■蜷川実花展 ─ 地上の花、天上の色 ―
このブログにも書きこんでくれるShin.K氏とさくらば氏と共に、初台のオペラシティーで開かれている「蜷川実花展 ─ 地上の花、天上の色 ―」という写真展に行ってきた。12月28日の日曜が最終日で、前から行こうと思ってたけど、最終日に滑り込んでいくことができた。
蜷川実花さんは、演出家・映画監督の蜷川幸雄の娘で、映画『さくらん』の映画監督っていうのが一 . . . 本文を読む
クリスマスは病院の忘年会があって、幹事でもあった自分は酔っ払いの猛獣使い役で散々でしたねー。ミッドタウンのロマンチックな夜、恋人たちが愛を語らう欲望渦巻く隣で、嘔吐物処理をする自分。ゴシゴシと汚れた床を拭く。 酔っぱらいを自分の病院に連れて行き点滴を施す自分。ポタポタと点滴を落とす。
まあ、そういう下働きの師走です。
意識飛ばして記憶なくなるまで飲み続ける人って、やっぱり普段のストレスが溜ま . . . 本文を読む
■M1グランプリ 2008
M1はnon styleが優勝しましたね。わしは「爆笑レッドカーペット」で見た時から、彼らの完成度が高い正統派漫才は気に入って一押ししてたんで、優勝して嬉しかったなー。 オードリーもナイツも勿論面白かったけど、テレビで見慣れたネタな感じがあって、真新しさがなかったのがよくなかったのかもしれんね。
オードリーのすかし漫才(とろサーモンみたいに)が新しいスタイルであるのは . . . 本文を読む
■自分の源流・芯・核・軸・根
岡本太郎がかなり好きだ。
自分が精神的に辛かったりした時期に、なんとなく自分の組成を考えてみたことがあった。
組成のコア部分には、「自分はどんなモノ・感覚を大切にしているのか。何が好きなのか」がある。
■岡本太郎 手塚治虫
家族以外で、自分の源流、芯、核、軸、根っこ・・・に近いところにある人を考えてみた。
強烈な磁場を感じた人。強烈な「出会い」をした人。
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◆間寛平のマラソン
間寛平がEarthマラソンをやると言っていて、最近テレビで見かけることがある。
日本から東へ、ヨットとマラソンで、ユーラシア大陸とかをぐるっと地球一周して帰ってくる。
24時間マラソンとか含め、このモチベーションはどこからやってくるのかなぁと常々思ってたんだけど、朝見てたテレビで初めてわかった。
映像で出てたけど、阪神淡路大震災のときに、間寛平の自宅が完全に崩壊して、それを . . . 本文を読む
つい先ほど夜明けまで旧友と喋りまくってました。
つい先ほど長い入院生活の患者さんが亡くなりました。
■ギリシア神話の輪読会
ちょっと前まで岩波文庫のギリシア神話の輪読会をやってた。
ギリシア神話って、いろんな形で現代に根付いている。
ファミコン、セーラームーン、ビックリマンチョコ、漫画・・・・。なぜ時を越えてあのイメージが反復されるのかよくわからんかった。
でも、紀元前15世紀頃に口承形式 . . . 本文を読む
明日の午前の学会(日本冠疾患学会っていうかなりマニアな学会)のスライド作り終わったー。そろそろ古典輪読会の準備のために岩波文庫のギリシア神話読まないといかん(まだ1ページも読んでない)。
最近は「火の鳥」とか「もやしもん」とか「神聖喜劇」とか漫画にはまってなかなか進まんかった。わしは昔から、締切前日にならんと事が進まない弱い人間のグループの一人なので、29年間こうやってギリギリの自転車操業続けとり . . . 本文を読む
いまさらなことを言いたいと思う。
いまさらだけど、わしは「考える」のが趣味で、そしてすごく好きなんだと改めて気づいた。
「考える」ってのは、「思う」とか「感じる」とか「祈る」とか「悩む」とか、その辺と同じ地平にあって、同じようなカタマリで、光の当て方が違うと違う名前に変化しちゃうだけで、ほとんど仲間のようなもんだと思う。
人間って、基本的にいつも何か「考える」んだと思うけど、全て考え出すとキリ . . . 本文を読む
「私は貝になりたい」のIs氏へのコメントに、呼応して書いてたら、ドンドン長くなって発展してきちゃったので。別のトピックに分けちゃった。
■同時代の気分
映画も小説もそうだけど、どういう終わり方が好きか
っていうのは、個人的な趣味趣向ってあると思う。
たとえば、よしもとばななは『TUGUMI(つぐみ)』 (中公文庫)
のインタビューで、
P244
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映画『私は貝になりたい』を見てきました。
ミスチルが主題歌、坊主割引、Is氏に誘われたというのがきっかけ。
基本的にいい映画だった。お薦めできる。
途中のとこで何回か涙してしまった。
内容書くとネタばれするんで書きませんけど、
感じたことは
・軍隊生活の不条理な暴力(これは色んな文学で書かれているんで凄まじいんでしょうね。岡本太郎も、軍隊で絵を描かされたのが人生で最も辛い空白の数年間だったっ . . . 本文を読む
■Nina simoneの「He Was Too Good To Me」は最高!
最近は日々学ぶことが多くて、ふと外を見ると天気もよく晴れてたりして気持ちよくて、いい気分です。
ふと病院の待合室にあるラジオからSalyu versionの「to U」が偶然流れてきたり、Nina simoneの「He Was Too Good To Me」が偶然流れてみたり。それだけで一日が幸せ感に包まれちゃう。 . . . 本文を読む
■カッコーの巣の上で One Flew Over the Cuckoo's Nest
この前のトップランナーでの宮崎あおいの演劇論に感銘を受けて、その宮崎あおいの演技を見てみようかと思って、『好きだ、』をツタヤに借りに行ったのです。
あと1本くらい借りようかと思って、ふと目に入ったのがこの作品。
なんとなく古くて、時代に色褪せないイイ作品を見たいって気分でもあった。
『カッコーの巣の上で』 . . . 本文を読む