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山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

2010-06-05 21:23:00 | ここで愛ましょう
今年もアトリエと山の間の川のうえを蛍が舞いました。
ひかり二つ。
大きな源氏蛍です。

少し遅れたけれどrinのお誕生日プレゼントが届きました。
シンセサイザー。。
笑顔がうれしい。

こんなにも健康を願うBirthdayははじめてかな。
Seventeen。。
Museが私と一緒に彼女を守ってくれますように。



コメント (2)
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レッスン事情

2010-06-04 17:25:00 | ここで愛ましょう
昨日は南、今日は北へ。
LOVE&PEACE号が3年で62,000キロって数字はピンとこないけれど走っているってこと?

夕方からのレッスンの段取りを済ませ、和紙造形の深沢修さんの個展へ長坂のギャラリー亜絲花へ。
紙の概念を変える作品たち。
和紙というより、いのちある植物の変化で「水の記憶」というテーマもぴったり。
植物が和紙となる過程で大量の水を必要とし、その水の記憶を和紙で表現する深沢さんの世界。

ゴーシュを文学館で演った時、背中に灯されていたひかりが、深沢さんの和紙のランプシェードだった。
そのステージのタペストリーなどがすべて深沢さんの作品で、その中で「音」を重ねた。
朗読の故河野司先生を思い出す。
いろいろ企画していたのになぁ・・・。


ちょっとだけ、森の空気をすいながら休憩。
最近はレッスン前に自分を少しでも精神的に休ませたいと思う。
日常と切り離し、自分が一番リラックスする事を実践する。
こうして歩く事も、一人になる事も誰かと話すこともそのチョイス。

子どもたちはピアノのレッスン以前の問題で、出来ない事が怠けではない場合が多い。
それぞれの状況もあり、甘いといわれようと、それをふまえたレッスンの方が長い目で見た場合、効果がある気がする。

私が大人で冷静でいられる事が大事だったりする。
誰でも通る成長期~思春期はデリケート。
チックの症状が出るほど仕込むことを(うちの教室ではないよ)望まれる時代ではない。
アトリエに来る子どもたちは、すべての目的が演奏ではないのだ。
今夜はしんどかった。
切なかった。

夏に子育てに携わる方々から、トークライブのご依頼をいただいた。
準備はどんな書物を読むより、子どもたちとじっくり向き合い教えてもらうのが一番。
親が思うようにはいかぬ事を我が娘からも教わっている。


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2010-06-03 21:05:00 | ここで愛ましょう
清水にいました。
用事を足したついでに、踏切わたれば我が家の寸前、やらなきゃならないことに目をつむり、車を真っすぐ南へ走らせ海へ。

つっかけのまま(違法だね)、家も開けっ放し、布団も干しっぱなし。
まぁいいや。
今日はレッスンがゆっくりはじまる時間の安心もあったからか、一路「海」目指しGo~。

認知の母と朝の会話でぐったりしてしまった。
同居ではないので日々たいした事はしていない。
出来る事を続けてもらいたいから、余計な手は貸さない。
お互いのため。
今日は私の忍耐力がないのだ。

めんどくさくなった。
話を聞くだけで何もしてないのに。

       



ドライブしながら空想の世界へ。
都合のよい事ばかりを思い出す。
大好きな時間を想像、そうなるように願う。
港に迷い込んだ。
港で、ちょうど目の前を動き出した船の写真が消えてしもうた・・・ase
大きなコンテナが到着したり、運ばれたりしているのを見ていると、まだ知らぬ異国へのあこがれがふくらむ。

      
       

海はでっかい!
私のご機嫌もそこそこ穏やかに。

そうだよ、そう!
「しらす」。
          


毎年一度は水揚げしたばかりの「しらす」をここに買いにくるのだが今年はまだ。
タイミングよく、後少し待てば今朝のシラスが茹で上がるよ・・・と。
昌栄丸さんは自船を持っていらっしゃり、船を出せない雨の日はお店はお休みというところ。
おいしいシラスをわけてもらいました。


毎日を母と過ごす父。
山や畑が生きる場所だが・・・
毎日の事だから、美しい老夫婦愛などと言っていられない現実がある。

じじいには別に「生シラス」を包んでもらった。

おいしいと一時でも笑顔になってくれることを願いつつ。


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月見草

2010-06-02 21:34:00 | ここで愛ましょう
想いに押しつぶされそうな、新しい気持ちがわきあがるような・・・。
昨夜の気持ちが続いているのだろうね。

昨晩からの切り替えが出来ない1日。
       

        

部屋に降ろしたままの機材。
いつの間にか増えてきた機材が時間や道のりを振りかえさせる。
昨晩はよい時間だった。

それにしてもピントの合わない一日。
でも、何かの予感はあるのです。

何もしないのに毎年増え、かわいらしく咲く月見草にえらく感心した夕方でした。
レッスンの終わりに握力ばっちりのSちゃんとTちゃんが肩と背中をマッサージしてくれました。
早く眠ろう・・・。


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ライブ醍醐味

2010-06-01 12:05:00 | 歌語り
約10人ではじまる予定のプレライブ。
ご案内ちらしは7枚作り、平日に勤務や用事があるのを知りつつお声かけさせていただいた。
職場からの移動にも若干時間のかかる皆様に。
そんなの無理じゃんね(笑)

薄暗くなりかけたカフェには私をふくめ6人。
そう、誠さんもふくめ(笑)。

プレライブは4人のお客さんをお迎えしてのはじまり。

手紙ライブは久しぶりだったせいもあり、緊迫感あるすれすれの演奏。
しかしね・・・
新年度の幕開けにふさわしいスペシャルライブになりました。
このライブをやる意味や意義、そして理想がそろった時間・・・18:40からお開きはなんと22時。
そう、全員がポジションのあるステージの上なのです。
このカフェの窓から誰かに観覧していただきたかったかもしれません。

ドラマ 
~ ある夜のカフェ明治学校 ~

キャスト

語りうた   ・・・山本晴美
写真家・映像・音響オペレーター   ・・・松村誠
カフェ明治学校主  ・・・Yさん
古き地域の歴史を知る元郵便局長さん・・・Tさん
父の戦地の記録を大切に保存されている・・・大正学校館長さん
キャラに隠れて見えない、深き洞察力の記録係・・・Hさん


        


  
カフェの古時計がボ~ン ボ~ンと時を刻みます。
19時で一度鳴るのですが、タイミングよく、音も学校のチャイムみたいに違和感なく物語りの流れを刻んでくれるようでよかったな・・・。
あのカフェでそれぞれが好みののポジションでゆったりと聴いて下っています。
今日はスピーカーの向きを工夫して下さり、音がまろやか。
それに、映像には新しい数枚の写真が入っています。
演奏は出来て当然のところをミスしたりはあったけれど、今日のお客様はそこをつつくような聞き方をされていないから、音探しまでしてしまった。
3ヶ月ぶりの「手紙」は「君へ」で終わりました。

今日の3人のおじさまたちは、戦争体験者。
当時、子どもの頃だった記憶がよみがえってきたそうです。
歌語りが終わって、それぞれがトークタイム。
その時間は尊いおはなしばかりで、ここが大事!って思いました。
全員にライトがあたっている感じ。
延々と続き、一度灯りをつけ、大きなテーブルでお茶とおにぎりとサツマイモの天ぷらを食べながらさらに記憶起こしは続きました。

あの時代を生き抜いてきた方たちには、それぞれに物語があるのです。
年代は違っても同じ時代を語りあう、ここにも歌語りの醍醐味がありました。

古い校舎に灯る柔らかい光は、時間を忘れさせてくれました。
10月には二階の大教室で「おばぁちゃんの手紙」を歌語りさせてもらいます。
今度は多くの皆さんにお声かけします。
過去を感じ今を生き、未来にむかう・・・そんな時間をごいっしょに。

カフェのYさん、ありがとうございました。
3人の貴重なおはなし、ありがとうございました。
陰でご苦労いただいている誠さん、ありがとう。

心が触れ合う、いい夜でした。



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