片山洋次郎さんの「整体。共鳴から始まる ‐気ウォッチング 」ちくま文庫(2007/06)を読みました。
================
<内容(「BOOK」データベースより)>
野口整体の思想をベースにしながらも、独自の整体技術を創り上げてきた著者が、この息詰まる社会を生き抜く気的方法=「共鳴」についてわかりやすく伝える。
また、「体癖」、気的に見た現代社会の人間像など、整体から見えてく . . . 本文を読む
梅原猛さんの「空海の思想について」講談社学術文庫(1980/1/8)を読みました。
=================
<商品の説明>
密教哲学の魅力を、著者は次のように説く。
「『世界というものはすばらしい。それは無限の宝を宿している。
人はまだよくこの無限の宝を見つけることが出来ない。
無限の宝というものは、何よりも、お前自身の中にある。
汝自身の中にある、世界の無限の宝を開拓せよ』。
そ . . . 本文を読む
中村元さん訳の「ブッダの真理のことば、感興のことば」岩波文庫(1978/1/16)を再読。
リズミカルで深い。ううぅん、と、うなってしまう。これが945円の文庫で買えてしまうとは・・。
================
『ブッダの真理のことば(ダンマパダ)』
================
ものごとは心にもとづき、心を主とし、
心によってつくりだされる。
もしも清らかな心で話したり行ったりす . . . 本文を読む
上田紀行さんの「ダライ・ラマとの対話」講談社文庫 (2010/5/14)を読みました。
ダライ・ラマ(Dalai Lama)とはチベット仏教のトップにして、チベット元首でもあるお方。ダライ・ラマは観音菩薩の化身とされています。
ダライ・ラマという名前は代々受け継がれていて、今は14世(テンジン・ギャツォ)。
ダライ・ラマが亡くなった時は、チベット全土から僅かな情報を元に魂が輪廻した化身としての . . . 本文を読む
テレビが面白くなくなったというのは実感として分かりますが、それでも一部の番組は面白いのを作ってます。
面白くなくなった、というのは、パターン化されたからだと思いますね。
常識や偏見を壊すためではなく、常識や偏見を固めるためであったり、単純に欲望を代替わりするため(特に食欲と性欲)のシステムとして機能しているからだと思います。そういう単純なエゴの欲望に興味がない人は、おそらくテレビから外れますね。も . . . 本文を読む
山蔭基央さんの「出雲と伊勢 神道の叡智」講談社(2012/6/26) を読みました。
=====================
<内容説明>
「日本の心の原点」出雲大社と伊勢神宮を結ぶ霊性の秘密を解明する
「日本の心のふるさと」として敬愛される出雲大社と伊勢神宮は、表裏一体の不思議な関係にあり、共に日本の精神文明の基礎である。
この由緒ある二大神社の本質を明らかにしながら、「神」とは何か、 . . . 本文を読む
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」を観てきました。
レーピンと言っても、自分は中野京子さんの「怖い絵 死と乙女篇」の表紙に載っている「皇女ソフィア」の画家、というくらいしか前知識ありませんでした。
そんな前知識なく行ったレーピン展。
ちらしの絵が素晴らしかったので並ばないように開場同時い行ってきましたが、とんでもなく素晴らしい展示でした!( . . . 本文を読む
長野県の木崎湖畔で行われている「原始感覚美術祭2012」に行ってきました。
HPによると
――――――――――――――――
原始感覚美術祭2012について
パプア・ニューギニアの秘境探検を行った食生態学者の西丸震哉のキーワードである原始感覚をテーマにあらゆるジャンルを超えた表現者を集い、滞在制作を行うことで、木崎湖畔の美しい景観 を生かしながら、古民家や寺社、湖面などにインスタレーションを . . . 本文を読む