乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

歌舞伎座歌舞伎座さよなら公演 六月大歌舞伎・・・か・・・。

2009-04-06 | 舞台・音楽 雑感メモ

 

 松竹株式会社から、お知らせが来た。

 今回はネット『歌舞伎美人』での案内。

 六月大歌舞伎の演目が決まったという。

 私は歌舞伎遠征をしたことがない。

 だが、今回も相当なショックを受けた><;;

 

 見たい・・・!!!

 

 演目と役者ががっちり、私の壺に食い込んで来る。

 観たい演目が昼夜ともに多い・・・。

 なんぼあるねん!状態。

 早く言えば、全演目。

 好きな演目が、見たい役者で・・・。

 

 だが、私は 既婚の職を持たない女性なんですね。

 言えば、夫は

「行って良いよ。」

って言ってくれるでしょうけれど・・・。

 なかなかねぇ・・・。

 

 ・・・・・・。

 やっぱり、歌舞伎チャンネルかな。

 

 東京・・・か・・・。

 私にとっては、悲しい思いをした、お知らせでした・・・。

 友人は行くんだろうな^^

 感想を楽しみにしていよう!!

 

 みなさま、私の分まで 楽しんできて下さいまし。

 

 

 

 歌舞伎座歌舞伎座さよなら公演

 六月大歌舞伎

 平成21年6月3日(水)~27日(土)

 

昼の部

一、正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)            

 曽我五郎  松 緑              

 舞鶴  魁 春

二、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)  

 角力場           

 濡髪長五郎  幸四郎            

 藤屋吾妻  芝 雀          

 山崎屋与五郎  染五郎            

 放駒長吉  吉右衛門

三、蝶の道行(ちょうのみちゆき)              

 助国  梅 玉              

 小槇  福 助

四、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)  

     片岡仁左衛門  一世一代にて相勤め申し候           

 河内屋与兵衛  仁左衛門           

 豊嶋屋お吉  孝太郎          

 山本森右衛門  彌十郎            

 父徳兵衛  歌 六       

 芸者小菊/母おさわ  秀太郎         

 豊嶋屋七左衛門  梅 玉

 

夜の部

一、門出祝寿連獅子(かどんでいおうことぶきれんじし)  

      四代目 松本金太郎 初舞台              

 初舞台  金太郎                  

 染五郎                  

 幸四郎                   ○                   

 松 緑                  

 芝 雀                  

 友右衛門                  

 吉右衛門

二、極付幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)  「公平法問諍」          

 幡随院長兵衛  吉右衛門         

 水野十郎左衛門  仁左衛門            

 坂田公平  歌 昇          

 子分極楽十三  染五郎          

 子分雷重五郎  松 緑         

 子分出尻清兵衛  歌 六           

 近藤登之助  東 蔵           

 唐犬権兵衛  梅 玉            

 女房お時  芝 翫

三、梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)  

   髪結新三            

 髪結新三  幸四郎            

 手代忠七  福 助            

 下剃勝奴  染五郎              

 お熊  高麗蔵           

 家主長兵衛  彌十郎          

 弥太五郎源七  歌 六

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『光勲會能面展』にて、異空間を楽しむ。

2009-04-06 | 美術・文様・展示物

 

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  光勲會能面展

 

  4月3日(金〕~5日(日)開催   

  法隆寺 i センターにて  

 

 光勲會能面展を楽しむ。

 個々の面に説明が添えられており、わかりやすい。

 能楽師の先生の面やお弟子さんらしき方たちの面も展示されている。

 数少なく知っている能楽を思い浮かべながらの鑑賞は、優雅で楽しい。

 但し、美術館や博物館のイメージとは違う。

 また、個展会場というイメージとも違った独特の雰囲気。

 どちらかというと、有名画廊に足を運んだ感じ。

 但し、面には値はつけられてない事を付け加える。

 

 好きな面が多くあった。

 また、好きな能楽に使われる面も多くあった。

 

 ごふんが膠(にかわ)のタンパク質と反応し、時間が経過。

 良い具合に変色しているものがあり、心惹かれた。

 それは京友禅の 古き上質の染色友禅の色合いにも共通。

 ごふんは生きている。

 

 好きな面はどの角度から見ても、生きているように感じた。

 この面をかぶり、能楽師が息吹を吹き込み、謡い舞われるのかと思うと、限りなくロマンは広がる。

 

 立原正秋氏の小説などを思い浮かべる。

 彼が描くような古板(木?)は実際に使われているのだろうか・・・。

 

 会場には能面を作る過程の状態が展示されていた。

 荒く彫られた状態も心憎い。

 こういった途中の状態も 『なぐり(薙ぎ面なぎつら)』というのだろうか・・・。

 多分、途中の段階は仕上げではないので、言わないなだろうと思われるが、私にはわからない。

 ちなみに、乱鳥の書きなぐりのブログの名は、この『なぐり』から名付けている。

 これについては プロフィールで説明させていただいている。

  

 桜祭能「藤戸」に使用の能面「廿余(はたちあまり)」も特別展示。

 午後からは面「廿余(はたちあまり)」は外され会場に持って行かれたという。

 光勲會能面展を見て、桜祭能を楽しんだ方は、能楽師の裏に能面師をも感じられる能楽を見たことだろう。

 

 追記

 写真は『光勲能面會展』京都文化博物館5階(4月22日~26日)案内の葉書。

 記憶に間違いがなければ、現在、京都文化博物館では『イタリア美術とナポレオン展』が開催されている。

『イタリア美術とナポレオン展』は美術好きには必見の一つ。

 観たいと思っている展覧会だが、予定は未定ということも 多々あり。(笑み)

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 最後になりましたが、貴重な体験をさせていただきました関係者のみなさまに、御礼申し上げます。

ありがとうございました。

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歌舞伎関連本記録

2009-04-06 | 舞台・音楽 雑感メモ

 

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 山川静夫著の『歌舞伎の愉しみ方』を、読んだ。

 歌舞伎雑感記録として残しておきたいので、TBして、記録しようと思う。

http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/833d37465012267f4049f46aaa4c896d

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50: 『歌舞伎の愉しみ方』  山川静夫 著 岩波新書 新赤版 1162

2009-04-06 | 名作歌舞伎全集/古典文学全集(浄瑠璃含)、歌舞伎関係本

 

 (写真は『十六夜清心雲』 ^^

 ・・・・・・に、見えます、よね?

 なんて言ったって、

「せぃしん様、せいしんさま~~ぁ~」

ですもの^^

            素敵でしょう♪)

 

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 記録だけ  

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2009年度 50冊目  

 

       『歌舞伎の愉しみ方』

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        images images images  

 山川静夫 著

 岩波新書 新赤版 1162

 2008年11月20日第1版

 202ページ 700円+税

 

 四月五日

 能楽の前に、図書館による。

 大阪府立から借りていただいた赤松啓介氏の本を返す。

 ついでに購入本リストを見ると、岩波新書『歌舞伎の愉しみ方』がある。

 早速壁面に小走る。

『歌舞伎の愉しみ方』は誰にも読まれずに、真新しい。

 というわけで、昨日の二冊目は、岩波新書『歌舞伎の愉しみ方』を楽しんだという具合。

 

『歌舞伎の愉しみ方』は楽しかった。

 さらりとした内容で、当たり障りはない。

 穿って読むと、山川静夫さんの好みの役者ははっきりとわかる。

 役者に関しては、若干、故役者は良かった的な発想。

 まぁ、一般的に言われていることだが、この本に書かれている弁慶役者にしても、その一例。

 但し、はっきりと言葉には表わしてはいない。

『昔は良かった』的な感覚は、なじめない。

 

 当然のことながら、山川静夫さんよりは歌舞伎歴は浅くまた短い。

 だが、ひとこと。

 歌舞伎においては、昔の役者ばかりが良いとは限らない。

 人による!

 映像が一般化されなかった時代と、テレビを意識し始めた時代とでは、明らかに、歌舞伎の演じ方は違う。

 テレビが出てきて定着してからというもの、役者は「観客に『見せる』」という意識が濃い。

 

 ところで、山川静夫さんというと、『白波五人男』の解説が 或意味 有名。(爆)

 解説と言うより、五月蠅い(・・・と聞く。)

 芝居をつぶした NHK『白波五人男』解説は、歌舞伎ファンの中では悪評が高い(・・・と聞く。)

 私は、歌舞伎のことは全く知らないので、真実は知らない。(笑み)

 

『歌舞伎の愉しみ方』は歌舞伎初心者用に書かれたようだが、初心者には少しわかりにくい。

 歌舞伎に傘を用いるなども、その一例。

 開いた傘を用いるのは助六だけという説明では、歌舞伎になれていない人にとっては、どんな演目があるかはわからない場合もある。

 ここは 二、三 演目名をあげるべきだと感じた。

 

 歌舞伎となると、無知にも関わらず、熱が入る。

 私は歌舞伎のことは全く知りませんので、失礼があれば、お許し下さい。

 

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