまだよい天気なのでゴンドラに乗って田代側に移動。
ゴンドラに乗る際に途中前を通ったレッドマーキーのMega Shinnnosukeはポップでけっこういい感じでした。  

フジロック3日間のうち、中日の午前中はゴンドラで山頂へ向かうことが多い。
せっかく湯沢まで来たんだからちょっとは景色見てくつろがないとね。


ゴンドラ終点で休憩、もうカネコアヤノに間に合わないがすでにどうでもよくなっているいつものパターン。



昼食はゴンドラ降車場近くの店でケバブをいただく。なかなか美味でした。

レッドマーキーに戻ってきてDENIMSのラスト2曲を観る。
マーキーは椅子禁止なのに相変わらずいるな。
ギターが細かくリズムを刻む踊れるロックが気持ちいい。

本日のお目当ての一組であるAJICOを見に行く途中グリーンでやっていたSIRUPがよかったのでこのまま見てサンボまでここにいることにしようかと日和だす。
なんかグリーンステージにいると気持ちよくなってどうでもよくなっちゃうことがよくあるんだよね。今日は基本寝不足だし。

座って見てたら少し元気になってきたのでやはホワイトステージのAJICOを観ることにする。



いやあ、よかった。
いかにもロックシンガーって感じで二人ともカッコいいわ。
UAはフジロック初めてらしいが見事にハマってました。
悲しみジョニーよかったし。
途中で切り上げてサンボマスター見ようと思ってましたが余りにカッコイいいので最後まで見てました。

サンボマスターは途中から参加しましたが相変わらず暑苦しくて最高
フジロックに似合うっちゃ似合うんだけどこうやってみんなが手を振ってるの見るとロックインジャパン臭さがかなり濃い。

「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」も聴けたし雨も降ってきたしでレッドマーキーのMIlletへ移動中にさらに大豪雨になり屋根付きのレッドマーキーはライブ開始前には入場規制がかかるほどの大入りとなる。

MCの人も行っていたがmilet は持ってる。
雨が降らなきゃここまで超満員にはならなかっただろう。
パフォーマンスはイケイケのダンサブルなポップスで悪くない。
途中で晴れたけどほとんどの人はそのまま最後まで聴いてたし。

そしていよいよグリーンステージでクロマニヨンズ。
甲本ヒロトは2年前のフジロックでルート17の一員として観てるけどグループとしては初めてなので結構楽しみ。


MCはほとんどなくひたすら歌う。「オレは声を出すの許されてるからみんなの分まで大きな声出すね。」といいながらひたすら歌う。
ヒロトは唄もさることながらベロの動きがスゴい。生き物のように動くベロがとにかく印象に残りました。

まだ時間は半分ぐらい残っていてちょっと残念ではあったがCharを最初から観るためにField of Heavenに移動。

Char最高でした。
音が多彩でまさにギターが歌ってる感じです。
たまに歌う歌はうまくないとまではいいませんがギターの方がずっとうまいので正直ギターだけ弾いていて欲しかったです。


そして既に始まっているグリーンステージのKen Yokoyamaに向かいます。
コーネリアスの代役で急遽出演が決まったのですが、クレイジーケンバンドの横山剣がソロで出るなんて珍しいなと思っていました。
グリーンステージに近づくまでは。

ステージに近づくとなんか曲調が違う。
横山剣ってこんなタテ乗りの歌歌わないよね?

ステージで喋っている人もなんか違うので調べてみたらKen Yokoyamaって横山健でハイ・スタンダードの人なんですね。
事前に調べとけよって話ですが今日の最大の目的はCharを観ることだったのでまあよしとします。

この後残ってナンバー・ガールやKing Gnuを観るべきなんでしょうが寝不足だし明日もあるので今日はこれで上がることにします。
Rovoを見逃すのはちょっと惜しい気がしますが、そこまで観ちゃうとまたバス待ちタクシー待ちで二日続けて寝不足はカンベンなのでまたの機会があればということで。

フジロック8/20

2021-08-29 20:23:07 | 音楽
フジロックに行ってきました。
開催自体に賛否はあるでしょうし私も少々悩みましたが、主催者が様々な条件をクリアして開催してくれるのであれば行こうと思っていました。
音楽イベントの灯を消してはならない、などというカッコイイ理想のためではありません。
久しぶりの音楽フェスにできるだけ参加したかったというのが正直なところです。

いつもならツイッターにダラダラとリアルタイムで書くんですが、さすがに今回は色々面倒くさそうなのでほぼ休眠状態のこちらのブログに書き記すことにします。
ツィッターに書くような感じで書き留めていたことのまとめが中心です。

では初日の8月20日から始めます。

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最初はレッドマーキーでKotoriを観る予定だったんですが、鮎の塩焼きを食べてまったりしているうちにパスしてしまいました。
聞こえてきた音漏れがけっこうよかったのでちょっと後悔。

最初はグリーンステージでOKAMOTO'S
リハから本人達が出ていて大サービス  
グリーンステージのアリーナエリアはけっこう密なので近寄らない。

OKAMOTO'S はシングル数曲しか聴いたことなくてライブはもちろん初めてだがじつによい。
複数ボーカリストがいておそらく作曲者も違うんだろう。バラエティに富んでいて飽きない。
このまま観ていたかったがフィールド・オブ・ヘヴンの前野健太に向かう。

マエケンの歌は相変わらず良かった。
相変わらず染みてくる。
バンドがやったことのない曲をいきなり始めるなど無茶ぶりは相変わらずでしたが、今回もそれに応えられる聴き応えあるバックでした。



オレンジカフェで食事(たしかカレーラーメン?)したあとホワイトステージでDYGL
DYGLは以前サマソニで混んでて会場の外から聴いたがステージ前で聴くのははじめて。
けっこうな混雑で受けもいいんだがなんか馴染めない。
全編英語なんだけどあんまり必然性を感じない。ようはあんまり気に入ってないって事か。
DYGLをチラ見してグリーンステージに移動

炎天下で感染症対策としてマスク着用だが熱中症の危険は増すのでこまめな水分補給必要。

そしてくるり、見るのは10年以上ぶりだが変わらないな。
今日は平日なのでスマホでメール対応しながらなのがちょっと残念だがBGMが生くるりというのは実に贅沢な仕事環境とも言える。
屋外で聴く「ばらの花」は最高。

そしてアヴァロンに移動して高野寛&原田郁子。今年からアヴァロンは最奥のステージになったのでけっこう足が疲れてきました。

高野寛はいい声だね。
この手のフェスの集客は特定のお目当て以外は知名度がものをいう。
みんな同じことを考えていたのか結構混んでいる。
ラストはフィッシュマンズのカバー、知らない曲だったけどよかったよ。

軽く腹ごしらえしてリトルクリーチャーズを途中から

はじめて見るけどベテランなだけあって実に達者でとてもよかった。
ベースとドラムがしっかりしているバンドは好き
最初から見ればよかったよ。

リトルクリーチャーズをラストまで観たので猪苗代湖ズ途中からだったがMCが長かったので演奏には間に合う。
山口氏がよくしゃべるのでなかなか進まない。
地元ではひたすらしゃべり倒して5時間ぐらいライブするそうだ。

そして必要以上にギターがうまい。 
相変わらず心にくる絶唱だがちょっと疲れるのもまた事実。

フィールド・オブ・ヘヴンに移動。
テンパレイはちょっと思ってたのと違った。
Dユニットじゃなかったっけ?
いま調べてわかったがNight Tempoと混同していたことが判明。
こっちはちゃんとしたロックバンドだった。
まあダンサブルで悪くはないけど
カメラの向こうじゃなくてここで見てる人たちのためにやるというのはポイント高い。

そして坂本慎太郎は本当に最高でした。
MCほぼなしで90分ひたすら演奏、変幻自在のグルーヴを堪能しました。
サックスの人がいろんな役をやっていて見ていて楽しかったです。 
文句なくこの日のベストパフォーマンスだったし過去フジロックで観たパフォーマンスの中でもかなり上位に入ります。
ヨラテンゴと共演してるからというだけでろくに聴かないでTシャツまで買って臨んだライブが期待以上で実に嬉しかったです。



そんなこんなで初日は終了。
11時には終わったのに越後湯沢駅行きのバスに乗れたのが12時、駅に着いたらタクシー待ちが長蛇の列+タクシー全然来ないで宿に着いたのが2時過ぎだったので疲れましたが
とにかく坂本慎太郎が最高だったのですべて不問です。