日常

「坂東玉三郎講演会―演じるということ―2014」

2014-06-29 10:08:44 | 
明治大学で「坂東玉三郎講演会―演じるということ―2014」を聞いてきました。 遠く離れた壇上だったけれど、坂東玉三郎さんのたたずまいや、存在、歩き方、目の動かしかた、手つき、足の揃え方・・・・全体からも細部からも、かなり強い影響と衝撃を受けた。 おっしゃったことで強く記憶に残ったこと。 ・4本柱:物語性、音楽性、構成、個人芸 ・「「唄い」は教えられますが「唄い心」は教えられません。」 ・ . . . 本文を読む

田口ランディ,秋山眞人「フォースを使え」

2014-06-28 12:07:27 | 
田口ランディさんと秋山眞人さんの「フォースを使え」JMAアソシエイツココリラ出版事業部 (2014/05)を読みました。 **************** <内容(「BOOK」データベースより)> 作家の田口ランディ氏と日本を代表する超能力者の秋山眞人氏が、科学主義、原理主義を超える超能力、覚醒、精神世界について徹底的に語り合った精神世界の入門書。 **************** 面白かった . . . 本文を読む

医療とArtとCreation

2014-06-26 07:22:16 | 考え
Leonardo da Vinci 洗礼者聖ヨハネ(San Giovanni Battista)(1513-1516), ルーヴル美術館(パリ) (画像はWikimedia Commonsより) 医療はサイエンスとアート。 サイエンスも大事だが、アートも同じくらい大事だ。 アートは技術でもあり芸術でもある。 特に代替医療はアートの側面が強い。 ゴッホとモネの印象派と北斎の浮世絵に優劣がないの . . . 本文を読む

高橋巌・荒俣宏「神秘学オデッセイ―精神史の解読」

2014-06-20 21:32:56 | 
高橋巌さん、荒俣宏さんの対談「神秘学オデッセイ―精神史の解読」平河出版社 (1991)を読みました。 ワタリウム美術館の「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」にて、高橋巌さんと坂口恭平くんの対談があり、そこで放たれる高橋巌さんご本人のオーラ(アウラ)を受信し圧倒され、それでなんとなくこの本(神保町でむかし買ったのが突然本棚から落ちてきた・・・)を読み始めました。 そしたらえらく面白く、一気に読み . . . 本文を読む

森岡正博「まんが 哲学入門 -生きるって何だろう?」

2014-06-19 08:22:01 | 
森岡正博さん、寺田にゃんこふさんイラストの「まんが 哲学入門――生きるって何だろう?」講談社現代新書(2013/7/18)を読みました。 読みやすくサラサラ読めた。森岡さんの著作だけあって、さすがになかなか深かったー。 ***************** <内容紹介> 「生きるってなんだろう?」 ――誰もが一度は考えたことのある問いに、「時間」「存在」「私」「生命」の4つのテーマから迫っていく。 . . . 本文を読む

一条真也さん

2014-06-12 10:45:09 | 
ここ最近は、本職の仕事が輪をかけて忙しくなり、さらに人と会うことも多く、ゆっくりブログをかけていなかった・・・。またまとめて書きたいのだけど、まずは先週土曜にあった感動的な体験から。 一条真也さん、みなさんはご存知ですよね??  一言では語れない圧倒的にすごい方。 毎日書いている圧倒的な質と量のブログは間違いなく日本一です。 (個人ブログ以外に、冠婚葬祭やホテル業もされている大会社サンレーの . . . 本文を読む

仕事と使命とメタファー

2014-06-07 23:01:48 | 考え
メタファーというものは大事だ。 僕らは、何かを新しく理解するとき、適切なメタファーがないと理解できないからだ。 仕事や使命というもの。 遠い彼方からやってくるものではなく、教わるものでもなく、それはいますでにやっていることの中に含まれている。 無意識のうちに、生まれた時から既にそのプロセスは進行している。 あとは、それを意識的に理解するだけ。 思い出す必要がある。その時にメタファーの力を必要と . . . 本文を読む

竹宮惠子『地球へ…』

2014-06-06 22:46:04 | 
本職の仕事で呼ばれ、小倉へ。 そこには北九州市漫画ミュージアムという素敵な場所があり驚く。 そこには大量の漫画があった。 5万冊ほどある中から突如目に飛び込んできた、竹宮惠子さんの『地球へ…』(テラへ)を一気読み。 1978年。SF漫画。 あまりにすごすぎて意識失いそうになった・・・・。(^^;   人類のエゴで自然が破壊され尽くされた未来の話。、 「人類が地球を窒息させている」とある人間が . . . 本文を読む

村上春樹「女のいない男たち」

2014-06-03 13:55:49 | 
村上春樹さんの短編集「女のいない男たち」文藝春秋 (2014/4/18)。 1回読み終わり、再度2巡目を読み終え、ブログを書きかけ、再度3度目を読んだ。この不思議な吸引力はすごい。 春樹さんの人物描写には驚く。言葉の選び方や当て方もすべてがフィットしている。倫理を越えた文章表現に時に背筋が凍るくらいだけれど、自分の中の深い場所があたたかくなったりふくらんだり、動いたりしているのもよくわかる。 同 . . . 本文を読む