ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

枝豆。

2009-07-29 | Weblog
ビールのおとも、というわけではないが。
我が家にも自家製枝豆が出現した。


先週末、おばの納骨式に出席するため、車にBooじーちゃ。を、搭載し。
実家に向かったおかんさまとおとんさま。


……つーかさ。


なんで、それで、農作物まみれな荷物が行くときよりも増加してますかおかんさま。


目的は手段と意欲の方向性の前には消し飛ぶんだろーか。


ワタクシメのつっこみにも反応しないおかんさま一行。
返事がない。すっかりグロッキーのようだ。


しかたなく、ワタクシメが枝豆を茹でることに。


…………。
あのー。
なんでインゲンマメが混じってますかおとんさま。


インゲンマメだけではない。
雨が降ってきたというので、適当超特急でおとんさまが収穫したという袋の中身は、半分近くが葉っぱと茎である。
でかいボウルにぶちまけて水を出し、汚れをざっと流しながら、実だけをよりだし、ザルに上げる。
二回ほど米をとぐように水を替えた後。


どん、と取りいだしましたるは擂鉢。


よく枝豆を茹でる人は知ってると思いますが。
莢に生えている毛は、相当な剛毛である。
なので、毛を落としておく必要がある。


擂鉢に塩と枝豆をひとつかみ入れる。
欲張って一度に入れる量を増やすと、あまり綺麗に毛が取れないので要注意。
塩は研磨剤の役目を果たし、なおかつ下味がつくので一石二鳥。
米を片手とぎするように、擂鉢の底に擦りつけてかきまわすのだが。
豆が潰れないよう、あまり力を入れすぎないのがポイントである。
後は、適当なところでぐらぐら沸騰しているお湯へ放り込むだけ。


個人的には固めの方が好きなのだが。
胃が不調なため、柔らかめにゆであげたのをちょっぴりいただく。
後は、目の前でおかんさまご一行の胃袋におさまる大量の枝豆(インゲンマメ入り)を見届けるだけでしたとさ。
嗚呼。





今日のお昼もおにぎり一個だったしなあ…。
いつになったら胃袋も復調することやら。
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