乱鳥の書きなぐり

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松柏美術館 特別展 平城遷都1300年記念「万葉に遊ぶ」 ~上村松篁の描いた万葉世界を中心に~

2010年11月29日 | 美術・文様・展示物




                  松柏美術館

            特別展 平城遷都1300年記念「万葉に遊ぶ」
                 
            ~上村松篁の描いた万葉世界を中心に~








 大和文華館の帰り気軽に松柏美術館を見る。

 わたくしには良さがあまりわからないが、見ている方々は口々に きれいだとか美しいと言われていた。

 歴史的人物が描かれ、絵に加えて説明を読んでいると楽しむ事ができる。

 絵の色は目映いばかりの派手さ。

 もしかすれば、この色彩は曼荼羅の元の色合いを意識してか…。

 朱の色が目に染みる。



 人物画よりも色合いの落ち着いた鳥や風景画に興味を持った。

 又 墨でかいた大きな下書き。

 舞妓をかかれた絵の顔部分は書き直しの紙が貼りなおされていた。

 画家の苦悩が味わえる一枚。



 井上靖の原稿『額田女王』があった。

『額田女王』はサンデー毎日に掲載されていたという。

 挿絵は 上村松篁。

『額田女王』にそっての、数多い挿絵。

 会場で全てを読むのは時間的に難しいので、絵だけを楽しむ事にした。

 

 松柏美術館には堂本印象が二枚。

「太子降延」「木華開耶媛」があった。

「木華開耶媛」の話は余りにも有名だが、絵も美しい。

 伝説がすんなりと受け入れられるような絵画。


 
 







  



               〒631-0004
               奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号
               電話:0742-41-6666


               2010年11月14日











特別展 平城遷都1300年記念「万葉に遊ぶ」

 平成22年10月5日(火)~12月12日(日)

 万葉集に詠まれる飛鳥、奈良朝のおおらかな情景をいつかは画にしてみたいと語った松篁。井上靖執筆『額田女王』の挿絵原画や壁画として制作された「万葉の春」など、松篁が理想とした万葉世界を紹介するほか、安田靫彦や堂本印象らが描いた奈良にまつわる作品も合わせて展示し、遷都1300年を迎えた奈良の昔を振り返ります。







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