夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

BABYMETAL AWAKENS -THE SUN ALSO RISES- 参戦記その3

2019-08-10 15:27:48 | ライブ
後から新しい衣装を確認して思ったのは、この衣装は蝶、アゲハ蝶をイメージしているのかなと。

ダークサイドは蛹。美しい蝶として舞うための準備期間。
そんなイメージからの最初の羽ばたくスクリーンの演出だったのか。
SU-METALもMOAMETALもかわいいというよりは美しいと表現するのがしっくりくる。
髪型もポニーテールとツインテールに戻ったが、大人っぽくアレンジされている。

ステージの近くにはシューティングクレーンが動いており、
撮影しているのは間違いなかったが、後から確認したらWOWOWの撮影チームだったようで、これは久しぶりのWOWOWのライブ放送があるかもしれない。
そして、神バンドメンバーチェック。と思ったら、これまでの白塗りコープスペインとではなく、プレデター風のハーフマスクを着けている。全員共通だ。
ただ、楽器でメンバーはすぐわかった。
上手のギターは白のストランドバーグLedaさん。
下手ギターはESP E-Ⅱ ぶっといネックはISAOさん。
ベースはもちろんATLIER Zのカスタム赤 BOHさん。
ドラムは弧を描いたシンバル用スタンドが特徴的なYAMAHA 青山さん。
いつものメンバーだな。Dark Night Canivalのときはドラムが青山さんじゃなかったから、青山さんのドラム久しぶり。
しかし、あのマスクは何とかならんもんか。
演奏面でも神バンドのソロもなくなり、すっかり神バンドの存在が後退したようにも思える。
しかし、今回はフロント3人体制の新生ベビーメタルを印象付ける意味から、神バンドをあまり前に出さないようにしてるのかもしれない。
2曲目は「メギツネ」だ。めずらしい。
1曲目のセトリは以前はよくあったのだが、新曲を1曲目に持ってきたからか。
そういえば、201年の横アリ公演の時も一曲目が新曲「The ONE」だったから、
久しぶりの横浜アリーナでセルフオマージュか。

スクリーンに映されるSU-METALとMOAMETALには笑顔が溢れている。
DARK SIDEのときに笑顔がなかったわけではないが、
こんな溢れるような笑顔が見られたのは久しぶりのようか気がする。
盛り上がりは既に最高潮。
目の前のピットでは狭いのにもうサークルが出来ている。

2日目もアヴェンジャーズにはマイクは与えられていない。
アヴェンジャーズはあくまでダンス専門のようだ。
Scream&Danceを担当するのは正式メンバーのみということか。

インド風の新曲となった。
後ろのスクリーンには万華鏡的なイメージが投影されている。
そういえばBOHさんがボリメタルがどうしたとかツイートしていたな。
これの伏線だったのか。
インド風と言えばモー娘。の「恋のダンスサイト」を連想してしまうだが、
まさか鞘師里保さんがアヴェンジャーズになったこととは関係あるまい。
「PA PA YA!!」といい、3rdアルバムは日本を含めたアジアがテーマのひとつになっているのかもしれない。
個人的には、ちょっとポップよりかなという印象。
アレンジにもう少しベヴィーな要素がほしい気がする。

「Starlight」はSU-METALのボーカルを堪能する曲。
今回の宇宙、銀河を思わせるスクリーンの映像演出はとてもよかった。

そして、公演直前にリリースされた「PA PA YA!!」
DARK SIDEのディスクに付いてきたゴールドディスクに収められていたので、
早速リッピングして横アリへの車中でも聴いてきた。
大して聴き込んでいないが、ちょっとシンプルすぎるような感じを受けた。
「鋼鉄の夏の調べ」らしいので、サマーソニック用かな。ライブでは盛り上がりそうだと思っていた。
ライブにはいつもはゲジゲジロゴのタオルを持っていくのだが、
この曲があるので、久しぶりにクラッシュロゴの東京ドームタオルを持ってきた。
嫁メタル用にSUN&MOONのマフラータオルを購入し持たせてある。
イントロから大盛り上がりですよ。
フェスとかの映像を見て「タオル回しなんて」と思っていたが、
みんなでやると楽しいもんですね。
しかし、この位置でもパイロは熱い!
そして今日もF.HEROさん登場。
野太いラップが会場に響く。本職のラッパーは違うな。
SU-METALのクリーンハイトーンヴォイスとの対比がいい。

1日目のセットリストはチェック済み。
アヴェンジャーズがいる中では2日目も同じセットリストかなと思っていた。
新曲を除けば、あと鉄板のセットリスト。
「ヤバ!」を聴いたのが久しぶりかな。
3人体制が復活したので、ソロ曲はなし。
SU-METALのソロをやれば、BBMの曲もとなるがアヴェンジャーズにマイクはない。
MOAMETALのひとりGJ!とか勘弁してほしい。
広島のことを思い出して本当に切なくなる。

その替わりと言っては何だが、3人休憩用のインタールードが挿まれている。
「The ONE」の前の映像付きのインタールードが印象的だ。
かなりエフェクトがかけられて分かりづらいがSU-METALの声が入っている。
デジコアっぽいその曲は上田剛士かなと思ったが、まあ違うだろう。
この手の予想は当たった例がない。
映像もなかなか凝っており、この公演が映像化されるときはこの映像も収録されるかな。
いや、ニューアルバムの特典かもしれない。

やっぱ締めはRORだよね。
昨年のDark Night Carnivalのときも聴いたはずだが、感じ方が全く違う。
何が違うんだろう。
YUIMETALがいないことには違いないのだが、やはり3人体制に戻ったのが一番大きいのか。
演者も見る側もこの体制を受け入れる気持ちになったというのがあるんだろう。
久々の「We are?」「BABYMETAL!!」のコール&レスポンス。
SU-METALとMOAMETALの笑顔が輝いているように見える。

最後の紙芝居。
10月にニューアルバムリリース
11月にさいたまと大阪での公演
そして気になる20201010
先が見えない昨年とは違う。希望が見える。

久しぶりに笑顔で迎えられた終演。
とりあえず東京まで戻ったが、指定をとった新幹線まで時間があったので、嫁メタルと二人で打ち上げ。
とくかくダークサイドのスタイルに不満だった嫁メタルも今回のスタイルには満足していたようだ。
YUIMETALがいなくなったこともようやく受け入れられたみたい。
こんな楽しい気分でライブ後に酒が飲めるのは、一昨年の名古屋以来かな。
そう、来週は名古屋でMOAMETALの誕生祝だ。2週連続でBABYMETALのライブ自体が初めてだな。
その前に、グラストンベリーとブリクストンが待っている。