乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

敷津松之宮(大国神社) 大阪

2008-01-11 | お出かけ

 

 一月十日。

 今宮戎神社のえべっさんに行った折、敷津松之宮(大国神社)にも詣でてみた。

 まず正面の鳥居をくぐると、神社の縁起物や福飴?が売られている。

 ずずうっと前に進むと、写真上のような光景。

 なんとなく 明治っぽい感覚に陥るのはなぜか・・・。

 ライトが嫌に紅く、神々しい。

   

 

    

 

 

 神社の名にあるように、ここには大きな大黒様(大国様というべきか)が添えつけられている。(写真上)

 日本一の木彫神像ともいわれる福徳円満の日出大国神が鎮座する『大国主神社』の杜という訳だ。

 大黒様の前ではお払いを受ける方々が 神妙な面持ちで祈っておられる。

 心の中で祈りながら、罰当たりにも写真を一枚、写させていただく。

 

 写真(大黒様)の左斜め横には 結構新しい ねずみの阿吽。

 その奥には 七福神を祀る社がある。

 いずれにしても めでたいではないか・・・。

 

 

   

 

 

 ここ 敷津松之宮(大国神社)は、祭神は素盞嗚尊(スサノオノミコト)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B5%E3%83%8E%E3%82%AA (スサノオノミコト説明)

とのこと。

 ここも 素盞嗚尊の関係か・・・・・・と分かったような分からぬような頼りない私。

 浦つたいに敷津浜の航行された時、宿禰、荒磯浪の岸にうち寄せるのを見て、今より後は、 ここを境として、潮満ちよすことなかれと、松樹三本を渚に植え、その松の下に素盞嗚尊を祀る。これが当社の起源と伝えられている。 だから松の宮云々・・・。

と、神社のHPに記されていた。

 

 大国主神は大黒天で、古くから『今宮の戎さん』と並び、商売繁盛・諸願成就の福神として 親しまれているが、他府県の者にとっては、やや知名度が低いのが残念だ。

 そのため 今宮戎に行く道に大黒様姿の着物を着て化粧をし、案内版を持った 若い男性を、二人ばかり見かけた。

 

 何れにせよ 大黒様(大国様)と戎様を参ることができ、今年は何かいい事がありそうな予感。

 まるで 宝くじも買わずに、当たりくじがあたった気分の 阿呆である。

 

 

 敷津松之宮(大国神社)  大阪市浪速区敷津西1-2-12

 

 

 

 

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十日戎  大阪 今宮戎神社

2008-01-11 | お出かけ

 

 子どもと 大阪の今宮戎神社で行われている十日戎に行く。

 地下鉄、大黒町の駅を降りると、笹を持つ人で賑わう。

 しばらく歩くと出店も多い。

 今宮戎神社の近くともなると、写真下のような縁起物の店が軒を連ねる。

 

 

   

 

 

 江戸期には商業の町として 繁栄を遂げた大阪。

 今宮戎神社は大阪の商業を護る神様として、崇敬されるようになる。

 十日戎は数百年の歴史を持つ、古い行事だそうです。

 

 

   

 

 

 写真上は神社の正面、手前には去年飾っていたであろう笹などを納めるところが設けられている。

 小型プールのような賽銭入れには、一万円冊が数多く見られた。

 こりゃ、ほんに、景気が良い。

 

 

   

 

 テープの音楽にのせて、あちらこちらから 福娘や笹に飾り物をつける声が聞こえてくる。

「♪商売繁盛~、笹もってこい!商売繁盛~、笹もってこい!」

の声がテンション高く、威勢が良い。

 儲かりそうな気がしてくるから不思議だ。

 

 

   

 

 

 今宮戎神社の境内では、至るとことに 写真上のように、笹がくくりつけられている。

 また、神社から無料の笹が配られ、縁起物の小宝(有料)を結わえていただく。

 もとは、竹のもつ清浄さ、根強さ、節により苦難に耐え忍ぶ姿。また冬も青々とした葉を付け、更に竹林の生命の無限性、旺盛な繁殖力など、そこに強い生命力と神秘性を感じとり、神霊が宿るとさえ信じられていた。

 こうした日本人の竹に対する感性が、色々な神事に笹が用いら他のであろう。

 こうした考えをもとにした笹に、神社から授与される小宝を付け、商売繁盛を願ったのでしょう。

 小宝は『吉兆』(きっきょう)と呼ばれ、十日戎では福娘等が、米俵などの縁起物を束ねるのです。 

 写真の一番上のお嬢さんも福娘さんの一人ですが、とてもお美しい方でした。

 尚、この十日戎の三日間で、なんと 約百万人を超える参詣者があるそうだ。

 

                すこーん すこーん 米だんご

 

 

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