(写真は2007年9月23日。
エスファハーンにある 『アーリー・ガープー宮殿』の音楽室。
水差しのような 楽器のような穴が開いているのは、音が反響し、音楽演奏に適するようにと考えて造られた構造のように聞いている。
漆喰造りの色合い(実際の色は、写真の二枚目)がなんともいえず、落ち着いた雰囲気。
ここで音楽が奏でられていたのかと思うと、ロマンを感じる。 )
記録だけ 2008年 映画 2
阿修羅のごとく
満足度 ★★★★★ ★★★☆☆
感動度 ★★★★★ ★★☆☆☆
話の展開 ★★★★★ ★★★★☆
2003年 日本
監督 森田 芳光
キャスト 仲代 達矢
坂東 三津五郎
八千草 薫
小林 薫
大竹 しのぶ
黒木 瞳
深津 絵里
深田 恭子
中村 獅童
RIKIYA 坂東
桃井 かおり
木村 佳乃
紺野 美沙子
益岡 徹
長澤 まさみ
BSi で放映の『阿修羅のごとく』を見る。この映画も二度目。
昭和の風景や生活の中で、ここの人間のドラマが繰り広げられる。
親子。兄弟、夫婦、不倫などの上手く絡み合わせ、最後には母の残した新聞の投書の切抜きで人生を上手くまとめ上げてしまうのは、見事と言うより他にない。
墓前で鷹男(小林 薫)がもらす
「女は阿修羅だねえ・・・」
と言う言葉と、父(仲代 達矢 )の三女(深津 絵里)の膳を拭く後姿を見て、
「母さん、そっくりだ・・・。」
の言葉は心に響いた。
歌舞伎役者である 坂東 三津五郎丈の演技にも注目。
練りこまれた原作(脚本)と力の優れた役者による、共同の秀作映画と言えよう。
まだ観ぬ人は一度は見ても時間の無駄にはならぬと感じる。