ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

珍客。

2009-07-17 | Weblog
職場のおんにゃの子が突如大騒ぎを始めた。
何かと思って振り向くと。


蜥蜴が一匹。


サイドラインも鮮やかなカナヘビである。
どこから入ってきたのだろう。
どの入り口からも、離れまくっているシマまでよく来たものだ。


隣の席の人によれば、コンクリの上にプラ板を渡し、LANケーブルを埋設してる関係で、どこから入ってきてもおかしくないのだという。
だからといって、ほっとくわけにはいかぬ。


どこぞでひからびて、百舌鳥の早贄みたいにかちかちになっていても可哀想というので。
下机をひっぱりだしたりゴミ箱をずらしてみたり。
蜥蜴一匹のせいで、大掃除のような騒ぎである。
ところが、すったらもんだらしているうちに、ご本尊は隣のシマであえなく御用とあいなった。


こんな騒ぎに、目を爛々と輝かせて参加しているようでは、愛され系女子の道は日暮れてなお遠いようである。
んが、カナヘビなんざ我が家の庭でいくらでも見かけるものだ。
見慣れたモンにきゃーきゃー怯えるわけにもいかず。
大騒ぎするおんにゃのこ達をなまぬる~く見守ってみたりする。





「こんつわ」もんや、もっとひどい人間にくらべたら。蜥蜴の一匹や二匹。
じつにかわいいもんじゃありませんか、ねえ。
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コメント
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