『ゆれる』監督・原案・脚本:西川美和 オダギリジョー 2006年 / 『遥かなる甲子園』
『ゆれる』
監督・原案・脚本:西川美和
出演:オダギリジョー 香川照之 真木よう子 新井浩文 伊武雅刀
2006年
エンジンフィルム、バンダイビジュアル、テレビマンユニオン、衛星劇場
120分
カラー
母の一周忌で久しぶりに帰郷した写真家の猛は、実家に残り父親と暮らしている兄の稔、幼馴染みの智恵子との3人で渓谷に足を伸ばすことにした。だが、渓谷にかかった吊り橋から智恵子が落下してしまう。その時そばにいたのは稔ひとり。事故だったのか、事件だったのか。裁判が始められるが、次第に今までとは違う一面を見せるようになる兄を前に猛の心は揺れてゆく。やがて猛が選択した行為は誰もが思いもよらないことだった。
どうなのかなと疑問を持ちつつ映画『ゆれる』を観たが,思いのほか良かった。
筋書きとオダギリジョーさんがぴったりとマッチし,不自然さがない。
男前で役柄がこなせている彼は,この映画では拍手を送りたい。
ところで新井浩文さん
この人、うまいんじゃない?好きだな。こういう演じ方。
『遥かなる甲子園』
監督:大澤豊
原作:小野卓司 山本おさむ 戸部良也
脚本:国弘威雄
出演:三浦友和 田中美佐子 林泰文 柄本明 小川真由美
1990年
103分
カラー
沖縄のろう学校を舞台に、野球に熱い夢を賭ける生徒と教師の姿を感動的に描く 原作は戸部良也のノンフィクション。漫画化、ドラマ化を経て映画化された話題作 沖縄の風疹聴覚障害児のための聾学校“北城ろう学校”の生徒である真壁敏夫は、夏に甲子園球場で観戦した高校野球の興奮が忘れられず、新城先生に野球部を作ってほしいと願い出る。新城と校長は野球部を創設するが、日本学生野球憲章によると聾学校は高野連への加盟ができないことになっていた。だが試験試合でコールド負けしたにもかかわらず高野連加盟が認められ、野球部は本格的に始動したのだった。
面白かった…。