日常

「青い鳥」メーテルリンク

2009-10-30 08:48:52 | 
メーテルリンクの「青い鳥」という本。 新潮文庫から出ていて420円。200ページ近くですぐ読める。でも、かなり深い。 岩波少年文庫の紹介では ************** 貧しいきこりの子どもチルチルとミチルは、「幸福」の象徴である「青い鳥」を求めて冒険の旅へ。「思い出の国」では祖父母と再会し、「未来の国」ではこれから地球に生まれてくる子どもたちと出会います。愛されつづけている名作。 ***** . . . 本文を読む

神田古本まつり

2009-10-29 00:31:36 | 
そういえば。 第50回東京名物神田古本まつり、10月27日(火)~ 11月3日 (火・祝)までやっとります。 これは本当に凄い。圧巻なのです。 出品点数のべ100万冊余という規模です。 1分で1冊読んでも100万分=16666時間=694日。 誰のためにもならない計算です。 お時間ある方は是非とも神保町へー。 単なる宣伝でした。(←誰に頼まれたわけではない) . . . 本文を読む

喪失や欠落

2009-10-28 09:17:53 | 
竹内先生の影響で「かなしみ」というやまと言葉を考えながら本を乱読している。 なかなかいい言葉を読んで、少し考えた。 死と悲しみについての言葉。 **************************** 親を亡くした人は、過去を失うのです。 配偶者を亡くした人は、現在を失うのです。 子を亡くした人は、未来を失うのです。 恋人、友人、知人を亡くした人は、自分の一部を失うのです。 ******** . . . 本文を読む

映画「ヴィヨンの妻」

2009-10-26 09:33:09 | 映画
「ヴィヨンの妻」 の映画を見た。まだ原作は読んでいない。 大学生協で、買って読んでみようかと思っている。 原作は、新潮文庫で380円という安さである。 ちなみに、青空文庫のおかげでネット上で無料でも読める(→「ヴィヨンの妻」太宰治)。 この小説は、太宰が自殺する2年前に書かれた短編らしい。 破滅的へと向かう自分を客観視しつつ、そんな自分を受け入れて肯定しようとしている揺らぎが伝わってくる。 . . . 本文を読む

「ムーたち」榎本俊二

2009-10-21 21:44:10 | 
榎本俊二の「ムーたち」という漫画がある。 これはスゴイ。 どんだけスゴイかと言うと、スゴクないと言わない人がいないと思わない人がいないくらい、スゴクないの反対くらいスゴイ。 この言い回しは、明らかにこの漫画の影響受けてます。読んでない人には意味不明でスミマセン。 この漫画の根底に流れる、徹底的に言葉を解体しまくる言葉遊びはすごい。 ちなみに、Amazonでの紹介文もこんな感じでよくわからん。 . . . 本文を読む

大野一雄フェス2009 プロジェクト大山

2009-10-18 15:33:09 | 芸術
今は当直中。暇です。 PCにむかって文字を打っていると、周りからはまるで仕事しているように見えます。 10月17日に、大野一雄フェスティバル2009というところで、プロジェクト大山が踊る『「動乱に生きた人々」 ~モダンダンスのリコンストラクション 』を見てきた。 とても素晴らしかった!! 理屈抜きに、まずその一言に尽きる。 (【注】プロジェクト大山の踊りに関しては、 ○踊りの原点(2009 . . . 本文を読む

●名言集 その13

2009-10-16 15:46:31 | 名言集シリーズ
『一日一日を、たっぷり生きていくより他は無い。 明日のことを思い煩ふな。 明日は明日みずから思ひ煩はん。 今日一日を、よろこび、努め、 人には優しくして暮らしたい。 青空もこのごろは、ばかに綺麗だ。 舟を浮かべたいくらい綺麗だ。 山茶花の花びらは、桜貝、音立てて散っている。 こんなに綺麗な花びらだつたかと、 ことしはじめて驚いている。 何もかも、なつかしいのだ。』 太宰治「新郎」より . . . 本文を読む

毎度

2009-10-14 19:03:42 | 生活
今日は医学部の大学院の試験だった。 一夜漬けしようとしていたけど、疲れてすぐに寝てしまったので、 試験当日の朝に一朝漬けしようかと思ったけれど、朝のテレビでミシェラン京都版のをやっていたので、結局そちらを優先してしまった。 そんな感じで試験を受けてきた。とにかく疲れた。 明日は面接試験である。担当教授に言いたいことを言って帰ってくる予定。 大学受験時代の10年以上前の記憶がフラッシュバック . . . 本文を読む

「風の旅人」38号

2009-10-12 10:07:54 | 
少し話題が遅れましたが、今月の「風の旅人」38号(FIND the ROOT 彼岸と此岸 時の肖像)、あいからず期待を裏切らず素晴らしかった!! まだ定期購読していない人がいたら、是非買ってほしいです。(ブログ上でかなりしつこく宣伝している気が・・。まだ買ってない人はなかなか頑固な人ですね・・) この雑誌は、表現の世界では間違いなく極致だと思います。それほど素晴らしい。 写真は本で見るのが理 . . . 本文を読む

台風のあと

2009-10-09 23:07:35 | 生活
当直中。今は平和です。 前回トピックの「ダンサーインザダーク(2009-10-07)」は、映画を見た後にあまりに衝撃を受けて、何かにとりつかれたように一気に書いてしまった。いやーあの映画はすごい。スゴイものやスゴイ人から受けるエネルギーも、同じくスゴイ。 ・・・・・・・・ ところで、今日は台風が過ぎ去り、空気がとても澄み渡っています。 空のグラデーションも大層美しくて、「青色」という言葉の . . . 本文を読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク

2009-10-07 12:54:29 | 映画
映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」をDVDで久しぶりに見た。 (→予告編の動画はこんな感じです。) 大学生のときに映画館で見た記憶がある。 2000年度のカンヌ映画祭でパルムドールも受賞している。 当時見た時、最後の衝撃的なシーンに引きづられ「こんな辛い表現で終わらせる必要があるのだろうか。ハッピーエンドにはならなかったのか」と自分に都合よく解釈してしまい、映画全体が包む内容をよく把握できな . . . 本文を読む

「こころ」と「道」

2009-10-04 09:33:54 | 考え
オリンピック誘致に関して、「こころ」や「道」に関して考えたことを書き連ねてみる。 オリンピックが東京で開かれないということだった。 代わりにブラジルで開催される。ブラジルは未開催だったみたいだし、現地の人の熱狂ぶりを見ると、ブラジル開催で本当によかったと思う。 ちなみに、<オリンピックを東京で!>という誘致のためのイベントだけで合計150億円も使っているらしい。浮世離れした金銭感覚だと思う。 . . . 本文を読む