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第18回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門大賞! 津原泰水の傑作幻想譚を、近藤ようこが鮮烈に漫画化!
先の見えない戦時にありながら、見世物小屋の一座として糊口をしのぐ、異形の者たちの
家族がいた。未来を言い当てるという怪物「くだん」を一座に加えようとする家族を待つ
運命とは――。第18回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門大賞を受賞! 津原泰水の . . . 本文を読む
福島智さんの「ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)」致知出版社 (2015/5/30)を読みました。
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<内容紹介(Amazonより)>
3歳で右目を、9歳で左目を失明、14歳で右耳を、18歳で左耳を失聴し、光と音の世界を喪失した福島智氏。
氏は当時のことをこう綴っている。
「私はいきなり自分が地 . . . 本文を読む
神話や昔話や祖先や死というものは、魂を遠い過去へと結びつけ、自分の存在の根を確認するためのものだ。
その道は常に開かれているのだが、自分の足で歩もうと決めた時に、そのドアは開かれる。
日常と次元の異なる世界が開けた時、今までとは異なるエネルギーがそこからもたらされる。
そこに、自分の内なる世界の広がりを再発見する。
そういう再発見は、年齢によらない。
その人の人生の向き合い方に応じて、適切な時 . . . 本文を読む
三木成夫先生の「人間生命の誕生」築地書館 (1996/07)を再読しました。
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没後ますます評価の高まる著者の、未だ成書にされていない論文、講演録、エッセイなどを、生命論・保健論・人間論・形態論として編んだ、「三木学」のエッセンス。
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三木先生は解剖学、発生学の先生です。
自分が最初に三木先生の著作 . . . 本文を読む
<意識の言語化>は、深層意識(無意識)を構造化するため、成長や発達のために大事なことだと思う。
それはカウンセリングや心理療法が果たしている役割でもある。
ただ、<意識の記号化>が起きると、その人は自由さと弾力性を喪失し、本質や魂がそっと奪われる。
閉鎖的な集団で、呼吸しない膜の中の空間で生きていると起きやすい現象だと思う。
<記号>は閉鎖的な集団の中で情報伝達のスピードは速いが、外部とのコミ . . . 本文を読む
フランス思想、言語論などで多数の本を書かれている前田英樹さんと、能楽師の安田登さんの対談本。
「対談 前田英樹x安田登 からだで作る芸の思想」大修館書店 (2013/6/10)
を読みました。
この本はとても印象的で刺激に富む発言が多く、色々なInspirationを受けました。
素晴らしい本でした。
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<商品の説明>(Amazonより)
剣術、能、寄席の芸。それ . . . 本文を読む
大変だ、困っているというとき、ほんとうの意味では困っていないことが多い。
なぜなら、人というのは、本当に困ったら、なんとかするからだ。
だから、まだ何もしようとしていないということは、まだほんとうの意味では困っていないと考えた方がいい。
その状態で、得られるものと失われるものとが均衡していて、綱引きをしている状態であって、そういう動的平衡の中で安定しているからだ。
困っていると言いながら何もし . . . 本文を読む
知人から紹介され、ヴァンダナ・シヴァさんの活動を紹介している、「ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめてwith辻信一 (ナマケモノDVDブック)」というDVDを見ました。
●動画 【予告篇】ヴァンダナ・シヴァの いのちの種を抱きしめて
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・ヴァンダナ・シヴァ (Vandana Shiva) www.navdanya.org/
環境活動家、科学哲学博士。有機農業や種 . . . 本文を読む