乱鳥の書きなぐり

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関戸本古今集巻第四(秋歌上) きのつらゆき  成田山書道美術館   『墨  特集:関戸本古今集を学ぶ』259号より

2021-11-27 | 紀貫之

 

               成田山書道美術館

 

 関戸本古今集

  巻第四(秋歌上)

 

 

          きのつらゆき

 

  かはかぜのすゞしくもあるかうち

  よする なみとゝもにや あきは

  たつらむ

    だいしらず  よみ人しらず

  わがせこが ころものすそを ふ

  きかへし うらめづらしき 秋の

  はつかぜ

 

関戸本古今集

関戸本古今集の名称の由来

 関戸本古今集は、古今和歌集の写本として、最も有名なものの1つ。
 もともと綴葉装の冊子2冊。

 現存するのは、全体の5分の1ほど。

 そのうちの四十八紙が、明治15年(1882年)に、加賀の前田家から名古屋の素封家・関戸家に伝わり、それらを「関戸本」と呼ばれるようになった。

 

 約30年ほど前まで、名古屋の関戸家に糸綴の冊子本に古今集を書写した不完全な本が伝えられてた。

 その後、さらに相当部分が分割されましたが、江戸時代以前に切れ切れになって残っていたものを全て含めて関戸本古今集と呼ばれる。

 

 

 

 

『墨  特集:関戸本古今集を学ぶ』

 259号

 2019年7月

 本社工房

 2238円+税

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