乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

51: 『宮田登 日本を語る12 子ども・老人と性』 宮田登 著 吉川弘文館

2009-04-07 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

 (写真上は東大寺の仁王・ 阿形)

 

 (写真上は東大寺の仁王・ 吽形)

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記録だけ  

 

2009年度 51冊目  

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『宮田登 日本を語る12 子ども・老人と性』

 

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 宮田登 著

 発行所 吉川弘文館

 2007年1月10日

 200ページ 2730円

 

 今年度51冊目は 『宮田登 日本を語る12 子ども・老人と性』を楽しむ。

 宮田登 日本を語るシリーズは37冊目の『王権と日和見』http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/d01fe6cb445406b23191255d51470409以来。

 今日読んだ宮田登 日本を語る12 は面白く一気に読むことができた。

 話しは飛ぶが、 本日柳沢文庫に行った。

 柳沢文庫のみならず、興味深い内容があり、記録しておきたいが、いろいろありすぎて 時間がない。

 この本は、興味深い内容が多かったが、今回は日本を語るシリーズとはいえ、記録のみにて失礼申し上げます。

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桜祭能  狂言『昆布売』  間違っているかも知れませんが・・・。

2009-04-07 | 能楽・狂言

 

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 桜祭能  いかるがホール

 2009年 4月 5日(日)

    

能  藤戸 

 植田恭三 

 江崎金治郎

狂言 昆布売 

 丸石やすし 

 茂山七五三

仕舞 加茂 

 豊嶋晃嗣  

仕舞 網之段 

 豊嶋幸洋

 

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 家族と桜祭能に行き、狂言『昆布売』を楽しむ。

『昆布売』は何度か見たことがあるが、今回は、「平家節」と「おどり節」の二つ。

 私にとって『昆布売』は、狂言の中ではかなり好きな演目。

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 ところで、今回 『昆布売』で大きな発見をしたかもと、密かに喜ぶ。

 しかし、正確か否か、確証がつかめない。

 ネットや書物を探してみたが、私が感じたことは全く載ってない。

 私は能楽や狂言のことを全く知らないので、次に書くことは全く見当違いなのかも知れない事を付け加えておきたい。

 もし、ご存じの方がいらっしゃいましたら、訂正や助言をいただければ、幸いです。

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 まず、狂言『昆布売』の大名の衣装が気に掛かる。

 烏帽子、長い袴、黒字に鶴柄の華やかな着物、着物の襟元は重ね着・・・。

 この衣装は私の好きな三番叟に類似。

 

 大名は昆布を持ち、「おどり節」を謡い踊る。

 その昆布は、私には 鈴に重複して見える。

 三番叟はいろいろなタイプがあり、いろいろと見たが、鈴を持つことも多い。

 

♪この しゃっきや

 しゃっきや しゃっきしゃっき

 しゃっきいや ♪

といったアクセントのあるリズムは、三番叟の足を高らかに上げて踊る 

♪ちゃんちゃんちゃん ちゃんちゃんちゃん

 ちゃんちゃんちゃんちゃん ちゃんちゃちゃちゃん

 ちゃんちゃんちゃんちゃん ちゃんちゃちゃちゃん ♪

のリズムの変形のようにも感じる。

 

 そして 狂言『昆布売』は

♪よろこぶ よろこぶ よろこぶとも 申すまいぞ

と、祝い 兼 昆布の掛詞で終わる。

 

 全体を通して、三番叟の意味合いから考えても、狂言『昆布売』は三番叟を意識して作られたのでは無いかと感じる。

 

 先ほども申しましたように、何の根拠もございませんので、御一笑していただけましたらありがたいです。

 また、ご存じの方がおられますれば、お教えいただきたく 宜しくお願い申し上げます。

 

 これに関しましては、今後わかりしだい、付け加えたいと思います。

 今後の課題として、『昆布売』と『三番叟』の関連性があるか否かは、気をつけておきたいと思います。

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 最後になりましたが、楽しい時間を過ごさせていただきました関係者の皆様、ありがとうございました。

 またこの馬鹿げた記録似最後までお付き合い下さいました皆様方に、心より感謝申し上げます。

 ありがとうございます。

                    乱鳥合掌

 

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桜祭能 能 『藤戸』

2009-04-07 | 能楽・狂言

 

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 桜祭能  いかるがホール

 2009年 4月 5日(日)

        

能  藤戸 

 植田恭三 

 江崎金治郎

狂言 昆布売 

 丸石やすし 

 茂山七五三

仕舞 加茂 

 豊嶋晃嗣  

仕舞 網之段 

 豊嶋幸洋

 

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 通路を挟んだ後方の席から 能『藤戸』を楽しむ。

 切ない。

 一部、感情移入が激しく、涙がこぼれそうになった。

 母である私には、能楽が全く知らないにもかかわらず、痛みが伝わる気がした。

 

 良くはわからないが、能楽師の植田恭三さん、江崎金治郎さん、豊嶋晃嗣さん、豊嶋幸洋さんの声は素敵で、音楽を聴いているようだった。

 

 私は 能『藤戸』も初めてであり、パンフレットを御送付いただいた時から 期待は大きかった。

 後シテは想像していたよりも動きが機敏で格好が良い。

 植田恭三さんは声は大きくはっきりされていた。

 動きも大きく、決め(言葉はあってないんだろうな)の部分はきりりとしまる。

 その昔、こういった動きなどを歌舞伎などの形として 取り入れられたのだろうか・・・。

 仏像の四天王を見ていても歌舞伎の形に結びつける私である。

 こういった素敵な形の連続の能楽は、やはり好きだ。

 植田恭三さんのシテは何度か拝見させていただいたことがあるが、この方の演じられる能も好きだなと感じる。

 

 無意識とは怖いものである。

 能『藤戸』の前シテを聴いている内に、どことなく 女版の俊を思い浮かべてしまっていた。

 内容は全く違うし、切なさの方向も違うのに、何故なんだろう・・・。

 海か・・・。

 能衣装か・・・。

 能楽を知らない証拠なのだろう。

 今一度しっかりと内容を把握して、もう一度楽しみたい『藤戸』であった。

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 最後になりましたが、今年も素敵な楽しい時間を過ごさせていただき増して、ありがとうございました。

 関係者の皆様方に、御礼申し上げます。

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