日常

【広報】2/5「横浜ダンスコレクション」、通崎睦美さん「ソデカガミ」

2009-01-14 11:29:01 | 時事
最近は、目が破裂しちゃうんじゃないかと思うくらい集中して取りつかれたようにブログに書くことが多くて、ランディさんの『パピヨン』とか、よしもとばななさんの『彼女について』の感想を書上げた後は晴れ晴れしい気分でした。空が青い!って感じです。
いやー、念を込めて書いたら疲れたなぁ。
今週末は和歌山まで、学会発表しに4時間30分!かけて遠征しないといかん。抄録はとっくに出したけど、スライドは全くつくっとらん。ヤバイ! ヤバイよ。ヤバイよ。(出川風に)。
今晩は頑張らないとなー。ほんとは本を色々読みたいんだけど。我慢。我慢。我慢。


ところで、このブログを読んでいる人なんて、わしの限られた友人だけなので大して広報力はないですが、濃いつながりの人は多いので、宣伝をば二つ。

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◆【広報1】2/5「横浜ダンスコレクション」
→《踊りに興味があるアナタに!》
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2月5日(木)~ 2月8日(日)の期間に、横浜赤レンガ倉庫というとこで横浜ダンスコレクションなるものが開かれるらしい。(主催:横浜市芸術文化振興財団、フランス大使館)  外人もいっぱい出てて異国情緒あふれる感じ!しかもヨコハマ!ブルーライトヨコハマ!

以前、『よい踊りを見た。そして、感じ、思ったこと。』(2008-11-24)で紹介したプロジェクト大山の方々が、ここで舞い踊るらしいです。その場に行って感じる踊り、とてもよいと思っています。すごくよいと思っています。

2月5日(木)に【グループ部門】で出るみたいで、なんとか仕事さえ、うまく終われば(こればかりは患者さんとか緊急次第なのでそのときにならんとよくわからん)見に行きたいと思っとります。
HP見るとあんまり書いてないけど、たしか18時30分会場で19時開始だったような気がするんで、なんとか間に合っていけそうな気はしてます。


プロジェクト大山評としては、普段ダンスを見慣れない人にもすごく見やすいものだし、色々なものを感じれるダンスだと思います。
外や世界に開かれている感じなので(自己満足とか、閉じられた感じがしない)、想像力を喚起されます。ユーモア性があるのも個人的にすごく好きなところですし。ストイックに肉体を鍛え、動きの極限を追及する踊りも、踊りのひとつの方向性であるのは間違いないですが、ややスポーツに近く見えることがある。

プロジェクト大山の踊りのように、非言語の状態で体に流れる感情や感じたことみたいなものを、他の踊り手と呼応しながらダンスという形でウゴメキに変換させているところや、そこにユーモア性がスパイスのように入っているところが、個人的にいたく共鳴した点です。

きっと、特定のメッセージを伝えるというものと違って(それは演劇になる?)、見る側がその時の自分の感情に応じて自由に解釈して、呼応しながら組み立てればいいんだと思います。そういう意味で、見る側にとっての自由度もすごく高いので、そこが見やすいんだと思うんです。

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◆【広報2】通崎睦美さん「ソデカガミ」
→《着物文化に興味があるアナタとアナタの母上に!》
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通崎睦美さんはマリンバ奏者かつアンティーク着物コレクターの方です。
以前、『田口ランディ・通崎睦美 ジョイント朗読会in法然院 「転生」』(2008-10-05)ってブログに書きましたが、遥々京都まで遠征して見に行きました。ランディさんの知り合いは、なんとなく親近感湧きますんで。

通崎睦美さんのブログ『通崎好み製作所』はそれ以降ちょこちょこチェキラッチョしておりますが、そのブログにも書いてありますけど、「ソデカガミ」っていうアンティーク着物のコレクション本、絶版になってしまうらしく、出版社在庫は焼却処分になっちゃうみたいなんですね。
出版業界も青息吐息でいろいろ大変なご時世ではありますが、「勿体ない!」ってことで、焼却処分になる前に、アンティーク着物に興味ある人はご注文ください。締め切りが【1月16日正午】って書いてありますので、ツベコベ考えずに直感で何か感じた人は注文してみてくださいな。わしも、せっかくなので自分の母と姉のプレゼント用にも注文しました。きっと喜んでくれそうだし。

本も人も、全ての出会いって、縁ですからねー。


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脱線しますが、それにしても、出版業界は不況のあおりやらネットの台頭やら大変なんでしょう。そういう意味で、岩波文庫って地道ですごいですよね!

岩波文庫のHPにも、
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岩波文庫は1927(昭和2)年7月10日に,夏目漱石『こころ』,幸田露伴『五重塔』,樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』,島崎藤村『藤村詩抄』,トルストイ『戦争と平和(一)』,チェーホフ『桜の園』,プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』など22冊,5日遅れてカント『実践理性批判』1冊を刊行してスタートしました.以来80年,現在(2006年12月)までの総刊行点数は5400冊になります.
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って書いてあります。万人受けではないものを地道に世界に提供しつづけるって、その思いたるやすごい。継続することは大事ですな。
今まで全く興味なかった古典ですが、わしが30年生きるまで待っててくれたんですね。嬉しいもんです。


ということで、わしのブログでは珍しくtea break的な広報でしたー。4649。

2 コメント

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袖鏡頂きます (H.P.)
2009-01-14 14:32:12
怪盗気分


注文した
青梅市にいるときから、着付けをならっている
着物店にいらした、富豪のおくさまから
お宅におじゃまするごとに壱千円でご教示頂ける
人間のゆとりを感じるじゃないか
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着物文化の復活 (いなば)
2009-01-15 00:09:45
おぉ!H.P.ってきっとHIGA Drですよね!Hは苗字?Pは何の略なんだろうか。ヒットポイント?ちなみにマジックポイントはMP.

着付けならってるんですねー。なんか着てるの想像するだけでカワユイ!萌えデス。

わしも、女性が着物着てるのって、かなりイイと思っとります。若い女性が着るのも素敵だし、年配の女性がさっそうと着こなすのも素敵。歌舞伎とか見に行くと女性の多くが着物着てたりして、日本のよさを感じちゃう。

着物って、姿勢も正しくなるし、歩く姿もバタバタ、ドタバタと歩けないし、そういう大リーグ矯正ギプスみたいな側面もあるから、立ち居振る舞いに気品を感じるのですよね。大また開いて地べたに座ったりできないわけですから笑

特殊な日じゃなくて、普段着でサラリと着物着ると素敵です。
通崎さんも、アンティーク着物ブームが到来したせいで食傷気味になったらしいんですが、その以前は普段でも着物着てたらしいですし。そりゃあ素敵デス!


とりあえず、一人でも通崎さんの本注文してくれたってだけで、微力ながら貢献できた感じで書いてよかったデス!
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