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山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

3月11日

2012-03-11 23:45:00 | 復興応援
一年たちましたね。
今日は穏やかな海です。
どうぞ安らかに・・・お祈りします。
そして、毎日を精一杯生きておられるみなさん、わたしもがんばります。

スマイルプロジェクトで応援しているいわき市から避難してきた4人の友だちの作文を紹介します。



もっと遠くへ       6年 新谷侑太

平成23年3月11日14時46分、この日、だれもが忘れる言のできない、東日本大震災がぼくらの町をおそった。
ぼくは、大地震が来る時には、学校の3階にいて、みんなで帰ろうとした時に大地震がおきた。
少し地震がおさまった時に、みんなで一斉に階段をおりて靴をはいて走って校庭に出た。
その時はまだ揺れは続いていて泣いている人がたくさんいた。
先生方の話を聞いていると、町の人が「津波が来るぞー」「逃げろー」とさけんで教えてくれました。
僕は必死でお母さんを探していると、弟の倖生と迎えにきてくれて、車にできるだけ多くの友だちを乗せて高台へと避難をしました。そこの高台はちょうどぼくの家の近くでした。
だけど家の中は地震でぐちゃぐちゃでした。
夜はとても寒くて、家の中から布団を出してきて、車の中で一晩を過ごしました。
ぼくのお父さんは、その日福島原子力発電所で仕事をしていました。お母さんが何度も電話をかけてもつながらず、僕と弟が寝た後に帰ってきたそうです。
僕は起きてお父さんがいたのですごく安心できました。
その時はまだ電子力発電所の事など考えていませんでした。
でもすぐその時はやってきました。
おじいちゃんがラジオを聞いていると原子力発電所が水素爆発したと聞き、急いで逃げることにしました。
「遠くへ」、「もっと遠くへ」と車を走らせました。
ホテルや避難所を転々としました。
いつ戻れるか不安だった日々でした。
でもそこでたくさんの人たちに出会いました。
みんなとても親切にしてくれて、今その人達にすごく感謝しています。人生一人じゃ生きていけないことや人間の造り出した原発がいかにおそろしいかを知ることが出来ました。

            福島県いわき市より北杜市へ

        

           絵 矢吹なる 6
続きは・・・

「いままでを振りかえって」 4年  矢吹波音
              1年  新谷倖生
コメント (22)
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あんれぇま~

2012-02-22 21:40:00 | 復興応援
福島県いわき市から北杜市へ避難され・・・もうすぐ一年。
smileプロジェクトですっかり友だちになったkousei(小1)。

今日は大事なおはなしがあって新谷家にうかがいました。
子どもたちの震災。
そんなことを振り返られる時期がきたようです。


       

       

昨年6月の小学校の教室ライブの後、避難されてきた新谷家の家族と福島にいる友だちのお見舞いに一緒にいきました。
kouseiのいわきのおじいちゃんの家にお世話になりSmileプロジェクトでお預かりしたお米や野菜をお友達に届け、子どもたちは避難の時は挨拶出来なかったクラスの友だちと再会。
おじいちゃんは町を海岸にそって案内しながらその時の様子をはなしてくれました。
原発で人のいなくなった村。
数キロ先で生活をしている人々。
私が見た目の前の光景。
子どもたちのはなし。

そしてそれから今日まで。

もうすぐ一年。
3月5日、その出発前にライブをやった小学校で再び教室ライブです。
直接被災していない子どもたちに何を伝えていこうか・・・

いただいたテーマは
震災が教えてくれた「生きる」こと。
私たちが出来ること。



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福島より

2011-07-22 07:19:00 | 復興応援
いわき市の白銀バスケットボールチームから、とどきました。
ありがとう。
元気でがんばっているみたいだね。

私もスイカおいしかったよ。
次回を計画中~♪


     

     
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報告

2011-06-28 08:20:00 | 復興応援
Smile プロジェクト
 お見舞いをありがとうございました!


清水坊 妙石坊 岸之坊 松井坊 智寂坊 妙経寺 十如坊 身延自然農園~季美の郷~「風」 
大野山保育園 沼澤自動車 歌語り(山本晴美 松村誠)

大村歩美 池上芽衣 望月愛咲 田中きらら 望月ほのか・星来  穂坂和音 三浦彩乃・ほなみ 片田陽菜 鮎川莉緒 高見沢綾香・茉美 志村侑紀那 野島莉奈 中山さくら・樹 池上真紀子・亜貴子 堀内彩加 市川愛里・真子 山本倫 グイシャン 山下(文化ホール) 筒井洋祐・周平・裕子 中山節子

6月21日~25日
*支援金135,443円

*支援品
米(120Kg)、とうもろこし(90本)、とまと3箱(60個)、きゅうり3箱(90本)、すいか大玉4個、山菜(うど、わらび、たらの芽)、砂糖、お茶、チョコレート菓子



*お届けしたお見舞い品 ・・・・・・・・・・・・
米(140Kg)、とうもろこし(90本)、とまと3箱(60個)、きゅうり3箱(90本)、すいか大玉4個、山菜(うど、わらび、たらの芽)、ジャガイモ(30kg)、たまねぎ(大ネット3つ)、さつまいも(3箱)、バナナ(60本)、チンゲン菜、乾麺(うどん、そうめん、ひやむぎ 180袋)、粉末ポカリスエット、砂糖、お茶、菓子


今回のお見舞いは、地震、津波、原発の災害で、いまだ心が休まることのない、福島県いわき市にうかがいました。
特別養護老人ホーム楽寿荘さん、白銀バスケットチーム子どもメンバー、保護者、関係者の皆さんにお会いしました。楽寿荘さんを除き、国や民間からの支援や物資をうけた事がないみなさんがほとんどで驚きました。
安全な食べ物がうれしい!・・・そんな声、声。
大変喜んでいただきました。
最終日の朝、地元の四倉小学校に応援の言葉を伝えるこもが出来ました。


今回の支援金の半分は、次回のお見舞い(原発からの風向きが変わりはじめる8月末までの1回、いわき市へ)の時に持ち越させていただきます。今回お見舞いを託して下さった皆さんは、すでに被災地にむけ、いろいろな形でお心配りをされておられるなか、重ねてお気持ちを寄せていただき、とてもうれしく思いました。


ご支援ありがとうございました。

いわき市から北杜市に避難してきた矢吹、新谷家にご協力いただき、子どもたちの友だちを中心としたピンポイントのお見舞い「Smileプロジェクト」、同じ形であと一度実行いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

紙面でのご案内と報告を用意しますので、新しくご支援いただける方はお問い合わせ下さい。

0556-62-3360 山本晴美


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Smile プロジェクト

2011-06-28 07:16:00 | 復興応援
Smile プロジェクトにご協力いただいたみなさん
ありがとうございました。

みなさまのお見舞いのお心はしっかり届けました。
写真だけ先にUPしました。
いわきの子どもたちはすてきな笑顔をみせてくれました。
まだ、余震の続く毎日で、原発問題や風評のある中、少し生活が落ち着き始めた今からの子どもたちの心のケアをどうするのか・・・先生方も大人たちも心をいためておりました。

驚いたことに施設以外にお会いした方々はまだ、国、民間の支援、お見舞いを受けられた方がない皆さんでした。
3.11の直後におにぎり一個・・・あとは自力で今日までがんばっておりました。
この事についても触れたいと思います。
毎日の日記と平行して、UPした写真日記に報告を少しずついたします。


明日は南部町栄小学校でライブです!
これも子どもたちの笑顔をつなぐSmile プロジェクトなのかな。。
まこっちゃんとうかがいますよ~!




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