日常

2014

2014-01-03 00:02:09 | 時事
2014年明けましたね。
新年明けましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いします!



今年は1/2から働いています。


なんとなく街や環境がひっそりしているときに働くのが好きなようです。
大みそかの当直とか正月勤務とかも好きです。
そんな矛盾した性質が、昔からあります。

そうは言うものの。
自転車で1/2の街を疾走すると、既に空いている店もチラホラあります。
今年もお疲れ様です。
と心の中で思いながら通り過ぎます。




社会全体が楽天的なときは、自分はどうも不安になります。
社会全体が不安なときは、自分はどうも楽天的になります。

昔から、ひそやかにバランスを取るのが好きなようです。





年賀状、まだ書けてません。
出して頂いた方には、必ずいづれ書きます。
しばしお待ちください。



2014年は少しずつ世に向けてOutputしようかと思い、
NOTH
<ひとのこころとからだ>
というところで講座をします。


自分の事を知らない方も、
HPを見ていただけると、どの人かなんだかうっすらとなんとなく分かると思いますので、
もしお時間空いてたら是非ご参加ください。
よければ、ブログから来たよ、と。
声をかけてもらえると嬉しいです。
なかなか実際お会いすることがないもので・・・。





<自分の中>というものは不思議な場所です。

「自分」を守る手段として、大きな塀を作り上げていたり、開かずの部屋を作り上げていたり、・・・
巧妙に色んなブロックが形成されているようです。まるで障害物競走のようです。


もちろん。当時としてはそれは「わたし」を守るための一時的な防衛手段だったのだと思いますが、
自分で作り上げた塀や壁をすっかり忘れてしまうことが多々あります。
自分で鍵をかけながら、その鍵を捨ててしまうようなもの。
もともと設計図も書かずにその場しのぎで作り上げているので、東京の街のように複雑怪奇に入り組んでいます。


そうは言うものの、あくまでもその回路は自分の中なので、いづれその回路は元通りにするか交通整理しなければいけません。
いつまでも渋滞や交通事故が起こり続けているのを放置してはいけません。それは自分の中の街なのですから。


そんな閉じられた場所や高い塀で囲まれた場所は強い重力を生み出す場所らしく、その重力から逃れられずにグルグル周遊することが多いようです。
そうなると、なかなか自由な旅に行く事は叶わず、ある強い重力場にとらわれた呪縛から逃れることができません。


そういうブロックや壁を解放する一番大きい手段は、その存在に「気付く」ことのようです。
不思議なもので、「気付く」ことで視点は一段階上の次元へと移り、その支配から自由になれるようです。
それは回路や見取り図を鳥の視点から俯瞰するようなもの。虫の視点と鳥の視点の二つの視点が重要なのです。ズームインとズームアウト。


「夢」も、「気付く」ことがないとそれは永遠に「現実」のままです。夢の中に閉じ込められます。
「夢」を「夢」だと気付くことで、それは「夢」だと認識できます。目が覚めます。
そうすれば、夢と現実を同時に生きる事ができるようです。


「自分」が内蔵している色んな構造やメカニズム。
自分で巧妙に作った罠。自分で作りだしたゲーム。
自分で自分に気づかないようにしているので、それは非常に巧妙なものです。
自分の手の内を知っているので、それはそれは鮮やかなものです。


色んなものに「気付く」と、それを楽しめるようにもなる。これは不思議なもの。
何か「気付く」瞬間を体験した人には、よく分かると思います。






ということで。
2013から2014年と言う風に年をまたいでいくと、色んなことに気付きます。
不思議なものですね。

この世には、因果的なメカニズムと、共時的なメカニズムが共存しているようです。
因果的なメカニズムは頭が心や体を支配しようとする動き。
共時的なメカニズムは心=体という現象です。心と体は同じものの違う顕れですが、それは自然そのものでもあります。
心と体は同じものですが、そこに境界線を引いたり無理やり分離したりすると失われるものがあり、それを一般的に魂と言うようです。
人間とは喪失することで初めて気づくことができ、再度取り戻そうとして成長していく、というダイナミズムがあるようです。




今年も新しい出会いがありそうで、好奇心にあふれています。
自分は未知のものに対して、<おそれ>も感じますが、それを凌駕する<好奇心>を感じてしまうようです。


世が世なら、打ち首、斬捨て御免、になるかもしれないので、この時代の日本に生まれてきて安心しています。有難うございます。


今年も色んなことに気付きながら、少しずつ成長したいもの。
人生という重層的な世界の、酸いも甘いも、薬も毒も、喜劇も悲劇も、・・・自分でえり好みせずに全て味わい尽くす一年にしたいです。


ということで。
ブログも含め、今年もよろしくお願いします!(^^

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
探検 (玉猫)
2014-01-03 07:22:54
人生で何が面白いかというと「自分で自分を探検する
事」ですね。外の世界も面白くて、TV見たり、
旅行したり、友達作ったり、色々探検したいけれど、
外を探検したがっている、<その自分>って一体、
何者なの? TVも 旅行もお金かかりますが、
自分への探検はお金かかりませんし・・・ (笑) 。
私の陋屋は「是誰庵」と言いますが、
ラマナ・マハリシの口癖 「Who are you ?」
のモジリです(笑)
返信する
Unknown (スー)
2014-01-03 07:57:01
講座案内見ました。せめて日曜なら・・・残念です。
以前人間関係入門という本を読みました。
機会があれば是非参加
してみたいです。
今年もよろしくお願いいたします。
返信する
なんか今年は (スイッチ)
2014-01-04 19:47:20
なんか、今年は
いい感じがするのです。

迷いが抜けて、なんでもできるような
そんな気配がしています。
逆に、何で今まで迷っていたのか
不思議に思うのだけど、それは
それで、必要であったんだなあとも思うのです。

稲葉さん、今年もよろしくね!

(^O^)スイッチ☆
返信する
素晴らしきスタートデスね (amyjumy)
2014-01-05 11:17:30
あけましておめでとうございます。

NOTHの講師、すごいな🎶
いよいよ出力ですね!
ますます、ご縁が広がりますねぇ!(^^)!

2014年もご活躍、期待してます。

昨年後半は、自分の作った壁に気づいて
よくも知らずに生きてきたわぁ…と
しばし自分が嫌になって、おこもりモード。
また、ボチボチ前を向いてまいります。

今年もどうぞヨロシク!
返信する
こんばんは (shi)
2014-01-05 20:42:22
あけましておめでとうございます!
そしておたがいもうすぐ誕生日ですね♪
稲葉さんにとって素敵な体験に満ちた良い年になりますように
今年もブログ楽しみにしています^^
講座おもしろそうですね~
こちら遠方なので行けそうに無いですが
とっても行きたいと思いました
がんばってください☆


>>人間とは喪失することで初めて気づくことができ、再度取り戻そうとして成長していく、というダイナミズム

この言葉すごく身に沁みます
今までの喪失や哀しみすべてに感謝したくなるような気持ちになりました。
返信する
今年もよろしくお願いします!!(^^ (いなば)
2014-01-06 16:21:53
>玉猫さま
そうですね。僕もあまり海外旅行とかそこまで関心がなくて、ある程度学生の時に行ったインド、アメリカ、ヨーロッパ、キューバあたりで満足してたりします。旅は、外に向かってするのも楽しいですが、やはり中に向かって内界を旅するのもとても楽しいです。実際、自分の中にはドロドロしたものもありますが、お宝もたくさんあるわけで、すべては自分の中に内蔵されているという思いが常にあります。それを忘れているだけ、というか。赤ちゃんの自由さや素晴らしさを見ていると、いつもそう思いますねぇ。

ラマナ・マハリシの口癖「Who are you ?」なんですねぇ。面白い。Whoを色々換えてみても面白いですね。
「How are you ?」
「What are you ?」
「Where are you ?」
「Why are you ?」
それぞれ、問いが哲学的ですねぇ。
今年もよろしくお願いします!!(^^


>スーさま
また機会がありましたら是非どうぞお越しください。
人間は説得ではなく共鳴や感応や感化で変わる、という言葉が好きなので、そういう共鳴する場にしたいな、と思っています。
今年もよろしくお願いいたします。

>スイッチさん
スイッチさんのような占い師の顔を持つかたに<今年はいい感じがするのです。>といわれると、そういう気がしますね。やはり占いなど深く無意識世界や偶然世界にコミットしている方は、いろんなものへの感受性やアンテナが高いと思うのです。

自分も、すべては必要なプロセスだ、ということは、個人レベルでも社会レベルでも思いますね。そういう意味で、この世界は「うまくできてる!」と感心することも多いです。

今年もよろしくどうぞ!また青森行きます!

>amyjumyさま
ブログがなかなか更新されてませんでしたが、御無沙汰です。

そろそろ出力の時期かな、と思います。周りの人からも、よくせっつかれているもので・・・(^^;

amyjumyさまも、今まで両立して生きてきたいろんな世界を統合しつつ、新しい表現に足を踏み込んでもいいのでは?と思いますよ。特に医療の世界はこれから変わると思います。

自分の作った壁に気づいて素晴らしいじゃないですか!
自分もこの前、自分の中に巧妙につくったブロックに気付いて愕然とするとともに感動しました。いやはや。
交流分析って、御存じですか?先生なら、この辺り勉強するときっと面白いと思いますよ。人間は幼少時に自分で自分のシナリオをつくり、知らないうちにそのシナリオが絶対化して、同じようなことを人間関係で繰り返していく、っていうものです。フロイトの精神分析を、一般向けに分かりやすく作り変えたものですが、面白いです。アカデミズムからは相手にされなかったようで、本当にもったいないです。
そういう幼少期のシナリオを、自分の中の壁やブロックっていうのも、少し関連なるような気がしますね。

今年もよろしくお願いします!!(^^


>shiさま
あけましておめでとうございます!
講座のようにして人に話すと自分の中でも理解が深まっていくので、結局は自分のためなのだと思いますね。今もその資料作りに励んでいるところです。

喪失や哀しみ。すべて起こるべくして起きてますよねぇ。
それを受け止める、受け入れる、受容できるようになる、というのはなんともすごいことだなぁと、自分もしみじみ感じています。ある程度の時間や経験も必要なようですね。いろいろ思い当たる節が自分もありますし。

今年もよろしくお願いします!!(^^
返信する