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山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

sparrow

2020-03-21 15:15:00 | ニューヨーク
振り返りその7
9月24日 夕刻

夕方のお祈りが終わるのを待ち、リハーサルです。
この素敵な教会で歌語りです。

ここは12West11thStreetにあるThe Church of the Ascensionです。

歌い手さんだったら本当に憧れると思う。

天に届くような響き

NY2回目の歌語りです。

誰に向けて歌うのではなく、この地で歌う、そんな大きな気持ちになります。





リハーサルから気持ち良いです。
教会シンガーの方が、リハーサルをずっと聴いています。
目を閉じたり、微笑んだり

緊張はありません。
だって、この響き...







拍手が響きわたります。
音に包まれるってこの感覚...ブリリアントな響き。

いつものように

道しるべ



♪Guiding Light (To all the children who weren’t able to become adults)

I am living In the overflowing light
I can sing, I can laugh, I can hope 

Oh children, who weren’t allowed to grow up
I am living  In the future you dreamed of
I look up at the same sky you did


Observing my future,
You are a guidepost A guidepost to the future
I hope this Earth will last forever
And if the wheel of reincarnation keeps spinning,
the miracles will continue on and on
The future is not set in stone
Because we are the ones who make tomorrow

Welcome back home, to my dreams
My friends who walked a path stained by war
Welcome home

You are my guiding light My guiding light
The light that guides me into the future

日本語で歌ったよ(笑)



続いてスタディータイム。

レイチェルの通訳が入ります。
お客様はひとつひとつに頷いてくれます。

今日まで頑張ってきてよかった。





質問も出ます。

感想も出ます。



ちゃんと伝わっている。



「戦争を終わらすために原爆を使ったんだ
 でも、それは良くないこと
 今でもまだ苦しんでいるとうことを知ったよ」



このコンサートを提案してくださった二ディアおばあちゃま

NYで長く平和活動をされていて、もちろん広島にもきています。
サインの後に必ず、「HEIWA」と書きます。

今回の開催にあたりご尽力くださいました。
今後もご縁が続くよう、お付き合いください。




「たかおさんの気持ちがよくわかった
 すずめはきっと許してくれたと思うわ・・・」

おじさんを思い泣いています。



山梨県立美術館のビッグアップルの作者、佐藤正明さんが聞きにきてくださいました。
N Yのアートの世界で成功し、世界で活躍されている、カッコイイ・・・

近くにお住まいとか・・・
色々な人生があるなぁ・・・



レイチェルに近しい方々が最後まで残ってくださいました。

司祭のエドさん

「すずめを見るたびにharumiを思い出すよ」

すずめが平和の使者になってくれそうです。



外から日本をみる。
私にもまだできることがある。

そして、歌語りは通用する。
鼓動のおさまらない夜でした。

レイチェル、まりさん、とにいさん、、今日はありがとう。

誠さんありがとう。

最高な気分です。

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i School

2020-03-20 23:58:00 | ニューヨーク
振り返りその6

9月24日
マンハッタン131番地にあるi schoolは私立の総合学科のあるハイレベルな学校。

核不拡散を学ぶクラスがある。
実用的なすごい発想。

前もって授業は見学させていただいている。
米国での目的に若い世代へのアプローチがあるが、専門的に学んでいる彼らの何かになれるだろうか。

ニューヨークでの初めての歌語り「広島」


ネイサン先生から紹介していただき始まりました。
スクリーンはカーテンを縫い合わせたレイチェルの手作り。



 


 



ギリギリに仕上がった字幕の効果を感じる。
私は思いを込めて、時に冷静に、いつもと同じように語り歌う。

音楽はいいな。
言葉を超える。

目頭を押さえる生徒がいる。

ちゃんと伝わっている。
無我夢中でした。

 

核兵器を持つこの国だって「核問題」への意識はあるし、自国の中の問題から、他国、特に広島での核爆弾投下の歴史に至ることを考える事は大きな意義がある。

世界初の核爆弾投下の広島の事をこれまでどのように学んできたのだろうか。

核兵器のもたらす惨劇を学ぶために、チェルノブイリのDVDを使った授業を見学したけれど、メカニックな事以外に、犠牲となった一人の人間のその後の人生を考えた事があるだろうか?

歌語りのスタイルは、一度に多くの人には伝えられないけれど、生ライブだからこそ伝わる事がある。


 

 

 


米国で学ぶ世界の若者たちへ、核の存在は「平和」に結びつくものはない事を直感してください。
米国が先頭を切ってその理解を世界に広める事が実現したら、核の脅威はいつか、いつかなくなる。

世界の核兵器の数は確実に減っています。
まだ14500は存在するけれど、世界中でその存在を懸念する意思表明は進んでいます。

同時に若い学生や研究者によって、より威力のある核兵器の研究も進められています。

米国にいると宇宙軍や宇宙戦争という言葉が立体的に感じます。この時代を生きて、これからの地球を運営していく世界の若者へ、戦争や暴力が経済の繁栄につながっていて、さらにそれこそが政治を成り立たせている矛盾を実感してください。

どの国も、選挙への無関心や、先人たちの歴史から学ぶことをないがしろにしない姿勢を警告する事は課題です。

 

スペシャルゲストが聞きにきてくださっている。
ロバートさん

NYの市民平和活動の重鎮の方。

一度に念願が叶っているようなこの瞬間でした。

 

 

もっと具体的な感想を聞く事が出来たなら・・・
レイチェルの通訳はあるけれど、言葉の壁が悔しい。

世界へのチャレンジは始まりました。

「Hiroshima sparrow」覚えていてね。

それでも、まだまだ工夫が必要、歌語り。

ありがとうございました。


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The Church ob Ascension

2020-03-10 23:03:00 | ニューヨーク
振り返り5


 

 

 

 

 

 

 



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ドロシー・デイ

2020-03-09 22:42:00 | ニューヨーク
振り返りそ の4

9月20日

6月のニューヨークで、レイチェルのコーディネートでプレゼンやお顔合わせに一緒に歩き、各会場での開催が決まった。

今回は最初のコンサートまでに、各会場にご挨拶と機材等の打ち合わせ。その間に字幕の訂正や確認、会場までの移動の段取り、本当にびっしりのスケジュール。
でもこれを充実っていうのだと思う。
部屋で過ごす時はoffそれ以外はonという生活。

6月から時間も空いていないから、何となく街を歩くことや空気を感じることに余裕がある。あの時、思い切って渡米してよかった。

 


 

ドロシー・デイ(Servant of God Dorothy Day, Obl.S.B.、1897年11月8日 - 1980年11月29日)は、アメリカ合衆国の社会活動家。ニューヨーク、ブルックリンの生まれ。カトリック労働者運動(Catholic Worker Movement)の創立者。


 

ここはドロシーディの家、メアリーハウス。
姪っ子さんが生存、平和活動や移民問題を引き継ぎ取り組んでいます。

米国人でありながら、広島への原爆投下直後から米国を非難したドロシー

ここで語れることを名誉に思いました。

お世辞にもピカピカした会場じゃないし、カメラを向けたら失礼かな・・と思うくらいアメリカで生きてきた人生に深みを感じる方が、ゆっくり新聞の折り込み作業をしています。貧困や病気、移民問題...たまたま誠さんが棒を持ってその方のそばを通っただけで、怯えた悲鳴をあげて身を丸めるのです。


ここを守っておられる二人。
今回の歌語りをとても丁寧に受け入れてくれました。
さらに、広がるよう知恵を貸してくれました。

 

 


お声掛けくださり、ここに集う方々、
どんな方が参加し絵くださり、どんな反応があるでしょうか・・・楽しみでもあり、心配でもあります。あぁ、言葉の壁、、、、普通に皆さんと会話がしたい!!

ここは9月27日に開催。
 
 

 
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9月19日午前

2020-03-09 00:38:00 | ニューヨーク
振り返り その3

St.John's 大学でミーテングです。
30日に「歌語り」企画してくださいました。


セント・ジョーンズ大学(英語: St. John's University)は、1870に設立、米国ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ区に本部を置くカトリック系のアメリカ合衆国の私立大学です。

ここはNYでも時に広いキャンパスで、2万人の学生が在籍しています。アメリカ以外にもキャンパスがあります。



 

 

 

 

当日の会場には音響専門チームが待っていてくださいました。
ステージ設営図をもとに、確認作業が進みます。

歌語りに専門スタッフが付くって、どうよ・・・どや顔(笑)


 

 


 

ミーテング後、メーガン先生にキャンパスの歴史を聴きながら案内していただきました。米国で歌語りができる事に最高に興奮しますが、何より観光と違って、ここに住む人たちの日常に触れることが出来るって、すごく幸せ。メーガン先生はとても真面目で、一つひとつ丁寧に学校について話してくれます。とてもお若いけれど、人柄を感じる素敵な方。

 

 

 

当日の対象は18歳から21歳の若者です。

将来、世界を動かす事になる若者に1945年「広島」に起こった史実を聞いてもらうこと、そこからどんな未来が生まれるのかな・・と思うと気持ちが引き締まります。

万全で受け入れ体制を整えてくれ、ドキドキが高鳴ります。

授業が終わってからの企画なのでどれだけの学生が興味を持ってくれるのか・・・なんてことを考える自分のほっぺたをつねりたくなります・・夢じゃなかろうかと。

午後はとても大きな教会へ移動。
ここも夢のようなステージで・・・

自分で言いだしたことだけれど、こんな風に実現してゆく実感に一日中目胸が高まります。

・・・さて移動。



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