日常

「ルノワール 伝統と革新」

2010-01-31 13:57:05 | 芸術
風邪はだいぶなおってきた。 のど飴、水分、我慢・・で治った気が。 ふと時間ができたので、国立新美術館の「ルノワール 伝統と革新」を見に行く。 ルノワールは、昔はあまり良さがわからなかったけど、自分も年をとったからなのか、じょじょに良さがわかるようになってきた。 静物画がすごくいいんだよなー。 花瓶に花がさしてあるだけなんだけど、「それだけ」ではない迫りくる実在感を感じる。 静物画って、英 . . . 本文を読む

「命の認識」展

2010-01-24 11:06:09 | 芸術
今日も約36時間連続労働の当直ですが、完全に風邪ひいてます。 朦朧としながら働いていて、職場の人ともあまり会話をしたくないですが、こうして文字を打つのは何故か平気です。笑 本郷の東京大学総合研究博物館でやっている「命の認識」展(~03/28)を見てきた。  この東京大学総合研究博物館は東大構内の端っこにある。 いつも無料で、しかもかなり硬派な展覧会が毎回繰り広げられている。 それなりに見よう . . . 本文を読む

ボルゲーゼ美術館展

2010-01-19 17:08:42 | 芸術
上野の東京都美術館で、ボルゲーゼ美術館展を見てきた。 ボルゲーゼ美術館自体は、イタリアのローマにある、当時の金持ちのおじさんが集めた絵のコレクション。 ======================= 第一章:15世紀・ルネサンスの輝き 第二章:16世紀・ルネサンスの実り―百花繚乱の時代 第三章:17世紀・新たな表現に向けて―カラヴァッジョの時代 ======================= こ . . . 本文を読む

右と左とねじれ

2010-01-18 22:06:17 | 考え
ヒラメの眼は、発生の最初では、普通の魚類と同じで左右両側で左右対称に作られる。 成長して変態期になると、右眼が正中線を通り越して体の左側に向かって移動してしまう。 「左ヒラメ」と言われるように、両眼が左側に並んだ左右非対称な体に「変態」するのだ。 カレイは似て非なる「右カレイ」であり左目が右側へ移動する。 そもそも、右・左自体が、自分の視点と境界線で自由に行き来する不思議な概念。 自分の「 . . . 本文を読む

0.5秒の重み

2010-01-16 10:18:57 | 考え
一部のヒトに好評だった地球の歴史カレンダー。 もう一度自分で計算しなおしてみたので、是非楽しんでください。 自分でも、時々これを見直して悠久の時間を思い返すために。 地球誕生の46億年前から今年までを365日のカレンダーに対応させます。 (概算早見表:1か月=4億年、1日=1300万年、1時間=50万年、1分=1万年、1秒=150年) 地球は1月1日元旦の0時に生まれた。 単細胞生物は3 . . . 本文を読む

動物と植物から見た人体

2010-01-13 11:44:41 | 考え
■焦点(フォーカス) 医者になって、あくせくと目の前にぶらさがった仕事ばかりに奔走していたので、最近は少し視点をひいていろんなことを考えなおしている。 <ひとのからだ>もそのひとつ。 顕微鏡は、あるポイントを拡大して正確に見ることはできる。 ただ、同時に周囲の景色はぼやけてくるものだ。 部分にフォーカスを当てること、その周囲がぼやけることは、常に同時に起きている。 仕事もそうだと思う。 . . . 本文を読む

岡本太郎「日本の伝統」

2010-01-10 09:55:09 | 
連休中もずっと当直だー。 ふと本棚で「日本の伝統」(岡本太郎)が目に付いたので、当直中の時間あるときにこそこそと読んでいる。 伝統について、感じ入ることが多い。 岡本太郎の思索は、伝統という狭い意味だけでもなく、「過去・現在・未来」に関する「時間論」にも聞こえてくる。だから、さらにすごい。 岡本太郎「日本の伝統」より ================================== 伝 . . . 本文を読む

プロレス 受けの美学

2010-01-08 21:48:46 | 映画
当直中の時間あるときにブログを書く習慣がついてしまった。 昨日、雨上がり決死隊の「アメトーク」3時間SPを見た。 あの番組は、バラエティの中でダントツに面白い。数年前の黎明期から毎週欠かさず、録画して見ている。 まあ当然のように大笑いしながら見たわけですが、その中で「俺達のゴールデンプロレス」という、プロレスのコーナーもあった。 わしは、実は大のプロレス好きなのです。 プロレスに多くの . . . 本文を読む

賀正

2010-01-03 17:26:12 | 時事
新年あけましておめでとうございます。 (写真は、学生のときに登った、八ヶ岳の赤岳山頂からの朝日です。) なんだかんだで2010年ですね。 今年は病院の仕事で当直やらでバタバタしてて、お節も食べず初詣も行かず、今に至ります。 というか、医者になってから、正月はいつも病院にいたことに気づきました。 別にworkaholicでもなんでもないんですが、下っ端のときは正月にいるのは当然だったですし、 . . . 本文を読む