ノック。 2009-07-19 | Weblog 二階の自室の外は、墓地である。 この季節になると定番なのだが。 夜になると例の音が始まる。 夜中にガラス窓をノックされるのは、何度聞いてあまり楽しいものではない。 集中して机に向かっていたりするとなおのこと。 かつ。…かつかつ……かつ。 途切れ途切れのノックの音にうんざりして、戸を開ける。 すると、そこには。 網戸にしがみついたカナブン数匹。 だだ暗い墓地からは、めっさ明るく見えるのかもしらんが。 光に寄ってくる習性があるからといって、ガラス窓に頭突きをかまされるのも勘弁してほしいもんである。