国道52号線沿いにある有名なタケノコのオブジェの後方に富河小学校はあります。
PTA主催の三世代交流会後の午後の学習会で66回目の歌語り「おばぁちゃんの手紙」を聴いていただきます。
生徒数は138名。
でも、7歳から80歳代、もしかして90代かな・・・全部で300人、みんな集まれ~という地域丸ごとライブです。
間際になってしまいましたが、打ち合わせにうかがいました。
身延から南へ25分、あったかくて驚きです。
先生方もあたたかく迎えて下さいました。
ライブ会場は富河中学校の体育館。
午前中は餅つきなどのイベントがあり、小学校の体育館はライブの準備はできないため、グランド続きのこの体育館になりました。

二面の壁は全部ガラスです!
中に入っても、体育館というより温室や植物園を連想してしまう感じ。
床から天井までの高さは15Mはあります!
教会のように声がまわります。
・・・音響が難しそう。
慌てて今回音響をして下さる加藤さんに連絡します。
『現場は温室なんですが、音質が難しそうです!!」
「・・・・・・?」

ゲルニカのモザイク画が素敵です。

実はこの学校は母が教員としての最後の赴任地です。
私が生まれる事をきっかけに退職した、幼い頃なんども聞かされた母の想い出の学校。
こんな形で富河小にご縁をいただけるなんて。。
この地域には母の教え子さんがいらっしゃる。
当時身延から通う母に、おうちの方に親切にしていただいた事、たくさん聞いて育ちました。
ライブ前にひたってしまうと、胸がつまってしまうので先生方にも話しませんでした。
その中の一軒に、あっという間に売り切れてしまう、おいしいケーキ屋さんがあります。
あいにく今日はお休みでした。
当日に訪ねようと思います。

小学校の校庭の一角には小さな小川が流れていて、樹木や石が校庭なのに別の空間をこしらえています。
きっと子どもたちのお気に入りの場所にちがいないね。
このライブのきっかけは過去の歌語りライブじゃなかった事も不思議なうれしさ。
終戦からたった65年前のはなし。
「たった」の実感がある学校です。