日常

野球

2010-07-28 23:31:38 | 雑多
チケットがあまったということで、唐突に野球観戦に誘われた。 東京ドームは職場からも近い。 途中の仕事を、文字通り途中で放り出し、東京ドームへ。 やはり、なんでも生で体感するのは違う。 実際の野球。 延長11回裏。ツーアウト1塁2塁。 カキーンと音がしたボールは、放物線を描いて、自分の右から左へと、高く高く移動した。 スリーランホームラン。 いやー興奮。 「ホームランだ、やったー!」 という . . . 本文を読む

せせこましい自我

2010-07-24 15:02:17 | 考え
芸術では、「意味がよくわからんけど何かグッと来た」っていう感想が多い。 それは、意味とか言葉とかでひとまとまりにできない状態を、 あるスタイル(絵、音、踊り・・)で包み込まれたものとして受け取ったからだと思う。  言語が行きうる深さは意識界だし、非言語で行きうる世界は無意識界。 どちらがいいというものでもなくて、 それぞれの井戸は、掘れば掘るほど深い底でつながっている。 芸術の作り手が . . . 本文を読む

2010年度涸沢登山

2010-07-20 14:17:44 | 生活
学生時代から10年越しくらい毎年行っている涸沢登山に行ってきました。 2010年度涸沢登山 1日目は普通にノーマルルートで涸沢入り。 2日目は朝は布団を干して朝寝(朝5時に起きるので午前に眠くなる)。昼からは北穂高を往復。 3日目は朝3時に起きて、奥穂高、前穂高を経由して下山。 経験が少ない人も連れて行ったけど、無事怪我なく下山出来てなにより。 下界でも今年一番の暑さだったらしく、12時 . . . 本文を読む

オノズカラ(自ら)、シカル(然る)

2010-07-11 12:27:39 | 考え
自然。 Natureと自然(じねん)。 「自然」という漢字は、もともと「じねん」と呼ばれていた。 幕末から明治にかけて、西欧文化を取り入れるために、多くの翻訳語が急いで生みだされた。 Natureという英語に「自然」という漢字を当てて、「しぜん」と読むように、翻訳された。 もともとの「自然(じねん)」は荘子から来る。 漢字のとおり、「オノズカラ(自ら)、シカル(然る)」というもの。 本来的に . . . 本文を読む

自分の中の「こども」と「おとな」

2010-07-08 10:36:41 | 考え
「成長」を感じるときがある。 「成長」って、自分の中の「こども」の部分が、「おとな」の部分へ変わっていくような感じだ。   「こども」とか「おとな」って、永遠に自分の中で組み換えが置き続けるものなんだろう。 変わっていくとは言っても、どこかに消えてなくなったというわけではない。 自分の中の「こども」が自分の中の「おとな」の中へと大きく包み込まれていく感じだ。 自分の中の「こども」を、分け . . . 本文を読む

「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」

2010-07-05 07:13:36 | 芸術
2010年7月3日~10月11日まで、芸大美術館で 「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い 交錯する夢と前衛」という展覧会をやっている。 近所なので見てきた。まだ3ヶ月はやってるし、もう1回くらい観に行ってこようかな。 シャガールを観るといつも思うのは「無意識」に関して。 僕らが「無意識」を見つけたことで、抽象絵画なるものも同時に生まれた。 絵は、意識だけでなくて無意識にも広がる . . . 本文を読む

あなたの中の虫

2010-07-02 14:30:38 | 考え
中国の道教から来た健康長寿を願う庚申信仰がある。 庚申信仰のようなものは平安時代からあって(枕草子にも出てくる)、江戸時代では民間信仰のように広まった。 仏教(密教)・神道・修験道・呪術的な医学・・と、日本の民間信仰・習俗が複雑にからみあった複合信仰。 田舎の道端で<庚申塔>って書いてある古い石像を見ることあるけど、それはこの民間信仰らしい。 庚申信仰の世界観では、人の身体の中には三尸(さん . . . 本文を読む