奈良公演に行った。
いつもながら、修学旅行の生徒もいっぱい。
思った通り・・・
鹿せんべいをやって、はしゃいでいた。
『奈良に来た、一番の思い出かもね・・・。』
と、見守る私。
「もう、無い。もう、無いよ。」
と逃げる生徒。
茶髪の高校生の、あどけない表情・・・。
学生を離れる。
今度は、ご高齢の男性が鹿にえさをやって、楽しんでおられた。
ご高齢の男性は、マイせんべい持参者も多い。
それも、公式鹿せんべいよりも高いせんべいのようだ。
各独り、複数人。
だが、公園には、
『他の食べ物は与えないように』
との、注意書きがある。
中には驚くような食べ物を与える不届き者もいるだろう。
鹿の健康を考えると、注意書きせざるを得ないのかも知れない。
マイせんべいを にこやかにやる方、そして 後ろめたそうにやる方。
人それぞれ、千差万別。
いずれにせよ、自分の時間を大切にしておられるなぁ。
そんな風に、感じる。
写真下の男性は、にこやかに写真を撮らせて下さった。
正規の鹿せんべいをやっておられた。
そのことも、付け加えておこう。
鹿はせんべいをもらう前に、必ずお辞儀をする。
なんと、賢いことよのう~。
写真のこの子は、鹿役者。
お辞儀ばかりではなく、すりより、流し目・・・。
そして、愛くるしい目で、男性の目を見つめる。
もらったら、必ず、決めポーズは外さない。
ほらね。
あいぃいん~!
後は右手の練習、ね。