<リニア中央新幹線>「品川始発」…JR東海、最終調整
7月3日2時31分配信 毎日新聞
リニア中央新幹線想定ルート |
リニア建設に当たってJR東海は、深さ40メートルの大深度地下を基本にしているが、40メートルに満たない場合や地上施設を建設する際は地権者の同意 が必要となる。品川駅の地下なら、出入り口などの関連施設を地上に設けても、こうした手続きは不要だ。同社は既にボーリングによる地質調査に着手してい る。
さらに、品川駅から南に約3キロ離れた品川区八潮には東海道・山陽新幹線の点検修復作業を行う東京第1、第2車両所(計約38万平方メートル)があり、リニアへの活用も検討する。リニアの車両基地は計画ルートの沿線に確保する方針だ。
都心部に拠点のなかったJR東海は、03年10月の品川駅開業に合わせ、「のぞみ」の大量投入や全列車停車に踏み切るなど、品川の拠点化を進めてきた。一方、始発駅の有力候補だった東京駅や新宿駅は、スペースの確保や地権者の同意が困難と判断した模様だ。
【斎藤正利】
◇リニア中央新幹線構想
磁力で浮上するリニアモーターカーを時速500キロで走らせ、東京-名古屋間を40分で結ぶ。山梨実験線に新たに3550億円を投じ、13年度までに総延長42.8キロの路線を延伸整備し、営業路線に転用する。総事業費5兆1000億円はJR東海が自己負担する。
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