H26,1,24 小春日和
眩く美しい朝日 一日の始まりです
~私事ですが~
今日は関西盲導犬訓練センターにボランティアとして訓練犬のお世話に出かけました。
昨年パピーウォーカーをさせていただいたご縁です。
訓練センターのある亀岡市に入るためには、箕面の山を越えて、もうひと山越えて小一時間。最後のヘアピンカーブを過ぎると、途端にのどかな人里が広がる。
この看板が見えると来たなあという実感です。
犬舎に入るときは雑菌を持ち込まないよう専用の長靴に履き替えて、掃除も行き届き、清潔な空間だ。
今日はまず訓練犬の散歩から始まり、シャンプー、ドライヤーと夕ご飯をあげたり、食器の洗浄、翌朝のフードの準備など。
散歩はのどかな田舎道を歩く。うれしそうに尻尾ふりふりセンターを出て行く。歩きながらここまで育てたパピーウオーカー(二ヶ月の子犬から成犬になる一年間、家庭で預かり育てる人)のことを思う。手塩にかけて育てた人の代わりにはならないけれど、気持ちを込めてリードをにぎる。どの子も本当に可愛い。
シャンプーやドライヤーも湿疹ができないよう丹念にする。フードも個体に合わせて量を計り、体調によっては粉ミルクやオイルも調合する。
盲導犬として世にでる子は三割程度だが、どの子も盲導犬になるためにこの世に生を受けた尊い命なのです。
犬舎担当の訓練士さんの手際よくお世話する姿にも頭が下がる。
私が手伝うのはひと月に一回のほんの数時間。何十頭ものワンちゃんのうち、1頭しか洗ってあげれない。
でも私のような人が10人集まれば10頭の子達のシャンプーをしてあげれる。大勢の少しずつが大切だと思う。
盲導犬育成のための費用はすべて寄付金から賄われていると聞きます。
私自身微力ながら、少しずつ細々と続けていこうと思う。
もしこのボランティアに興味のある方は関西盲導犬協会にご連絡ください。
もしくは私に連絡いただければお供もいたします。
パピーの仲間(我が家のやんちゃ坊主イエローラブ・イブキ、黒ラブ・ジンジャーちゃん、ゴールデン・カリンちゃん)
訓練センターに戻る前に川遊びを楽しんだ。
今はこの子達もキャリアチェンジになり、一般家庭で暮らしている。
パピーウォーカーの私達は幸せを祈るのみ。いや絶対に幸せになるんだよ!。
また訓練犬への思いを読んで、どれだけの人の愛情を受けて君たちはそこにいるのか…
盲導犬達は幸せなのです。
そしてそれを惜しげもなくこちらに返してくれる。
お世話しているようで本当は癒やされ助けられているのは人間の方なのですよね。
ありがとう!
イブキを手放し、大変だったけれど、どれほどの癒しを与えてくれていたことかと思います。
私も、言えることは、ただ一つ 有難う!