表面的、儀礼的な横浜宣言で終わったTICAD9だが、一般向け報道には出て来ない水面下の各所では実りあるパートナーシップが構築された、と、思いたい。
TICAD9の掉尾を飾るはずだった宮中茶会

なんだかガラーンとしてますね。
会場を彩るものは部屋の隅に置かれた申し訳程度の生花一つだけ。
供されたのは一杯の飲み物だけ。
女性皇族方がお召しになった格調高い和服が場違いに見えるほど、見すぼらしい設えです。
皇居・宮殿も中央に立つ方が”庶民”ですと賃料の高いコンベンションホールと変わらなく見えます。
TIKAD9には、アフリカ53ヵ国のうち49ヵ国が参加、首脳級が来日したのは33か国でした。
33ヵ国中、何か国の首脳が宮中茶会に出席されたのでしょう。

27ヵ国・1機関 首脳ら37人でした。
ちなみに、2019年のTICAD7では宮中茶会に32ヵ国、44人の首脳らが出席しています。
TICAD恒例となっている宮中茶会も寂しくなったものです。
3年後の次回はアフリカで開催されるそうですが、日本が提唱して始まったTICADに日本の席が無くなることは無いでしょうが、肝心の発言力はどうなっているのか…TICAD自体が既にオワコン化しているのではないか、そんなことを考えました。

媚びるような甘えるような笑顔で愛想を振りまく今上。
愛子さまの勝負笑顔「にぃ~」の原点を見ます。

雅子さまも甘えるような笑顔でご挨拶。
「儀礼的元首」も一応元首なのだから、夫婦して他国のかたに媚び甘えるような笑顔を見せるのは止めて欲しい。
国の格が下がるではないか。


愛嬌はあっても、何方へも媚び甘えるということは一切為さらない皇嗣殿下と皇嗣妃殿下。
ふとした瞬間に御見せになる高貴な風格。

「にぃ~」の愛子さまが、ふとした瞬間に御見せになる本性。
底光りする眼を据え、睨め付ける愛子さま。
今回の宮中茶会で、愛子さまはカーツィィのお披露目をされました。

目上の王族に対してのみ行うカーツィィ。
愛子さまは、国王夫妻にカーツィィをされました。

続いて佳子さまも。
愛子さまの初カーツィィは、アピールどころ、の筈だったのですが、
宮内庁youtube動画には、愛子さまがカーツィィされる姿はありません。
ニュース動画でも、愛子さまのカーツィィを報じているのはFNNプライムオンラインの動画だけです。
愛子さまが和服姿で膝を落とすカーテシーを披露!天皇皇后両陛下がアフリカ首脳招き宮中茶会
特に問題無さそうなのに、宮内庁youtube動画に愛子さまのカーツィィの場面が無いのが不可解です。

空間が大きく感じられる部屋で、宮中茶会というより、民間ホールでの顔合わせ会のような30分を終えてお帰りになるお客様を玄関で見送る今上と雅子さま。
ピシッとした着付けが旅館の女将らしさを引き立て、今上の丸まった背中は番頭さんらしい…
後ろ姿はそのひとを雄弁に物語るといわれますが、尾羽打ち枯らし番頭に甘んじる「天皇」の傍らには、クラブ「インペリアル」のママが得意げにしゃしゃり出て…?

お客様を乗せたバスが出発するのを待つ今上と雅子さま。
今上は雅子さまの顔色を窺いつつ、阿るように話しかけ続けていらっしゃいました。
笑顔で楽し気に話しかける今上の眼には、かすかに怯えが見えるのですが、、、見間違いでしょうか。