乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

日本三大大仏はどこか

2008-01-06 | お出かけ

 

  日本三大大仏はどこか・・・。

 

 先日初詣のために、大阪の石切神社に行った。(写真)

 途中、坂本まむしの経営者が莫大な寄付をして土地を購入し、作ったとされる石切大仏を見た。

 この石切大仏、日本で三番目と大きく記されてはいるが、何のことやら、皆目検討が付かない。

 そこで苦しい時のウィキピディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BB%8Fで調べてみることにした。

 

 ウィキピディアによると、日本三大大仏は第二次世界大戦前までは、

  奈良の大仏

  鎌倉の大仏

  兵庫大仏

とされていたようだ。

 だが、兵庫大仏が戦時供出で取り壊されたため、現在は「奈良の大仏」「鎌倉の大仏」に続き、三つ目をいずれにするかについては異説ある状態だと言うことである。

 なお、現在、日本三大大仏を称しているのは

  高岡大仏

  兵庫大仏(再建)

  日本寺大仏

  岐阜大仏

  牛久大仏

  東京大仏

  赤田の大仏

などがあげられているが、石切大仏の名はどこにもない。

 よって今回疑問に感じた 日本三大大仏と表記されている 石切大仏に対する疑問は、申しわけないことに 解ぬままであることを白状したい。

 

 日本にある、大仏は次のとおりである。

  大仏亭大仏(北海道室蘭市、ドライブイン大仏亭(廃墟))

  昭和大仏(青森県青森市、青龍寺)

  盛岡大仏(岩手県盛岡市、松園寺)

  赤田大仏(秋田県由利本荘市、長谷寺)

  愛子大仏(宮城県仙台市青葉区、佛国寺)

  酒田大仏(山形県酒田市、持地院)

  牛久大仏(茨城県牛久市、東本願寺)

  駒形大仏(千葉県千葉市)

  鎌ヶ谷大仏(千葉県鎌ケ谷市)

  中山大仏(千葉県市川市、法華経寺)

  日本寺大仏(千葉県安房郡鋸南町、鋸山日本寺)

  奈良の大仏(奈良県では無く千葉県)

  大長寺大仏(埼玉県行田市、大長寺)

  平戸の大仏(埼玉県熊谷市、源宗寺)

  東京大仏(東京都板橋区、乗蓮寺)

  上野大仏(東京都台東区、上野恩賜公園、寛永寺、顔面のみ現存)

  おおくら大仏(東京都世田谷区、妙法寺)

  鎌倉の大仏(神奈川県鎌倉市、高徳院)

  三浦大仏(神奈川県横須賀市、聖徳久里浜霊園)

  白馬大仏(新潟県糸魚川市、白馬観光ホテル)

  小杉大仏(富山県射水市、蓮王寺)

  高岡大仏(富山県高岡市、大仏寺)

  戸出大仏(富山県高岡市戸出町)

  庄川大仏(富山県砺波市、光照寺)

  ハニベ大仏(石川県小松市、ハニベ岩窟院)

  福井大仏(福井県福井市、西山光照寺)

  越前大仏(福井県勝山市、大師山清大寺)

  岐阜大仏(岐阜県岐阜市、金鳳山正法寺)

  佐吉大仏(岐阜県羽島市、佐吉堂、別名:竹鼻大仏)

  国府大仏(岐阜県高山市)

  竜頭薬師如来(岐阜県郡上市、円空研究センター)

  川根大仏(静岡県川根町、智満寺)

  布袋の大仏(木造阿弥陀如来坐像)(愛知県江南市、大仏殿)

  布袋大仏(愛知県江南市、個人所有)

  名古屋大仏(愛知県名古屋市、桃厳寺)

  聚楽園大仏(愛知県東海市)

  阿波の大仏さん(三重県伊賀市、新大仏寺)

  信楽大仏(滋賀県甲賀市)

  長浜びわこ大仏(滋賀県長浜市、良畴寺)

  丹後大仏(京都府伊根町本坂)

  京の大仏(京都府京都市東山区、方広寺)

  奈良の大仏(奈良県奈良市、東大寺)

  飛鳥大仏(奈良県明日香村、飛鳥寺)

  石切大仏(大阪府東大阪市、大佛寺)

  摂津大仏(大阪府豊能郡能勢町、七宝寺)

  無量光寺の首大仏(和歌山県和歌山市、無量光寺)

  兵庫大仏(兵庫県神戸市兵庫区、能福寺)

  鵯越大仏(兵庫県神戸市北区神戸市立鵯越墓園)

  但馬大仏(兵庫県香美町、長楽寺)

  牛窓大仏(岡山県牛窓町、弘法寺)

  誕生寺大仏(岡山県久米南町、誕生寺)

  高昌寺涅槃仏(愛媛県喜多郡内子町、高昌寺)

  福岡大仏(福岡県福岡市、東長寺)

  呼子大仏(佐賀県唐津市、国民宿舎呼子ロッジ)

  別府大仏(大分県別府市、榮信寺)

以上、へたるほど、数が多い。

 

 日本三大大仏はやぶに包まれたままだが、空で出てきた 東大寺の奈良の大仏(奈良のだいぶっつあん)と、鎌倉の大仏は、今までよりも立派に感じた。

 奈良のだいぶっつあんは某関係で、二度ばかり大仏の上の方まで上げていただき 見せていただいたことがあるので、親しみを感じていた。

 しかしながら親しみ以外にも、尊敬の念が生じた正月であった。

 

コメント (4)
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