されないのか?と心配していた田植えと給桑ですが、それぞれ無事に終わったようです。
天皇陛下が田植え5/26(水) 14:24配信 時事通信社
慣例として天皇陛下へ敬意を表して「お田植え」なのですが、時事通信社は天皇陛下への敬意を表することを止めてしまったようです。
まあ、今上への表敬は必要無いという気持ちはよーーく解ります。
それでも、「お田植え」として欲しかった。
全国で「お田植え祭り」がされるように、神事ですから。
天皇陛下が皇居でお田植え 水田に苗20株(2021年5月26日)
天皇陛下はきょう、皇居の水田で毎年恒例の田植えをされました。 長靴姿の陛下は、先月まいた種もみから30センチほどに育った苗、あわせて20株を植えられました。米の品種はうるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチで、陛下は水田に入ってしゃがみ、1株ずつ丁寧に植えられていました。皇居での稲作は昭和天皇から代々引き継がれたもので、陛下が携わられるのは3度目です。秋には陛下が稲刈りをされる予定で、収穫される米は11月に行われる新嘗祭などに使われます。(26日13:00)
今上もこのような伝統行事をされる時はさすがに天皇らしい風格が感じられます。
この方の水関係の講演は、廣木教授が手取り足取り指導されているのでしょうが、精一杯の背伸び感が痛々しくて報道映像を拝見しているといたたまれない気持ちになります。
省庁、政治家は天皇への敬意も尊重する心もなく、ただ自分達が便利重宝に使えるブランドとして「天皇」を残しておきたいのではないか。
そんな風に私は感じている。
皇后さま 皇居で「御給桑」飼育の蚕に桑の葉与える(2021年5月26日)
皇后さま、皇居内で蚕に桑の葉…にこやかに「いつ繭を作りますか」5/26(水) 17:11配信 読売新聞
皇后さまは25日、皇居内の紅葉山御養蚕所で、蚕に餌をやる「給桑(きゅうそう)」に臨まれた。にこやかな様子で純国産種の「小石丸」に桑の葉を与え、職員に「いつ繭を作りますか」などと尋ねられた。皇后さまは昨年から養蚕に取り組んでおり、今年も約1か月かけて蚕を飼育し、繭を収穫される。
「いつ繭を作りますか?」て、養蚕は今年初めてじゃないでしょう。
養蚕について少し学ぶ気があれば、30分もあれば養蚕のあらましは知ることができるでしょうに。
毎日何をしていらっしゃるのでしょうか?
午後5時に養蚕所へお出ましって、少々遅くないですか?
確かに桑を食べる時期のお蚕には昼夜を分かたず桑の葉を与える必要がありますが、わざわざ夕方にお出ましになるには理由があるのでしょうか。
私が3,4歳のころだったと思います。祖母の家では蚕を飼っていて、夜、裸電球の下で大人達が汗を流して忙しく蚕に桑の葉を与えていた情景をぼんやりと覚えています。
建物の中に響く蚕が桑の葉を食べる「シャーーーーーー」という音と蚕と桑の匂いを今も覚えています。
美智子皇后のしんねり、くねくねとした給桑も、雅子皇后のこわごわと桑の枝を置く給桑も、本当の給桑ではない。
香淳皇后の給桑は手慣れていて、たぶん御自分で蚕を育てていらっしゃったのでは?
晩年の昭和天皇は水田の端でお田植えされていましたが、お若い頃は水田に入ってお田植えされている写真を見た記憶があります。
昭和天皇も香淳皇后も実際に御自分で稲作、養蚕をされていたのは、目出度く有り難いことと思います。
現在は形だけになってしまいましたが、それで良しとしましょう。
悠仁殿下は農作業に興味を持たれて、稲作もされているとか。
悠仁殿下が天皇として水田に入ってお田植えをされる姿を拝見したいです。
日本は瑞穂の国ですから。